貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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【日能研6年生】公開模試第3回(4月5日)の出題内容

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育成テストの社会の範囲は再び歴史に突入してますね。
今週末は奈良時代~平安時代かな?
以前まとめた年号ごろ覚えが再び役に立っております!
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp
1.5回分を一気に進むんですね、6年生の歴史は・・・。
さらに覚えることは増えてるし。
以前のごろ覚えは範囲外までまとめていたので、6年生の範囲にちょうど良い感じです(*^^*)
ぜひ参考にしてみてください!

さて今日は、日能研6年生第3回(4月5日実施)公開模試の出題内容を振り返るものです。
来年以降の後輩に向けて!
まとめてみたいと思います。

日能研全国公開模試(6年生・4/5)概要

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「6年生」になって初めての公開模試です。
新6年生になってからは3回目の公開模試でした。

前回(新6年生第2回)の出題内容はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

平均点

4教科→264.1点
3教科→206.7点
2教科→152.6点
国語→79.3点
算数→73.2点
社会→57.8点
理科→53.1点

4科目の平均点は新6年生1回目と同じくらいでした。
5年生の時よりはやはり低めで、全体的に難易度は上がっています。

今回は春講明けのタイミングだったので、もう少し平均点が上がるかと思いましたが、そんなことなかったようです。
社会はやや高め、理科はやや低めの平均点でしたね。

参考偏差値

70 394点
65 362点
60 329点
55 297点
50 265点
45 232点
40 200点

※桜子の偏差値から割り出したものです。

この時の桜子の得点は34★点で、偏差値61.★でした!
2教科は20★点で、偏差値62.★でした!
詳しくはこちらをどうぞ↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

公開模試(6年生3回目)の出題内容

続いては、各教科の出題内容です。

国語

大問1~3が漢字と語句。大問4が論説文、大問5が説明文。

★大問1:漢字10問

書き10問。
正答率が最も低かった書き→「ケイソツ」答え:軽率
正答率約48%。
今回、上記が最も正答率の低かった問題でした。
難しい問題がなかったのです。
桜子もパーフェクトでした。

★大問2:同音異義語

公開模試はやはり直近の本科授業で取り扱った内容が出ますね。
同音異義語は第23回(6年生5回目)の授業でやったところです。
公開模試のためにも、育成テストの範囲の読む書くツールは着実に仕上げていくのがいいですね。
まあいいやで対策を怠ると、育テだけでなくその直後の公開でも響きます。

★大問3:四字熟語

四字熟語の中の同音異字を答えるものでした。
「花□風月、一□一短、一□一夕」にあてはまる同音異字をそれぞれ書けという問題で、5問(つまり15四字熟語)ありました。

これは四字熟語の知識がないときついですね。
そこまで難しい四字熟語はなかったように思いましたが、子どもには難しいのかも。
正答率が大問1の漢字問題に比べてはるかに低く、上で例に挙げた「花鳥風月、一長一短、一朝一夕」の問題を除いて、軒並み2割前後か未満、といったところ。
入れる字の「読み」まではわかっても、正しい字まで書くというのが難しかったのかもです。
3つの空欄すべて正しく埋めて初めて正解ですしね。

最後の1問は正答率なんと2%!
国語では珍しい低正答率です。

前代□聞、三□一体、意□深長

「み」が入るのはわかっても、3つとも正答するのは難しかったんでしょうね。
桜子も「三位一体」が書けなかったみたいです。

★大問4:論説文

宮本道人『SF思考』(ダイヤモンド社)より出題。
文章の長さ:4P(うち1Pは語彙説明)
選択問題が4問(うち1問は接続語の文法問題)。
抜き出し問題が2問。
空欄埋め問題が1問。
記述問題が1問(20字)

出題意図としては、

文章全体を通して何が中心として述べられているのかをとらえることが

できたか

書かれていることの共通点や相違点に目を向けながら、文章の話題と結論をとらえることができたか

を見ているようです。

ちなみにこの文章の要旨は、

SFは一見荒唐無稽に思えるが、人々を新たな考え方、新たな行動へ導くだけでなく、読者が能動的に読むことで現実を変える力さえ持つ。

というものでした。

1P丸々使った語彙説明に、桜子はくらくらしたことでしょうw
ジェンダー、ハラスメント、インパクト、マイノリティ、シミュレート、エンパワーメント、デバイス、ガジェット、リアリティ・・・。
大人にとっては見慣れた、使い慣れたようなカタカナ語でも子供はいちいち、この説明部分を照らし合わせながら読み進めることになったのかもしれません。
語彙力なし子の桜子も、そのせいでこの回、時間足りなかったのかもなあ。

やはり、語彙力をつけること、大事ですね。

この大問でもっとも正答率が低かったのは記述問題。
文字数は20字と少なめですが、この少ないことがなかなか難易度を上げていたようです。
問題の中身はこの文章の要旨を答えさせるものでした。
たった20字に全体を要約するのは、なかなか難易度が高いようですね。
正答率は約1割でした。

★大問5:説明文

橋本陽介『7カ国語をモノにした人の勉強法』(祥伝社)より出題。
文章の長さ:6P
選択問題が4問。
抜き出し問題が2問。
正誤問題が1問。
記述問題が1問(65字)

出題意図としては、

まず、話題が何であるのかを確かめ

られたか、

話題に関することをどのように説明しているのかをとらえ

られたか、

対応する答えとして、どのような考えを持っているのかを確認

できたかを見ているようです。

今回の文章の「要旨」とは、

語彙を学習するときは、語と語との関係性、語感、形態素、言葉の由来などに意識を向けることで、効果的に身につけることができる。

というものでした。

物語文ならいざ知らず、説明文で6Pは長かったかもしれませんね。
小学生がすごく興味を持つような内容でもなかったですし(;^ω^)
個人的にはとても興味深い話でした。
英単語を必死で暗記した経験があったらすんなり頭に入ってきたかも?
中学生以上の方が興味深く読めたかもしれません。

とにかく、6年生ともなると読む文章がもちろん大人向けのもので、すらすらとは頭に入ってこない、また興味を子供が簡単には抱けないものばかりだなと感じますね。
こういった文章をスピード感をもって読むには、やはり語彙力、そしてスタミナですかね。

桜子はスタミナはともかく語彙力がとんでもなくないので、物語の長文を読むようには今回いかず、時間が足りなかったのでしょう。

とにかくもっともっと語彙力つけないと・・・。
そのためにも難しい文章に日々触れていかないとな、と思います。

こちらの大問も記述の正答率が低めでした。
また、桜子同様最後まで行きつけなかった子もたくさんいたのか、抜き出し問題の無答率が高めでしたね。
時間無いと、抜き出し問題、見つけられないよね(;´Д`)

算数

算数は平均点が歴代最低点だった前回よりは高かったですが、5年生の頃を思えば低めの73.2点でした。
今回も難しかった模様です。
大問1が計算、大問2が1行題、大問3~8が文章題という問題構成でした。

★大問1:計算問題

6問構成です。
整数の計算。
小数の逆算。
分数の計算。
小数と分数の計算。
小数と分数の逆算。
単位換算のある計算(時間⇔分⇔秒)。

ほとんどが正答率7割超え、8割超え、と高めでした。
桜子は珍しくパーフェクトでした。
Rクラスの面目躍如といったところでしょうか。

いいかげん、0.625や0.375を小数のまま解かなくなった桜子さんです(;^ω^)当たり前か。
基本的には工夫して解いているようです。
授業のたびに行われている計算テストも効いているのかな?

★大問2:一行問題

等差数列、消去算、順列、分配算、面積、円錐の展開図2問、体積1問、の計8問でした。

最後の2問以外は正答率がかなり高めの基礎的な問題ばかり。
落としてはいけません。

最後から2問目((6)の②)も正答率は3割ですが、Rクラスは落としてはいけません。
桜子は表面積と体積を取り違えて間違えてましたが・・・(信じられない)。

最後の1問は正答率15%未満とやや低め。
大問2は最後の1問が大体難しめなので、ちょっと悩んだら飛ばして先へ進んだ方が良いことが多いです(算数苦手っ子は)。

★大問3:つるかめ算

(1)は典型的なつるかめ算、(2)はつるかめ算に見えて、違います。
あてはまる場合を考え、その中から条件に合うものを答える、といった問題でした。

正答率は(1)9割弱、(2)は5割弱、といった感じ。
つるかめ算は絶対に落としてはダメですね。

★大問4:順列&場合の数

1~9の数字から3つ選び(同じ数字を何度選んでも良い)、それらの数字を並べて作ることができる3桁の整数をすべて出し、それらの和を求めるというもの。

(1)は選ぶ3つの数字が挙げられていて、その時に作れる数字の和を求めるというもの。
場合の数ですね。

(2)は求めた和の数字が分かっていて、その時選んだ3つの整数の組をすべて答えるというもの。

正答率は順列8割弱、場合の数は1桁%、といった感じでした。
情報をきっちり整理して回り道せず数え上げできるかが問われていますね。
桜子はなんと(2)ができていたのでびっくり。
場合の数は割と得意な単元なのか?

★大問5:四則混合&比

同じ直方体の形の大理石のブロックと軽石のブロックがたくさんあり、それらを500gの箱Aに隙間なく詰めていく。
大理石だけで詰めると14kg、軽石だけで詰めると3kgになった。

(1)大理石と軽石を同じ数ずつ箱Aに隙間なく詰めた時の箱ごとの重さは?
(2)大理石と軽石が同じ重さになるように箱Aに隙間なく詰めた時の箱ごとの重さは?

(2)は重さから出した逆比を使えば難なく解けると思いますが、正答率はかなり低めでなんと2%でした。
ただこの問題、無答率も5割以上と高く、難しいと踏んでチャレンジしなかった人も多くいたのではないでしょうか。
やってみるとそこまで難しくないと思います。

★大問6:過不足算

何個かのりんごを何人かの小学生と何人かの中学生に配ろうとしていて、ある条件下で配った3パターンの場合のりんごの過不足数が分かっている時、(1)小学生と中学生の合計人数、(2)りんごの個数を求めるという問題。

3つの条件を単純に足したり引いたりしても答えは出せない、というのがポイント。
過不足算の典型題をちょっとだけひねっています。
条件1と2を比較し、どうにかすると、小中学生の合計人数は出ます。

また条件1と3を比較することで、(2)も導き出せますが、なかなか難易度が高そうです。
正答率は(1)は25%、(2)は1割強、といった感じでした。

★大問7:図形の回転

正方形3つでできている図形の周りを円が回転して1周するとき、という問題。
(1)は円の中心が通った後の長さ、(2)は円が通った後の面積。

正答率は(1)は1割強、(2)は2%、といった感じでした。
これは時間があれば解ける問題だと思います。
ただ、多くの子がこの大問にたどり着くタイミングで、残り時間がほとんどない、という状況下ではなかったかと思います。
そのため、ミスをしたりし、過不足なく割り出すことができなかったのではないかなと思います。

★大問8:場合の数

1辺1mの正方形Aと1辺2mの正方形Bがたくさんあり、これらをどちらも1枚は使って重ならないように並べて、正方形を1つつくるというもの。
1辺4mの正方形をつくる時、AとBの並べ方は全部で何通りあるか、という問題でした。

正答率はなんと1%でした。
大問7と同様、時間さえあればもっと多くの子が正答できたのではないでしょうか。
無答率は3割でした。

今回は全体的に時間が足りない子が多かったのではないかと。
そのため、終盤の問題で難易度がさほどでない問題までも正答率が下がってしまったのかなと思います。

社会

大問3つ構成。
まさかのまたまた全部地理問題でした。
記述問題は1問でした。

★大問1:商業と物流に関する問題

流通や輸送、貿易に関する知識問題が出ました。
輸出入の割合グラフ、そろそろ知識固めないとでしょうか。
正答率50%を下回る問題が皆無でした。
春講でやったばかりだったのかな?

★大問2:水産業に関する問題

漁業にまつわる知識問題が主に出ました。
これも割合グラフや漁獲量の表で、産地を答える問題が多数。
そろそろこのあたりの知識も必要です・・・。
桜子ボロボロでした。
大問1に比べると正答率はやや低めでした。

正答率が最も低かったのが、いくつかの都道府県について、養殖業の魚種別収穫量を示した表の問題のひとつ。
魚種は選択穴埋め、該当県は普通に穴埋めせる問題でした。
広島に多いことから「かき」を導き出し、かきが2位でわかめがよく獲れることから「宮城県」を導き出し、愛媛県が2位ということから「ぶり」を導き出し、ぶりとうなぎが1位であることから「鹿児島県」を導き出すという問題でした。
むずくないか!?
宮城県を導き出すのも正答率低かったですが、鹿児島県がかなり低かったです。
なんと7%!
社会で一桁はかなり低いです。

うなぎとぶりから鹿児島が導き出せる子、すごい。
桜子はなぜか「長崎県」と書いてました。
九州が合ってただけすごい?w

★大問3:ウッドショック

小学生にとって「ウッドショック」は興味もなく、全然知らなかったかもしれませんね。
現在コロナの影響により木材の価格が高騰。
それを「ウッドショック」と呼んでいるのですよね。

この大問は、日ごろいかにニュースに触れているか、またグラフの読み取りができるか、を見ているように感じました。
知識が必要な問題も少しありました。

ニュースなどに触れていないと分からないかな?とも思わせるキーワードの問題も目につきました。
パンデミック
ロックダウン
クラスター
リモート
どれも意味が分かるかな?

日ごろからニュースに触れて時事関連用語を耳や目に入れていく必要がありますね。
読売KODOMO新聞とってもオススメですよ!
binbojuken2023.hatenablog.jp

理科

理科は平均点が過去最低でした。
難しかった模様。
大問5つ構成。
記述は今回もたった1問でした。

★大問1:血液循環

まずは人体。
血液循環の知識問題がメインでした。
血液循環の理解には、『はたらく細胞』が超おすすめです!!

★大問2:ふりこ

ふりこの長さやおもりの重さを変えて、往復する時間を出す実験。
物理分野の典型的な計算系問題です。

理科の計算問題系に強くなるには、魔法ワザがおすすめです。

桜子は2問も間違えてしまっておりましたが・・・。

★大問3:水溶液と気体の性質の実験

実験を読み取り情報を整理したら解けます。
・・・が、水溶液や気体の性質の知識が必要です。
ここがおぼつかないと桜子のように間違えまくることになります・・・。

★大問4:カロリー計算(表の読み取り)

表の読み取り・・・というよりほぼ算数のような問題でした。
情報を整理して比を使ったりして計算したら解けます。
最後の1問は正答率が5%と難しかったようです。
桜子も大問4はそこだけ間違えておりました。

★大問5:日食(月と太陽の動き)

今回一番難しかった大問はここじゃないでしょうか。
正答率も低めの問題が並んでいます。
日食という現象をよく理解できているか、状況をとらえられているか見ているようです。
こういう「状況を想像させる」問題、得意不得意ありそうですね。
桜子は超苦手です。
正答率高い方から3つを除いて、全滅してました(;^ω^)
最後なのでスピード・時間配分の問題もあったかもですね。

やっぱり算国が大事と感じた第3回

塾でも言われる「算数と国語が大事」という話。
本当にそうだなと、学年が上がるごとに感じます。
それは点数配分の大きい学校が多いから、という面もありますが、他の科目への影響が大きい科目だからな気も。

社会は「これ国語の問題では?」みたいな問題が本当によく出ます。
読み取れば解けるというやつ。
今回も出てましたね。
最近は理科でもそれに近い問題も出てます。

そして、理科は「これ算数じゃね?」みたいな問題がよく出ます。
算数苦手女子はここでも足を引っ張られて頭痛いです。
濃度とか、特に(今回は出ませんでしたが)。

本当に国語(読解力)と算数(規則性の割り出しや活用など特に)が大事。
理科と社会の問題、上記2科目の能力で結構解けます。
理社はあとは暗記ですね。
暗記は算数と国語が仕上がっていたら、最後にいくらでも巻き返すことができるそうなので、やっぱり算国が大事。
我が家の場合は国語はともかくとにかく算数です。
算数が最も差がつきやすく、また時間もかかるので、やっぱり算数ができる子は中受でとっても有利!

どんなテストでも締めで「やっぱ算数!」って言ってる気がする(;^ω^)
桜子も苦手だからって避けてるわけでもサボってるわけでもないんですよ。
やって、これ。
まあもともとの地頭なんですかね、ここばっかりは。
でも、「コツコツ努力」がある程度の学校まではとても有効なので、努力できる、ということを強みにこれからも邁進してもらいたいと思っています!

次回の公開模試はGW中!
世間は楽しい連休、桜子は毎日お勉強できるのでしょうか・・・。
ちゅりぷ子は別の用事で忙しく、放置予定です(;^ω^)
ユリウスに課金してぶち込んどくべきだったか・・・。
ま、いいや。
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