貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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『二月の勝者』15巻の感想&考察

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今日は『二月の勝者』の最新15巻の感想&考察を書いてみたいと思います!
がっつりネタバレしてますので、未読の方はお戻りくだされ。
※今回も超長文ですのでご注意ください(^_^;)

前巻(14巻)の感想&考察はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

表紙について


今回の表紙は、春爛漫!といった感じ(*^^*)
桜バックに佐倉先生がピンクのペンで丸つけしてます。
タイトルも特色ピンクでリッチな感じ!
ところどころゴールドも使われています。
ドラマ化した作品は違いますな~。
なにげに、佐倉先生単体での表紙は今巻が初めてですね!(主役?なのに)


前回が全体的に灰色でシルバーの文字と冬冬しかったので(発売日も冬だったし)、一気に春が来た感です(*^^*)
今の季節にぴったり♪・・・ですが、中身は真冬の1月ですので悪しからず。
早く全員に春よこーい!!

裏表紙↓

裏表紙は、これまた丸をしている桂先生と、同じペンをもって何やら思案気な顔のくろっきー。
裏表紙も桜満開です!
いいですね~。
テスト?も〇ばかりで×がなく、縁起いいですw

表紙に出てきたのは佐倉先生、黒木先生、桂先生の3人。
中身も実はそんな感じで、桜花ゼミナールのことしか基本描かれていない今巻です。
灰谷ロス・・・w

15巻のネタバレ&感想

ここから完全にネタバレありの感想ですので、お気を付けください!!

男前すぎる順とかわいすぎるおばあちゃん

前回のラストで海王中学の特別給費生に合格した島津順くん。
その合格を受けての家でのやり取りが描かれています。
以前から本当にお母さん思いの順。
島津父の元を離れてから、ますますお母さん思い&大人になりました。
そして、今巻で放たれた男前すぎるセリフ。

俺の「二月」の「合格」で、心からの笑顔にさせるから!

しびれる~!ほれる~!!
お母さんの赤面もかわいいww

でももっとかわいいのが順のおばあちゃん。
コマの隅にちょこちょこ描かれていますが、いつも笑顔で可愛すぎる~!
癒されます。
可愛くて全方位肯定してくれるこのおばあちゃんのいる家からなら、どんな学校だって合格できる!
頑張れ、順!!!

そして順の男前っぷりは、死んだおじいちゃんにそっくりなんだそうな。
おばあちゃんがおじいちゃんを愛していたことまでうかがえるほっこりエピですな。

埼玉入試の会場&塾の様子!

さあ、そして火ぶたが落とされた埼玉入試。
桜花ゼミナールの生徒たちの前受け校が紹介されています。

栄東を思わせる受験会場の様子はどうやら超リアルなんだとか。
もちろん作中はコロナ禍ではないので、今とはちょっと違うのでしょうが。

あとスーパーアリーナで受験する開智を思わせる受験会場。
9か月後には我が家もそんな前受け期に入っていると思うと、読みながら動悸が・・・(;´Д`)

そして、さっそく合否の電話が鳴り響く桜花ゼミナール。
どこの塾もそうなのかわかりませんが、先生たち、事前に合否が分かっていることも多いのですね!
その描写にはびっくり。

しかも理由が「合格」を知るためではなく、「不合格」を知るためとは・・・。
たしかに、不合格後の親子のメンタル調整、ある意味塾のお仕事なのかも。
立て直ししないとですもんね。

日能研さん、どうぞその時は我が家もよろしくお願いします(;^ω^)

前受けは直前期の模試代わり&保健室受験について

前受け様子が描かれる中で、中受お役立ち情報も。
ちゃんと今回もしっかり盛り込んできてくれますね!

ひとつは、栄東や開智など、大規模受験が行われ、かつ成績が開示される入試は「直前期の模試代わり」であるということ。
ここで、2月の受験校を最終調整したりするんですね。
まあ、なんとなく聞いてましたけど、我が家の本音は・・・

模試としては高すぎないか?(;´Д`)

ですw
サラっと調べてみた受験料↓

  • 栄東:2万5000円で最大2回受験可。3万円で最大4回受験可。
  • 開智:2万円で何回でも受験可(最大5回?)。3万円で系列校の受験も可。
  • 大宮開成:2万円で1回、2万5000円で2回、3万円で3回受験可。

とのこと。
マックス回数受けるなら、たしかに1回あたりは模試のお値段と大差ないかもしれません。
・・・でもマックス回、受けないでしょ(;´Д`)

今のところ上記3校受ける気0ですけど(遠方だし女子校志望のため)、塾には受けろと言われるのでしょうか・・・。

あと、保健室受験の話には勇気もらいました!
前巻で青い顔して入試中に教室を去った大内レオちゃんが描かれており、心配してました。
保健室受験になってしまったそうですが、なんと合格!
くろっきー曰く

「保健室受験」になった生徒は、逆に根性出すのか、案外、合格しますね

とのこと。
めちゃくちゃ勇気づけられました。
レオちゃん良かった(*^^*)
橘先生も泣いてるしww

宵の星中全員合格!!!

さて、埼玉入試の様子で一番印象に残ったのは、Ω女子が全員「宵の星中」に合格したこと!
カレン、樹里はともかく、まるみちゃんもです!!
あと、本多さんも。
すごいすごい!!!

宵の星中はおそらく明の星中がモデルですよね。
難関校志望女子がこぞって受ける、あの!!!

そこにまるみちゃんが合格とは!
直前期にもぐんと成長していたのでしょうね。
すごいな~。

りいさちゃんの救い(?)のエピソードで涙(T_T)

さあ、今巻には主役が二人おりまして、前半が今川ち理衣沙ゃん、後半前田花恋ちゃんとなってます。

佐倉先生がずっと前から気にかけて何とかしようと奮闘している今川家。
地方校の首都圏入試を前受けし、小学大九州の合格はつかみました。

佐倉先生に前受けはもういいが、聖カサブランカ学園というミッション系の女子校の入試体験会に行くようにすすめられたんです。
無料ということもあって、それに渋々親子で参加したところ、本当に素敵な出来事が。
素敵な校内、かわいい制服、そして何より素敵すぎる先輩・・・。

りいさちゃんは心をつかまれた様子です。
やはり女子の心を動かすのって「人」なんですよね~。
このブログでも何度か書いてきましたが、女子は学校の設備なんかのスペックでは心を動かされない。
そこにどんな人がいるのか(先輩や先生)がもっとも重要みたいですね~。

今までピクリとも動かなかったりいさママの心の揺れが今回描かれました。
初めてじゃない???
聖カサブランカ学園のことも「思ったより良さそうな学校」とまで言っています。
あとひと押し!
佐倉先生に頑張ってもらいたい!
りいさちゃんにも無事「二月の勝者」になってもらいたいです。

久しぶり?晶エピソード

さて、埼玉入試がひと段落し、千葉入試突入前に、突然の久方ぶりの晶エピソードが挿入されました。
中受をこじらせてしまった晶。
その行く末は多くの読者にとって他人事ではないはず・・・なんですが正直

どうでもいいから、早く千葉入試が見たい!

という感想を抱いちゃいました(;^ω^)
晶にもそろそろ春がやってくるのかもしれませんね。
関係ないけど高瀬先生が描くおばあちゃん、手を合わせすぎww

千葉入試に突入!埼玉戦の結果は?

さあ、千葉入試が始まりました!
そこまでの、桜花ゼミナール生の戦績が載せられています。

千葉最高峰新宿海浜受験は、なんとカレンちゃん一人とのこと。
順は家計を気にして?受験回避。
樹里ちゃんは黒木先生に止められ受験回避です。

順調に白星を取っている生徒が多い中、攻めた受験プランらしい田中君が不安です。
田中君は千葉は舞浜中を受験している模様。
難しい学校ぽいですが(市川中?)大丈夫でしょうか。

開墾中の黒星の後、うっかり白星を取ってしまい調子に乗っている伊達君も不安です。
以前桂先生が「合格・不合格の影響の与え方」を生徒別に解説していましたが、伊達君は背水の陣で臨むべきだったかもね・・・(;^ω^)

そして1月受験事体を回避した強者もいました。
初登場?の北条香梨奈さんです。
北条さんの受けない理由が「新しい学校好き」とはいったいどういう意味なんでしょうか???
よくわかりませんでした。

あと、練習校を取り入れなかったのは、原君(自分の意思がない)。
理由が気になりますね。

千葉入試に関して黒木先生が恐ろしいこと言ってます。

埼玉入試より千葉入試のほうが、数倍怖いです。
(中略)
もしも「不合格」になったとしたら、精神的ダメージのリカバリーをたった一週間でしなくてはならない。

たしかにその通りですね・・・。
続けて黒木先生は言いました。

その入試校が、よりにもよって「関東最高峰クラス」の学校だとしたら。

あれ、これ超分かりやすいフラグでは??

カレンの新宿海浜受験エピ

さあ、後半の主役・カレンの新宿海浜受験エピソードが今巻ラストを飾りました。
新宿海浜のモデルは間違いなく渋谷幕張ですね。
言わずと知れた千葉いや関東最高峰。

カレンちゃんのパパが初登場!
応援に海外から駆けつけてくれます。
受けた後も手ごたえ大ありで「特待合格かも?」と自信満々のカレン。

ネタバレですが、カレン、落ちます。
自信満々だったにもかかわらず落ちてしまうんですね。
まあフラグが立ちすぎというぐらいたっていたので、読者は「まさか!」とはならなかったと思いますけど。

それでもラストの1Pが胸が痛くて直視できません(T_T)

この事態、分かりやすいフラグが立つ前に、以前このブログでちゅりぷ子予想していたんですよ。

ちゅりぷ子の予想は「宵の星」は合格、「新宿海浜」は×です。
だって不合格に奮起するタイプのカレンちゃん。
本命「桜蔭」の前にひとつ落とすんじゃないかな~?
その方がドラマチックだし。

なんて前巻の考察ブログで書いてます・・・(;^ω^)
無邪気に書きましたが、絶望の表情のカレンちゃんが気の毒すぎて、作者をちょっと恨みましたw

まるみちゃんが「宵の星」落とすエピがくると思っていたら、まさかのカレンちゃん不合格がもう来ました。
はあ、「不合格」ってこの世で一番嫌いな言葉になりそうですw


考察&今後の予想

続いて、今巻の疑問点や考察、今後の予想についてです。

登場した埼玉・千葉・地方の学校のモデル予想

今までは都内の学校名がたくさん登場していましたが、今巻では1月入試を行っている、地方・埼玉・千葉の学校がたくさん登場しました。
ちょっと、モデル校予想を挙げてみたいと思います。

≪地方≫
・小学大九州⇒?
・札幌ラ・セーヌ⇒函館ラ・サール
・青森黒薔薇⇒盛岡白百合
・北海道聖女⇒不二聖心?
・長野誠実⇒佐久長聖?
≪埼玉≫
・埼玉西⇒栄東
・開墾⇒開智
・埼玉快晴⇒大宮開成
・埼玉淑女⇒淑徳与野
・宵の星⇒浦和明の星
・中夫埼玉⇒大妻嵐山
・独立埼玉⇒獨協埼玉
・立聖埼玉⇒立教新座
≪千葉≫
・舞浜中⇒市川中
・新宿学園海浜⇒渋谷学園幕張
・市川台女子⇒国府台女子

こんな感じ?
自信ないのは「?」つけてみました。
小学大九州がさっぱりわかりません。
モデル無しかな?
個人的に「中夫埼玉」がツボですww
なぜ「小夫」ではないのかしら?
浅井紫ちゃんが受けて合格しています(*^^*)おめでとう!

ジャイアントキリングの正体判明!?

さて、この漫画のテーマのひとつとも言ってもいい「ジャイアントキリング」の正体が今巻で明らかになりました(まあ読者は知ってたけど)。
ジャイアントキリングの話が初めて出たのはたしか3巻でのこと。

ジャイアントキリングとはこの漫画ではΩクラス以外の子が「偏差値58の壁」を破ることを指していました。
3巻の最後で黒木先生が

「ジャイアントキリング」成しえそうな生徒が一人います。
ヒントはこれまで見てきた中にすべてありますよ。

って言うんですよね。
たしか夏休み前。
この時黒木先生の頭にあったのは加藤君かな?と思います。
クロッキーの質問に乗車券の例えで返していましたよね。

で、4巻のこれまたラストで

「ジャイアントキリング」の可能性は3人に絞られました。
・・・しかし「まさかの失速」に陥る者も・・・

という発言が。
この「3人」とはおそらく、加藤君、まるみ、海斗、ですよね。

で今巻で、まるみ(宵の星合格)と加藤君(札幌ラ・セーヌ合格)がジャイアントキリングだと明記されたんです、やっと!

・・・ということはですよ、「まさかの失速」が海斗ということなんでしょうか?
たしかに今回海斗は埼玉西中で東大選抜クラスに不合格となり、開成受験に黄色信号がついてしまいました。
これが「失速」??

でも海斗は開成、順と一緒に受験するんじゃないかな~?

黒木先生の意味深な一言

今巻も黒木先生の思わせぶりで意味深な発言がたくさん飛び出しました。

加藤君の二月の「大勝負」

偏差値59の札幌ラ・セーヌに見事合格した加藤君。
あのRクラスの落ちこぼれが、こんなことになるなんて、読者と黒木先生以外が想像できたでしょうか、いやない(反語)。
そんな加藤君に対し、意味深な言葉をこぼすくろっきー。

2月は「大勝負」かけられそうですね・・・!

本人は普通に笑っているつもりかもしれませんが、めちゃくちゃ怖いですよ顔!

佐倉ちゃんは黒木先生の発言の意味が分かっていない様子でしたが、読者はピンときましたよね。
あの、難関校を2月1日に受験させるんでしょう!
ママが一度は買うのをためらったあの過去問の学校ですよね。

すでにジャイキリ認定されていますが、さらなる飛躍を目撃することになりそうです!!(楽しみ!!)

レオちゃんの桜花在籍続行

さて、大内礼央ちゃんのはっきりとした登場はありませんでしたが、青森黒薔薇に合格した情報が寄せられます。
そのシーンで黒木先生は

桜花生としての在籍続行に関しては話し合いがついてます。
その件については追い追い。

と、また思わせぶり発言。

前から、桜花を離れたレオちゃんに何かをしている様子だった黒木先生。
今巻でもその中身については明らかになりませんでした。
都内の学校に合格して初めて明かされるのか、それとも直前期にエピソードが入るのか・・・。
レオちゃんにも注目していきたいですね。
橘先生と和解してくれることを祈っているよ・・・!

じゅりの説得方法とは??

カレンは受ける新宿海浜を回避させられた樹里ちゃん。
本人は受けたがってごねたのをくろっきーが説得したようですが、

そこはうまいこと言って説得しました。

とのこと。
一体どうやってあの樹里を説得したのでしょうか?
JGへの布石・・・の可能性がありますね。
気になります。

原くん両親がダークホースとは??

今回、実は最も気になったのはこれ!
原秀道くんは、練習校を受けず、進学希望の立聖(立教新座?)から受験スタート。
おそらく桜花としては練習させて臨ませたかったはずで、なんらかの説得が行われたのではと予想されます。
それに対して黒木先生が

意外にも、ダークホースでしたね、原さんご両親

と。
原君には実は黒薔薇女子に通う姉がいる、という情報は11巻で初めて出てきました。

ここでご両親のことも初めて?まともに描かれましたよね。
中受も2回目で「もっとうまくやれる」と思っていたら、姉弟でも全然違ってうまくいかないとこの巻で嘆いていました。
13巻では志望校に対して、残り50日の段階で、まったく自分の意思がない様子の息子にため息ついてます。そういうこともあってか、大学受験回避の付属校固めプランっぽい原家。
なぜ前受け練習校を回避したのでしょうか??
どういう意味で「ダークホース」なのか分かりませんね。
次巻以降におそらく回収されると思うので注目したいと思います!

海斗パパの「おまじない」とは??

さあ、思わせぶりは黒木先生だけではありませんでした。
そう、上杉海斗くんのパパです!

開成受験を占う埼玉西の東大選抜に落ちてしまった海斗。
しかし、あまり落ち込むこともなく埼玉快晴に見事特待合格。
持ち直します。

どうやらそれは海斗パパによる「おまじない」が効いたようです。
一体どんな「おまじない」だったのでしょう。
桜子達2023年組の受験までにぜひとも教えていただきたいと思います(切実)。

気になる生徒?田中君

さあ、原君と並んで気になる生徒、田中利休くんです。
埼玉西(栄東)を落として、長野誠実中(佐久長聖?)には合格したようですが、「通える学校」の合格ゼロのまま、舞浜中(市川中)に突撃です。
埼玉も千葉も攻めた受験プランの様子。
プランを考えたのはどうやらお父様の様子。
「失敗も必要」との父の考えに、「受験を精神修業の場と思われても困る」と黒木先生も苦言を呈しています。

おそらく順当に舞浜中にも落ちてしまうと予想されます。
果たしてそれで2月の受験までに立て直せるのでしょうか?
田中君の今後にも注目していきたいと思います!

カレンちゃん立て直せるのか!?不合格の理由は?

さあ、立て直せるのか否かが一番気になっているのは、カレンちゃんですよね。
自信満々の新宿海浜に落ちてしまいました。

なぜ桜花の女王が落ちたのか考察してみましょう。

・もともと学力が及ばなかった
これはないですよね。
相当なチャレンジなら黒木先生が樹里ちゃんのように止めるはず。
五分五分ぐらいだったのでは?と思います。

・パパが帰国した
これはあるかな?と思いました。
大好きなパパ、帰ってきてくれて心強い反面、日常が非日常になってしまいます。
精神のちょっとの乱れも五分五分入試には作用しちゃいそうです。
受験生の直前期は「いつも通り」が一番、とも聞きますよね。
また、非日常のパパには弱っているところをママ以上に見せられなかった。
頑張って強気に見せていた⇒本人も気づかぬ疲労の蓄積⇒不合格
・・・とかあるかな~?と思うんですがどうでしょうか。

・ホテルに前乗りした
これもあるかな?と思いました。
たしかに当日の移動は楽ですよね。
でも、上記と同じく「非日常」感を加速してしまった可能性がありますね。
ホテル利用も良し悪しなんじゃないかと思います。
枕が変わって眠れないとか、前日から非日常感が出て逆にリラックスできないとか、合う子合わない子がいそうです。
でも、そんなのやってみないと分からないですよね。

・振り返ったときにこちらを向いていない両親
カレンちゃん強がってましたが不安でいっぱいだったのかもしれません。
試験会場に入る時に、両親の方を振り返っているんですよね。
でも、両親は気付かずもう背を向けて会場を後にしようとしていました。
不安をダメ押ししてしまった??

パパちゃん「困ってる時のサインを見逃しやすい」とか言ってますけど、さっそく見逃してませんか???

黒木先生だけが、カレンの不安感に気付いていたっぽい描写が・・・。
でも何も声をかけたりしませんでした。

・・・わざとでは!?

なんて気がちゅりぷ子はしてるんですけどどうでしょうか。
カレンには新宿海浜の受験にあえて失敗させたかったのでは???

だって以前、何巻だったか桂先生が「カレンは不合格が奮起のきっかけになる子」的なこと言ってたもん。
前巻でしたね、ブログに書いてました。↓

「合格」によって自信につながる子もいれば、慢心する子も出てくるとのこと。
一方「不合格」によって、メンタルが崩れる子もいれば、逆に奮起する子もいると、桂先生が言っていました。

合格が自信になるのは、加藤君と三浦君。
慢心するのは、伊達君と田中君。
不合格でメンタル崩すのは、原君。
奮起するのは、マチネ、カレン、樹里。

この桂先生の予想から行くと、カレンは奮起するタイプ。
桜蔭を確実にさせるためにあえて・・・?なんて考えちゃいました。
そこまで鬼ではないかしら。

でも、いろいろこの桂先生予想とは齟齬が生まれてますね。
樹里はこの予想からすると、新宿海浜受けるべきでした。
でも、黒木先生に何らかのことを言われたようなので、別の起爆剤が与えられたのかも?
田中君も慢心しちゃうので、背水の陣で2月を迎えた方が良さそうなんで、今のプランで問題なさそうに見えます。
マチネも奮起タイプですが、今のところ全勝です。
まあ、2月で何か起こるのかも・・・。

この桂先生の予想を見て思いましたが、原君やばくない・・・?
初戦の立聖もし不合格になったら相当ヤバそうです。
どうするのかな。

・・・ええと、脱線しましたが、カレンちゃんはこの不合格によって桜蔭合格の可能性が高まったのでは?
ストーリー的にはそうですよね。
宵の星⇒新宿海浜⇒桜蔭、全部圧勝!じゃドラマになりませんしね。
現実では上記がベストですけどね。
というわけで、一足先に?本命合格フラグがカレンに立った気がします!

まるみのJGが逆に不安になった・・・

カレンちゃんとは逆で、宵の星に合格したまるみちゃん。
樹里と仲良く一緒に合格です。

・・・嫌な予感がする!

と思いませんでした?
ちゅりぷ子の予想は、宵の星にまるみだけ不合格⇒次こそ絶対一緒に合格だ!⇒JGに樹里と合格!だったのですが。
先に一緒に仲良く合格してしまいました。
本来なら喜ばしいことなのに、物語的には不穏な展開・・・。

なんだか、まるみと樹里がそろってJG合格が想像できなくなってきました。
うーん、どうするのかな。
一旦不合格にして、繰り上げ合格展開かしら・・・。

16巻は2022年内発売予定!!

毎度のことながら激長になってしまいました。
ああ楽しかったけど、いろんなところで動悸が収まらなかった。
それもこれも、我が子の受験が刻一刻と近づいてきているからですよね~。
思ったより早く埼玉入試が終わったので、次巻で1月はすべて描き切るのかな?
まだまだカレンの立て直しや、原君、田中君、描くことがたくさんありそうなんで、2月が描かれるのはさらに次の17巻かな~?

とりあえず16巻は年内には発売されるっぽいですが、何月とは書かれてなかったので、秋やら冬やらわかりません。
まあ数巻前から覚悟していましたが、2023年入試の結果のが漫画の結果より先だね!
間違いない。

次の巻とか出るころ(秋?冬?)に、ちゅりぷ子の精神はどうなっているのでしょうか(;´Д`)
狂気ばんばん出しまくってるのかしら?
もしかしたら、次巻発売のタイミング的には読むのは受験後とかにした方がいいのかしら???

一読者としては早く読みたいですが、受験生の親としては読むのが怖い。
早く受験が終わって穏やかな心持ちでゆっくり読みたいところです。
「中受ものなんて読めるか!!」って気持ちになってる可能性もゼロではないですけどね(;^ω^)


『二月の勝者』が好きで、中学受験物を読みたいなら『翼の翼』がかなりオススメです↓

binbojuken2023.hatenablog.jp