発売から早5日!
『二月の勝者』最新刊みなさん読みましたか?
感想&考察が書けました!
今回も我が家の受験経験(ほやほや)との比較なども盛り込んでみましたよ(*^_^*)
いつものごとくがっつりネタバレしてますので、未読の方はお戻りくだされ。
※毎度のことながら超長文ですのでご注意ください(^_^;)
前巻(17巻)の感想&考察はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
表紙について
桜花メイン講師5人が勢ぞろい!
これは入試日早朝の応援シーンですね!
実際にはこの5人が1つの学校に集結するということはないので、ありえない夢シーンでもありますw
今回注目すべきは、
初の横向きカットの表紙
であるということ!!
いや~、いいですねえ。
メインキャラ5人そろっての笑顔も元気がもらえます!
帯には16巻の帯にも入っていた「最終章」の文字が。
前巻には入っていなかったですね。
すでに最終章3巻目。
さーていつ「最終巻」を迎えるのか・・・。
キリよく20巻かなあ?
裏表紙↓
裏表紙には碧山くんと、白柳社長がいます。
白柳社長、裏表紙ですがカバー初登場かな??
そで↓
そではこちら。
1つはまあぶっちゃけ「御三家」ですな。
もう一つはこの作品のキーワードともいえる「狂気」。
こちらも後ほど考察します!
18巻のネタバレ&感想
ここから完全にネタバレありの感想です!!未読の方はお気をつけてください!
今巻はですね、2月2日の朝8時から2月3日の13時半ころまでが描かれています。
16巻は1月24日から2月1日の15時半。
17巻は2月1日の15時半~2月2日の朝8時。
いやあ時の流れが遅いww
さて、感想です。
女子御三家の結果!全部当たりましたw
前巻の考察でちゅりぷ子、Ωクラス4人娘の御三家結果予想、こう書きました。
Ωクラス4人娘の結果を予想してみたいと思います!
カレン⇒合格
樹里⇒不合格
まるみ⇒不合格
本多⇒合格こんなとこでどうでしょうか。
予想大的中!!!
いやたぶん、みんな上記予想でしたよねw
先生分かりやすく描いてくれてましたもんねw
ぶっちゃけ樹里は予告カットからの予想だったんでカンニングみたいなもんでした。
カレンは幕張で落ち込んで復活を遂げているので落とすわけないと思いましたよね。
本多さんは「順調」を絵に描いたような受験としての一例かなと思ってました(いるんですよ、結構)。
じゅりまるは仲良く落ちる予想、当たってしまいました。
本当は二人には受かってほしかった・・・。
ちゅりぷ子、シンクロ率100%!!!
さて、18巻の冒頭で描かれた本多ママの御三家受験の回想シーン。
いやあ、我が家の4カ月半前が思い返されましたよね。
すごく細かくリアルに描写されてる!※リアル2023は大手塾の沿道応援はありませんでした
保護者と受験生が二手に分かれて入っていく感じとかww
ちょっと描かれていた受験生の服装がカジュアルすぎたのは気になりましたねえ(すごくマイナーな感想でしょうな)。
実際はほとんどの子が面接服のような格好していてパンツルックはほぼいなかったです。
あのあっさり母と別れていく感じも我が家とかぶりました。
違ったのは結果だけ(;´Д`)w
ちゅりぷ子は本多ママと同じく一人スマホで合否結果を確認し、塾へ「不合格」の連絡をしました。
ああ、思い出されるな~。
もうちょっと、できたら1年ぐらい空けてこのシーン反芻したかったなw(まだ最近のこと過ぎて動悸がw)
あと、試験後に子供に「難しかった」とか「できなかった」とかとか言われた時の親の気持ち!!!
生きた心地しないんですよ・・・。
もろもろ詳しくはこちらの我が家版二月の勝者話をどうぞw↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
もう一つシンクロしたのがですね、まるみママの合否結果の確認の仕方!
中夫中野の結果を確認するシーンです。
そうなの!真正面にスマホかざしてボタン押せない!
なぜか薄目で見ちゃう!!
リアルすぎる!!!!
あとあと、娘に不合格を伝えなきゃいけない時の辛さ!
なんて声かけたらいいのかわからなくて弱るシーン。
もうシンクロしすぎて頭おかしくなりそうでしたよ。
こんな体験漫画でしたの初めてだよ。
桂先生の顔芸&小ネタw
さて、今回すごく感じたのがですね。
桂先生、こんなにいっぱい変顔したの初めてでは!?
ということですw
職場のかっこいい先輩キャラ、桂先生。
シゴデキの美人。
・・・だったのに、いやあ、今回変顔多すぎませんでした?w
超絶かわいかったです(*^_^*)
表紙そでの「ご・さ・ん・け・ゲッ・・・」も桂先生のセリフですw
「御三家ゲット!」と叫びかけたんですよねw
校舎から御三家合格者が出ると年収も変わるそうで。
いやあすごい仕事だなあ。
お寿司のメニューをこっそり黒木先生の机に置くシーンとか笑っちゃいましたw
重いシーンも多かった今巻、桂先生の剽軽ぶり?に癒されましたね。
癒されたシーンというかくすりと笑ったシーンと言えば、その黒木先生の机に置いたメニューのお寿司屋さん。
「白金のさら」と書いてありましたw
金のさらより高そうですねw
高瀬先生は文字り?が上手で、この18巻にはほかにも、
・スタダ(STAR DUCKS)
・アーバンイーツ(Urban Eats!)
などが登場しますw
まあどんな文字り?も、馬武立にはかないませんけどねw
馬武立には樹里ちゃんがしっかり合格しました!
大内レオちゃんのネタばらし!
さて、壮行会にも姿を現さず、さらに初日の入試先を変えているなど、まだ桜花への信頼は戻ってきてないの??となっていた大内レオちゃん。
今巻でその理由が明らかになりました。
6日前(1月27日かな?)にインフルエンザに罹患!!!
まさかのびっくりなネタばらしでした。
桜花への不信感から変な動きしていたんじゃなくてインフルになっていたとは・・・。
これにはびっくり。
でもあるんですよね。
ちゅりぷ子のママ友の息子ちゃんもまさかの1月30日に高熱が出て、なんとか解熱したため2月1日入試は受けられたそうです(青い顔して受けるもなんと超難関校に合格!)。
ママ友は数日生きた心地がしなかったと言ってました。
そりゃそうだわ。
背筋も凍る体験ですよ。
あえて医者にはかからず様子見したそうです。
それも気持ちわかる・・・。
桂先生も似たようなこと言ってましたね。
もうその日のために何年何日何時間費やしたんだか、という気持ちですよ。
それにしても大内レオちゃんはそういう宿命なのか、この漫画で嫌な目にとことん遭ってませんか??
夏期講習でお弁当にあたってもどしちゃったのもレオちゃん。
りいさちゃんに絡まれて橘先生に怒られて不登塾になっちゃったのもレオちゃん。
極めつけが直前期にインフル罹患で1日校を急遽変えざるを得なかったって・・・。
レオちゃんが不憫すぎる(T_T)
このあとビッグな救いがあることを期待しています。
インフルではなくまさかの救急車騒動もこの巻では描かれましたね。
マチネw
これもあるあるなんでしょうか。
もう心身万全で入試を受けられただけで万々歳です。
じゅり・・・!!天国と地獄の接近戦
さて、今巻でフォーカスが当たった一人、じゅりちゃんです。
ずっとずっと憧れていたJGに落ちてしまいます。
そのシーンが切なくて・・・。
すぐには親の前では泣けない、というのも切なくて・・・。
一緒に泣きそうになりました。
泣きじゃくるじゅりのすぐ横で、桂先生がカレンの桜蔭合格を確認していて、カレンファミリーの喜びいっぱいシーンが挟まれるのも切ない。
天国と地獄がすぐ隣で繰り広げられているんですよね。
とはいえじゅりは今巻で第二志望の合格を手にします。
本当によかったです!
・・・ですが、これまた天国と地獄。
仲良しのまるみは落ちてしまうんですよね・・・。
まるみについては後ほど。
前巻以上の合格発表!!高瀬先生すごい!!!
もう2月2日ともなると続々と合否が明らかになっていきます。
多くの子が2月2日の夜には進学許容校の合格を手にしていました!
そうなんですよね、そういうタイミングですね。
Ω女子なんて4分の3が受験終了してるしw(まるみは怪しいが)
上位クラスは1日が本命でそこ受かれば終了、というケースが下のクラス以上に高いのでそうなりがちかもしれません。
下位クラスは1日よりも良い学校を目指して受け続けるケースもあるので。
男子は御三家の発表が3日なので、3日までは受け続ける子が多いですけどね。
あと御三家を筆頭に難関校ってあまり複数回受験できないことが多いのですが、中堅クラスの学校は受験回数がとても多く、下位クラスになればなるほどチャンスの数だけ受験日数が伸びてしまうのかもな、と思いました。
前巻でデスロードを進むんじゃないのかと心配した子も何名かいたのですが、そのほとんどに合格がきていてほっとしました。
レオちゃんとか、田中利休くんとか、北条さんとか。
それにしても、
高瀬先生これ全部一人で考えたの?ヤバいww
すごくないですか?
我が子一人の受験プランを練り、その合否を受け止め軌道修正したりするのでもてんやわんやだというのに、何人分考えてるんだww
これぞまさに漫画家の「狂気」なんじゃないでしょうか。
しかも実際の学校名を文字った名前を使っているのでもっと頭の中カオスになりそうですw
あ、学校名ですがとても良いブログを見つけたのでリンク張っておきますね↓
juken-log.net
こちら見ながら読み返しましたw
まるみとまるみママ
まるみはJGも吉祥寺女子も不合格となってしまう、ということがこの巻では描かれました。
この巻の主役はまるみ&まるみママと言っても過言ではないです。
ちゅりぷ子の予想ではJGはジュリと仲良く落ちて吉祥寺女子に2人で仲良く通うのでは?と思っていたのですが・・・。
予想を裏切るひどい展開です。
「もう絶対ダメなの?もう一回とか、本当にないの?」
「本当にこれで終わりなの?」
1回しかチャンスのない学校を受けそれがダメだった時、どうしてもそう思ってしまいますよね。
我が家もこの「1回しかチャンスのない」という経験をしたので本当に気持ちがわかりすぎて心臓が痛かった。
複数回入試が設けられている学校を第一志望校にしている子が土壇場にきてとてもうらやましかったですね。
それはそれで大変なのかもしれませんが。
まるみママが言う「実質、人生で一度きり。」という事実。
本当に浪人でチャンスのある大学入試以上の経験だよなあ、と思いました。
しかし、泣きじゃくる娘にかけた、まるみママの素晴らしい言葉よ。
あの場面であんな風にちゅりぷ子なら言えるだろうか・・・。
2人でただただ「悲しい」「悔しい」って号泣しちゃう気がします(リアルでは涙の一滴も親子で流さんかったのですが)。
知らないママの涙腺崩壊名言
まるみママの言葉も良かったですが、都立中入試でモブキャラのママが言った言葉も同じぐらい良かったです。
「みんながみんな本当は金メダルよ~」
いやあ、胸に染みますね。
でも本当にそうだと思いました。
みんな頑張った!みんな受かってほしい!って。
その場にいる子ってみんなライバルのはずなのにそんな気持ちになるんだから不思議ですよ。
入試日はどの会場でも思いました「ここにいるみんなが全力を出せるといいな」って。
そういうクリーンないい子キャラじゃないこのちゅりぷ子がw
なんか変なホルモンが出てたのかな?w
我が子を通じて周りの子も含めどんな日々を送ってきたかどれだけ頑張ってきてここにいるかが想像できるからかもしれませんね。
「全落ち」白星ゼロ組が気になる・・・
さて、上述もしましたがほとんどの子がそれなりに合格をもらえてきました。
もちろんすべてが納得のいく合格ではないでしょうが。
しかし、そんなタイミングにまったく合格を手にしていない人も。
2日の夜の時点で、まだ2月の合格を手にしていないのが、
- 島津順君
- 馬場あらん君
- 原秀道君
- 今川りいさちゃん
- 明智珠須ちゃん
以上。
そしてこの中で、地方校の前受けも含めて本当に合格が1つもないのは
原秀道くん
埼玉入試も不合格一つで終了しています。
りいさちゃんですら地方校ですが前受け校の合格を手にしてるのに・・・。
めちゃくちゃ心配です。
黒木先生が言う
「『中学受験全落ち』で公立中学進学、というのを避けたいだけです。」
本当にそうだと思いました。
このままでは3年も費やした中学受験、絶対嫌な思い出になる・・・。
今巻最後の方で原くんの顔つきが随分と変わっていて気になりますね。
あまり堪えてなさそうな達観してるような母の顔も気になる・・・(りいさママと対照的)。
武蔵中合否と御三家組Ω男子の結果
さて、今巻終盤で武蔵中学の結果が描かれました。
藤原君⇒合格
黒田君⇒不合格
明暗くっきり。
藤原君は男子版本多さんとでもいいましょうか、全勝で終了です。
すげええ。
3日の午後入試は辞退かな?
黒田君は三宿学園の合格を手にしていて、3日は城聖受験中です。
Ω男子の御三家志望は残り3人ですが、
- 順:開成結果待ち。都立大石山受検中。
- 海斗:開成、東央結果待ち。海上受験中。(帝都大附属合格)
- 村上一真:麻布結果待ち。早米田受験中。(帝都大附属、向学社合格)
順はちょっとトリッキーな受験なので脇に置くとして、村上君も今のところ順調ですね(あ、前受けでは微妙でしたっけ。盛り返したのかも?)。
海斗は結果待ちだらけでしんどいですなあ。
考察&今後の予想
続いて、今巻の疑問点や考察、今後の予想についてです。
都立中入試について
今巻、3日の都立中受検が描かれました。
やっぱり私立受験とは雰囲気が違うようなんですよね~。
都立のみ!という家庭も多く、ダメで元々!という家も多いとか。
記念撮影もよく聞きますw
私立受験組にとって2月3日ってもはや終盤に差し掛かってきてるんですよね(周りにも終了組が多数出現していたりするし)。
りいさちゃんのような意気消沈勢、息切れしてる勢もそこそこいて。
そこにきての初受検の高揚感、半分物見遊山気分な親子、もいるような都立受検(小石川とかは違うんだろうか?)。
なかなかすごい光景が見えそうですねw
なかなか私立と都立の併願受験はむずかしそうだということがこの巻で分かりましたね。
そして、くろっきーの課外活動での子達には都立中受検は薦めていない理由も(あれ?ドラマでは受けまくってなかったっけ?w)
格差是正にはならんのだなあ。
それにしても「都立に受かる」子というのは私立とはまた違ったすごさを持った「選ばれし」お子さんたちですね~。
ちゅりぷ子の都立合否予想では、順合格、三浦君不合格、ですかね。
まあみんなそんな予想ですよね。
くろっきーがあそこまで言ってて三浦君の合格はなさそうだな。
都立って結果出るの遅い気がしますが、どういうドラマが待っているんでしょうか!?
あれ?灰谷VS黒木、上杉兄弟対決・・・ない!?
今巻、愛しの灰谷先生が登場しました!
3日海上の受験会場ですね。
双子は帝都大附属に続いて仲良く受験です。
双子対決第一試合(1日帝都大附属)はドローでしたが、今回はどうなるのでしょうか?
もっと双子を通してくろっきーにメラメラするかと思ったら拍子抜け。
普通に海斗も応援しちゃっています。
ドラマ版より数倍大人で安心しましたw
なんだか双子の仲違いもなく、双子対決もメラメラせず、灰谷先生も牙を引っ込めてしまい、こっち方面の展開では拍子抜け続きです。
このまままーるく収まるのかしら・・・??
どうなる加藤君!?
さて、前巻でダークにキャラ変を果たした加藤君。
彼のその後が気になっておりました。
今巻はあまり出番はなかったのですが、2日午後に受けた第三志望の黎明中に合格します(黎明中のモデルってどこだ?)。
ちゅりぷ子の予想では、2日の東央に合格し、3日は海上をチャレンジ受験するのかと思っていたのですが、
あ、東央って2日中に結果出ないのね(;^ω^)
まさかの3日発表か~。
じゃあ3日は予定通り城聖受験ですね。
城聖って上の方で紹介したブログによると「暁星」になってるんですが、ちゅりぷ子は「成城」かなあ?と思ったんですがどうなんでしょうか(マチネが行きたい「城山学園」じゃない方の成城ね)。
なんか加藤君(というか加藤家)のイメージが暁星より成城なような(ゆーて男子校全然わからんが)。
加藤君は東央に合格して、めでたしめでたしかな?
まあその方がリアリティがあるかもしれないですね。
一番下のクラスの最下層から1年足らずで桐朋に合格したら十二分にジャイキリです!
しかし、加藤君の良さが消えてしまったように思うんですが・・・。
加藤ママは息子をあんな魔改造されてOKだったんでしょうか?w
すごく気になります・・・。
どうなる男子御三家?順&海斗の開成合否予想!
さて、加藤君の結果も気になるところですが、次巻の目玉はやっぱり順&海斗の開成結果では?
今巻がじゅりまるJG組の結果が目玉だったように。
どちらも難関校を友情で高め合い目指す、という点で一緒です。
JGは2人とも残念でしたが、開成組はどうなるんですかね?
順は受かるような気がしています。
もうこれまで辛い思いいっぱいしたしね。
受からせてやってくれ。
あのおやじの鼻を明かしたい(これな)。
そんな気持ちでいっぱいですw
海斗は上杉兄弟対決を通じての黒木灰谷対決的には、合格ほしいです。
灰谷先生に「ま、負けた~」とか言わせたいですw
・・・でもさすがに海斗は不合格なんじゃないかなあ。
今巻でも、JGにまるみよりだいぶ下の偏差値から受かっている子を見つけて桂先生も黒木先生もネガティブな反応していましたしね。
ミラクル合格は結構危ないのかもしれません(もちろん問題ない子も大勢いますが)。
中学受験はゴールじゃないしね。
というわけで、ちゅりぷ子予想は、
- 順:合格
- 海斗:不合格
ということにします。
なんとなく順は海斗が不合格で一緒に行けないんだったら都立大石山に入学する気もしています。
あの生徒会長の件もあるしね。
そんで島津父に「何言ってんだ開成を蹴るなんて許さないぞ!」とか言われて「お前の指図は受けない!」的な展開があるんじゃないかとw。起きてほしいw
どうなる原くん・・・
さてさて、りいさに次いで気になるキャラになってしまった原秀道君。
1巻や2巻の頃、誰がこんなに彼がフォーカスされると思ったでしょうかw
前受け校の不合格にも何の反応も示さなかった原君も、敗戦を重ねるうちに顔色が変わってきました。
今巻の終盤ヤバい顔しています。
りいさ親子に次いでヤバい顔色です。
黒木先生がどんな華麗な技で原君を立て直してくれるのか楽しみです。
公立中に行くにせよ、原君の中受が笑顔で終われますように・・・。
「正しい」「狂気」。そうきたか!
今巻の目玉はJGの合否でしたが、それに関連してハイライトだったのが、まるみママの「狂気」でした。
JG、吉祥寺女子と志望度高めの学校を立て続けに落ちてしまったまるみ。
吉祥寺女子の不合格を知って、まるみ母は思わず吐いてしまいます。
でも、その状況で狂気で踏ん張り、笑顔でまるみに夕飯を差し出すのは感動を覚えました。
いや~、健気に頑張る子供に不合格を隠したまま笑顔で接するってほんと、常人では無理な話ですよ。
この漫画のキャッチフレーズとも言ってもいい「母親の狂気」。
「みなさんが合格できたのは~」でおなじみのあれです。
ちゅりぷ子は完全にはき違えてました。
黒木先生が言っていた「狂気」を。
子どもを思って見境なく課金しちゃうこととか、受験に向けて過度にお尻を叩くこととか、高みを目指させてサポートしまくることとか、そういう母親の行動を「狂気」というのだと。
今巻読んでまるみママの「正しい」「狂気」のありように驚嘆しました。
なるほど、このように発動させるのが正しい使い方なのかと。
ほんと母親の狂気なくして子の合格はありませんわ。
「受験で母は女優に徹する」ということの原動力がもはやこのシーンにおいては「狂気」なくして演じられませんもんね。
まるみ母の名女優ぶりに、いや狂女優か?感嘆です。
それにしてもまるみは自分の受験校の合格発表日時を全然把握していませんでしたが、あんなもんなの???
ちょっとそこには違和感が・・・。
かなり前から嘘をついて、情報統制してないと無理ですよね?
まるみはどうなる?今後の予想!
第一志望の女子学院、第二志望の吉祥寺女子、どちらも落ちてしまったまるみ。
持っているのは中夫中野の合格のみ。
とりあえず柴田家の中学受験はここで終了、ということが塾に告げられました。
そのことに対する桂先生の反応にかなり同意!
宵の星に進学したらいいのに~!!!
そうなんですよね、1月に埼玉最難関の一角・宵の星(浦和明の星)に合格しているまるみちゃん。
ぶっちゃけ中夫中野への進学はもったいなさすぎる・・・!
たしかに吉祥寺から通うのは遠いですね。
引越しも検討してほしいぐらい良い学校です。
校風も合ってそうだし、実力的にもちょうど良さげ。
しかし桂先生と学校の趣味合うなあw
でも、きっとその意思はないんでしょうね。
朝の4時に目覚めて空にかかる月を見上げたまるみ。
その眼には再び光が宿っていました!
うーん、3日湧泉をやっぱり受験するのかな?
そして合格をもらうのかな?
湧泉はたしかに良い学校だと思うのですが(恵泉だよね?)、そこに終着というのも、なんというかドラマがないですねえ。
こんな主要キャラをそんなちょっと地味な結末にするんかな?(リアルなら大ありですがね)
奮起して受けに行くのは確かにドラマになるけどやや弱いような・・・。
ジャイキリの一人だからねまるみは。
実力的に十分足りてる湧泉合格が結末だとやっぱりインパクトに欠けるような・・・。
最初、吉祥寺女子から繰り上げ合格がきて樹里と仲良く進学!という予想だったんですよね。
でも、モデルの吉祥女子ってすべての回受けた子の中から繰り上げ合格出すんですよね。
まるみは1日JG受けてるから2日しか受けてないんだよなあ。
つまり繰り上げ合格はない(リアルと同じ設定ならね)。
え、JGに繰り上げ合格??
樹里を差し置いて???
それとも2人そろって繰り上げ????
うーーん、そうなると急にリアリティが減りすぎる気もw
予想①:吉祥寺女子はあくまで架空の学校なので、吉祥女子とは違って繰り上げ合格がくる!
予想②:吉祥女子は2020年まで3回目入試を4日に実施していたので、実は3回目入試が漫画の中ではある!
いや予想②はないか。
あるなら絶対先生方が受けさせるように動くだろうし、「これで最後」とか言わないだろうし。
「吉祥寺女子はまだあるよ!」とか言うだろうし。
予想するとかいって、全然今後のまるみが予想できません(;^ω^)
どうなるんだ~!!
りいさを助けて!!
まるみも心配ですけどね、彼女は入試を受けられただけでもうある意味成功なんですよ!
あの成長ぶり、何ものにも代えがたいものをすでに彼女は得ているんですね。
・・・で、そういうのが今の所ほぼない子もいるわけです。
もうりいさちゃんを誰か一刻も早く助けてあげてください。
なんで母の見栄?のためにあんな辛い受験をしなくてはいけないのか。
『二月の勝者』途中までは島津君が気の毒でなりませんでしたが、彼は一足先に解放されましたからね。
原君のヘルみが加わったのはここ最近ですし、ずーーーーっと苦しんでるのりいさちゃんだけじゃん?
もう彼女には救いエピ来てほしいです一刻も早く。
次の巻で救われますように・・・。
『二月の勝者』はいつ終わるのか?
ちゅりぷ子の予想よりはテンポよく進みました18巻。
2月2日で終始しして、3日まで進まないと思っていたので。
作中で福島君ママも言ってましたが確かに長く感じるんですよね、入試の最中って。
最終章に入ってからのノロノロの進みがそれを体感させてくれているようなw
まあ描くこといっぱいですしね。
でも想像していたよりはサクサク進んでる印象です。
佳苗ちゃんやカレンの本命校合格シーンとか、灰谷VS黒木とか、結構サラっと流しているような?
北条さんとか、田中君、福島君の受験が難航する様子とかもじっくり描かれたりするのかと思ってましたが、結構あっさり合格もらってましたね。
・・・黒木先生の「課外活動」もサラっと描いて終わりかも???
秋に19巻が出て、また来年2月に20巻が出て完結するのかな?という予想ですがどうでしょうか?
そう、2024年組と同時ぐらい。
19巻ではとりあえず3日の開成の結果から始まり、5日までを描ききるのかな?
20巻で都立の発表、島津君の行方、灰谷との決着(はないかも)、桜花祝賀会、スターフィッシュと晶の決着・・・。
入りきるかな?w
そんでもってさらなる予想としては、4巻以来子供が表紙に描かれていなかったので、最終巻ぐらいは桜花の子供たちが表紙に出るのでは?なんて思うんですが、どうでしょう。
裏表紙には出てきましたけどね~。
くろっきーと佐倉先生を中心に子供が取り囲む表紙とか?
うーん、なんにせよ早く完結させてほしいような、終わってほしくないようなw
19巻は「今秋発売予定」!
予告ページでは19巻は「今秋発売予定」となっていました。
今から楽しみです。
まあ今回も春と言いつつ6月だったので、秋といいつつ12月とかも大いに予想できますけどw
とりあえず次が出るまでは小説でも読んで待とうかな~?
『二月の勝者』が好きで、中学受験物を読みたいなら『翼の翼』と『勇者たちの中学受験』がかなりオススメです↓
binbojuken2023.hatenablog.jpbinbojuken2023.hatenablog.jpあと、まだ読んでなければ高瀬先生のこちらもおすすめ↓
これらで次巻が出るまで我慢しましょう~w