書きたいことがいっぱいで発売から早4日も経っちゃいました。
お待たせしました!(誰も待ってないw)
今日は『二月の勝者』の最新16巻の感想&考察です!
がっつりネタバレしてますので、未読の方はお戻りくだされ。
※今回も超長文ですのでご注意ください(^_^;)
前巻(15巻)の感想&考察はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
表紙について
表紙は前巻の裏表カバーで描かれた、桜花メインの3講師。
佐倉先生、黒木先生、桂先生です。
おそらく2月1日朝の様子かな。
14巻、15巻と発売の季節に合わせた表紙だったので、今回も秋めいた表紙にするのかと思いきや、中身とリンクさせてきました。
さむ~い朝、桂先生の表情が印象的です。
裏表紙↓
ちゅりぷ子の予想通り、桜花の残りの常勤講師、橘先生と木村先生です。
同じく2月1日の早朝応援の様子でしょうね。
橘先生、かっこいい♡
そで↓
そでにはいつも収録話内の印象的なセリフが書かれていますが、今回はこの2つでした。
どちらも1月31日、2月1日入試前日の激励会でのセリフです。
左側、本当にそうだなって思います。
志望校の受験会場に、時間内にきちんと着席できた瞬間、もうある意味「成功」です。
今は二月の勝者ワールド内にはない大きな敵「コロナ」もいますしね・・・。
ああ、考えただけで胸の奥がキュッとします(;^ω^)
16巻のネタバレ&感想
ここから完全にネタバレありの感想です!!とにかく16巻は今まで以上にですね、
親を泣かせにきてる!!!
もうこれにつきます。
これでもかとウルウルさせるセリフやシーンのオンパレード。
これは本当に今傍らに受験生がいるというのも大きく関わっているでしょうが、かつての経験者も、もう少し小さい子を持つ中学受験組の親も同じように泣けると思います・・・(中受ノータッチ勢は分かりません)。
もう出てくる親子に自分たちを重ねすぎて目が真っ赤になりましたよ!おんおんおん。
とまあ、そんな感じで「泣かせ」ポイントは多いのですが、そこまで物語として大きく動いたかと言えばそんなこともなかったような・・・。
前巻で千葉入試まで描かれていましたが、今巻はその結果から2月1日の午後入試スタート時、までだからです。
2月の初結果は次巻にお預けでした。
では、物語が展開した点と泣かせポイントに分けて書いてみたいと思います!
展開①千葉入試の結果
千葉入試の結果が書かれていました。
- 新宿海浜(モデルは渋幕?):カレン、不合格。
- 舞浜中(モデルは市川中?):本多さん、合格。村上君、田中君は不合格。
カレンの不合格は前巻のラストでしたね。
今巻は立ち直る様子(女王の復活)がメインです。
で、舞浜中を受けた3人。
本多さん、順調です。
メンタルも安定してそうだし、これは雙葉も合格くるか・・・!
村上君は合格2つも持ってるし、なんとか2月1日までに立て直してほしい。
激励会では立ち直っているように見えましたが果たして?(武蔵志望だったっけ?)
さあ気になるのが田中利休君です。
彼が気になるのは「お父さんの強気プラン」のせいでの失敗な気がするからです。
埼玉西を落としたのも痛いですし、合格は地方校しかもらっていません。
うーん、2月も攻めの姿勢っぽいですが、どうなるのかな。
とりあえず2月1日午前は彼の本当の志望校が受験できるみたいなので(芝?)よかったですね!
なんとか午後に安全校を受けて立て直してほしいな!
展開②受験が自分事になってない!?
- 立聖埼玉(モデルは立教新座?) :原君、不合格。
立聖埼玉は1月もかなり後半なので、千葉入試より少し後です。
原君、案の定落ちてしまいました。
合格判定「E」ですからね。
しかし、びっくりするほど何も感じていない様子・・・。
ちゅりぷ子はこの不合格でメンタル崩すのかな~?とか予想していましたが、まさかの上をいく展開・・・。
これ、親だったら一番きつい展開だと思うのですが、どうでしょう・・・。
原ママの何か吹っ切れた様子が気になります。
「自分事になっていない」こんなこともあるのですね。
まだまだ幼い6年生。
原家はほかにも色々描かれますが、後半の考察パートで語りたいと思います!
展開③久々登場の灰谷!でもディスられる
ちゅりぷ子大好きキャラの一人、灰谷先生がやっと登場してくれました!
久しぶり!元気だった?
もう少し狂気振りまく様子や受け持ち生徒が失敗してしまうところなんかが描かれるかと思っていましたが、特に何事もなく激励会&2月1日を迎えていますね。
激励会ではフェニックスの佐倉先生的な桃田先生に
黒木演説のまろやか版かあ~
インパクトに欠けるよね!
と鼻で笑われていて爆笑しましたww
二番煎じな上に劣化版ですね!
言い回しひとつでこんなに印象が変わるんですなあ。
しかし、今巻は過去の色んなシーンの回想は頻繁に出てくるし、対比シーンも多いんですよね。
この場面の灰谷先生も二月の勝者のスタート時の黒木先生の名演説との対比になっていますし、他にもいろいろ過去のお話と対比させてるんだな~というシーンが出てきます。
なんというか、時間の経過、人物の成長、を感じさせるところがてんこ盛りなんです。
しかし、灰谷先生、2月入試のためにビジネスホテル3連泊ですか~。
リッチ~!
いくらフェニでもらっているのでしょう。
桜花に寝泊まりする木村先生、不憫w
ホテルで一人「滾ってる」様子はばっちり気持ち悪かったですよww
展開④栗田先生の秘密
さて、過去にもちょこちょこ登場していた、栗田先生(女性)。
描き方からやや年配の方(アラフィフ?)であろうと思っていましたが、なんと今巻でバックボーンが明らかになります!
なんと「中受親経験者」だったんです!!
娘さん2人(今は成人)を中受させ、その後一念発起して桜花の先生になられたそう。
わーお。
中学受験、「虜」になってしまう親御さんも結構いるのかな?
渦中にいるとそのあたりの気持ちはまだわかりませんが、「忘れられない経験」になるだろうことは想像に難くありません。
展開⑤入試激励会!ハチマキ姿のくろっきー
さて、今巻のメインは入試激励会の模様です。
収録されている一番最初の話から6話、全部それです(全9話中)。
そう、時間的に止まってるんですよ。
だから展開は少なめなんですね。
でも、この激励会の様子が本当に泣けて泣けて・・・(泣かせポイントで語りつくします)。
そんな中、笑い要素?はハチマキを巻くクロッキー!
佐倉先生が去年嫌がったあの合格ハチマキですね。
まさか、巻くとは・・・。
そして読んでいるうちに見慣れましたw
ハチマキを巻くシーンは、1巻の佐倉先生との対比にもなっていましたね(佐倉先生自身も)。
思えば読者と一緒に遠くまできたもんです。
人って成長しますね。
これより、「入試激励会」、すなわち、「最後の授業」をはじめます。
の部分で、桜花6年生全員が着席した様子が描かれているのですが、これも1巻の最初と一緒!
黒木先生「最初の授業」との対比です。
若干メインで描かれている顔ぶれが変わっていますが、順とカレンは顔つきが全然違います!
完全にキリっとしてます。
成長もそうですが、黒木先生との信頼の積み重ねなんかも感じますね。
しかし、あんな風に一人一人激励してもらえるなんて、桜花は手厚いですね~。
小規模塾だからこそなんでしょうか。
桜子達は激励会、どんな感じになるのかな?
感染予防でZoomでしょうか・・・。
展開⑥塾講師の決戦前夜
さて、激励会も終わり、翌早朝の応援に備えて軽く打ち合わせて早々に帰っていく講師の皆さん。
黒木先生&木村先生は桜花にお泊りです。
木村先生が黒木先生と一緒で喜んでんのかわいすぎ♡
佐倉先生が明日を思って不安で震えていると、黒木先生が「自分も震える」と言います。
でも両者の震えは全然違っていました。
黒木先生の「震え」は本番が始まるという事実に気分が高揚してゾクゾクする、というもの。
「受験ハイ」の虜、なんですよ。
とのことでしたw
親の気も知らないで何なのあんたら!
こっちは当日を思うと今から不安で震えるんですけども!!!
まあ、塾講師の気持ち(全員じゃないんでしょうが)が知れて良かったですw
展開⑦2月1日早朝の様子
さて、やってきました本番決戦。
緊張する親子とズラリと校前で迎える塾講師陣。
おそらく桜子たち2023年組はこの光景は見られないでしょうね、そこは残念です。
一番メインで描かれるのはまるみちゃん親子なんですが、そこは後の「泣かせポイント」で以下略。
印象に残ったのは、佐倉先生が桜花に出勤後に振り返って描かれる、今川りいさちゃん。
吉祥寺女子に駆け付けた佐倉先生を見て「なんで来てるの!?暇なの!?」の一言が素直じゃなさ過ぎてかわいすぎた!
・・・と同時に、「受かるわけない自分なんかの応援に来てくれるはずがない」と思っていたりいさちゃんの内心を思うと切ないです。
まあ十中八九落ちてしまうと思うのですが、佐倉先生、どうするか腕の見せ所です!
頑張って!!
展開⑧久々の島津父!!!
えっと、涙涙で読んでいたので、ちょっと感情が追い付きませんでしたが、まさかの島津父が登場しました!
ドラマ版二月の勝者では灰谷先生がストーカー化してましたが、漫画では島津父がストーカーに!
開成受験の朝、こっそり順を見に来ていたんです(しかも受けるかどうかは知らされていないしw)。
出てきた瞬間、「おい順の邪魔したらぶっこ(自粛)」という気持ちでいっぱいになりましたが、素敵な伯母様に牽制されていて安堵しましたw
伯母さん怖いんだねwww
順は父に気付かずw
なんだか落ち着いている様子で安心しました。
頑張れ!!
展開⑨王羅くん、受験する!
びっくり登場人物パート2!石田王羅くんです!
やっぱり中学受験続けていた模様。
少し前に個別ノビールで百ます計算に取り組んでいましたが、その後どうなったのでしょうか?
日照大第二(日大第二?)を受験した模様。
てっきり橘先生との絡みがあるかと思いましたが、王羅くんを現地で激励したのは木村先生でした。
ドラマでは橘×王羅でしたよね~。
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王羅くんも「二月の勝者」になれた模様です(*^^*)
当日元気に受けられればほんと花丸!立派な勝者ですよ。
展開⑩2月1日午後受験がスタート!
さて、時間はやや移って、2月1日の午後受験がスタートです。
先生たちも午後校へ移動。
大変ですね。
今巻で生徒の一部の午後校が判明しました。
- じゅり:馬武立(普連土?)
- まるみ、浅井紫:湧泉(恵泉)
- 山本佳苗:カトレア女子(オリジナル?)
- 丹羽、根津:帝都女学館(東京女学館?)
- 三浦、伊達:園学院(国学院久我山?)
- 海斗、陸斗:帝都大附属(都市大附属?)
後の子は不明です。
ここで思ったのは、やっぱ御三家受けると午後受験大変そうだな・・・ということですw
タクシー乗り付けは名物なんですね・・・。
じゅりとまるみは間に合うのか?
JG⇒馬武立はともかく、JG⇒湧泉は遠くないのか??
開成も試験時間長いですからね・・・。
午前午後入試のはしご、大変そうです。
なんか展開少なかったとか言っておきながら10個も挙げてしまいましたw
さて、続いてはメインの泣かせポイントです!
泣かせポイント①泣いて立ち直るカレンにこっちも号泣
前巻、新宿海浜に落ちてしまったカレンちゃん。
ショック過ぎて部屋に引きこもり桜花にも行かなくなってしまいます。
このままでは本命校の桜蔭に影響が出るのではと心配されました。
また、かつてストレスから抜毛癖も出ていたカレンちゃん。
・・・またそれが出てしまうのか!?とか心配していたら、
桜花の女王はやっぱり強かった!!
お母さんの「アフタヌーン・ティー」で号泣。
抱き合って泣きじゃくります・・・。
そのシーンで思わずもらい泣きです。
女王様は泣き顔も美しいですね。
そしてこのシーン、以前フェニ移籍騒動の時を彷彿とさせるシーンです。
あの時もママと抱き合って泣いてましたね。
・・・心なしか大きくなってるカレンちゃん。
ここも初期との対比シーンですね。
不合格はつらい。
でも泣いて立ち直ると以前よりも強くなっている、というわけです。
激励会でのカレンちゃんの力強い言葉にも感動しました!
一番新しい「武器」は、
「転んでも立ち上がる」力。
これは桜蔭の合格来るのか・・・!
楽しみです!!
泣かせポイント②今年の6年生が集まるのは、明日が最後。
続いての泣き所はこちら。
激励会前日夜、準備に勤しむ佐倉先生と桂先生。
そこで桂先生が言うんですよ、
最後だよ。今年の6年生が集まるのは、明日が最後。
もうここで泣きましたw
そうなのか・・・。
もうあのメンバーが勢ぞろいすることは二度とないのか・・・。
そんなこと言われたら、我が子と重ね合わせて想像して今から泣いちゃいます。
・・・だってもうあと4カ月ぐらいなんですよ、桜子達だって・・・。
寂しすぎる・・・。
桂先生は本当に切ないことを言いますねえ。
でも事実なんでしょうね。
寂しいけれど、「塾ってそういう場所」ってことですね。
泣かせポイント③先生たちの激励の言葉と子供たちの成長にどれも涙・・・
さて、そんなわけで始まりました激励会。
これでまた泣かされます。
先生たちの激励が本当にどれも良くて・・・。
もう受験生が家にいたらみんな泣いちゃうでしょ。
橘先生の言葉は当事者(受験生親)だけにストレートに刺さりました(先生ありがとう、報われます)。
こんなこと子どもが言われてるの聞いたら泣いちゃうよ。
先生が一人一人に言葉を贈るシーンも胸熱です。
メインキャラたちは初期の頃を思い出して思わずウルウル。
子供って本当に成長する。
すごい!
子供に携わる仕事ってどれも大変そうだけど、得られるものが本当に大きそうだなと感じました(ちゅりぷ子は全く子供と関係ない仕事してるんで)。
子育てすることのだいご味も、そこですね。
子供って本当に短期間でものすごく成長して大人に感動を与えてくれます(書いてて泣きそうw)。
泣かせポイント④佐倉先生の言葉と成長に感動
さあ、今回は子供たちの成長もそうですが、そう、主人公佐倉先生の成長も大きく描かれました!
1年前はハチマキを巻くことすら嫌がっていた佐倉先生が、あんないい言葉を送れるようになるなんて!!
ああ、若者の成長っていいな・・・(感想がオバサンすぎw)。
佐倉先生の贈った言葉は本当にそうだなと感じます。
無事に明日を迎えることができるだけで
大きな何かに「勝った」って思える・・・!
この先ずっと、そのことで自分自身を誇っていいと思う・・・!
本当に本当に!
読みながら泣きました。
果たして我が家はちゃんと迎えられるんだろうか・・・。
同時に怖くなったのも事実ですw
泣かせポイント⑤まるみ親子の会話に涙止まらず・・・
さて、シーンは移って後半の涙の山場ポイントです。
2月1日の朝、まるみ親子のシーン。
もう大号泣!!!
うーん、個人的にはここがピークだったかも。
いろいろあったまるみちゃん。
JGの受験までたどり着いただけで花丸ですよ。
しかし、やはり当日朝は緊張してしまって弱気になっています。
ママが超超心配していましたが(完全にまるみ母にシンクロしました)、会場に入っていく樹里を見かけてさらっと自分で意識を切り替えてしまいます!
そして一言「ママ、信じて・・・くれて・・・本当に・・・ありがとう・・・」。
それに対するママの「まるみ・・・お礼を言うのは、ママの方よ・・・!」で涙腺崩壊しました。
本当に強くなった。
もう結果はどっちでもいい!
まるみちゃんの中学受験は大成功です!!!
うちの当日朝はどんな感じになるのやら・・・。
おそらく涙はないんじゃないでしょうか。
桜子は親にお礼を言うような殊勝な子では絶対にないのでw
不意打ちで言われたら泣く自信がありますがw
泣かせポイント⑥橘先生のお母さん感とすっかり飼い慣らされた黒木先生に涙w
さて、泣かせポイントというか笑いポイントというか、今巻橘先生が良い仕事しました。
涙涙の激励会と2月1日の合間に、佐倉先生や黒木先生たちに差し入れをサラリと入れまくって、佐倉先生に
お母さんって呼んでいいですか?
と言われるシーンで大爆笑。
いやー面倒見良いんですね。
さらに、今まで決して馴れ合いを見せなかった黒木先生もうまいことみんなで手懐けており、黒木先生もまんざらではなさそうですw
サンドイッチ差し出す橘先生素敵♡
こうして仲良くなったところでお別れがくるんでしょうね・・・(なんか辞令きてたよね橘先生)。
泣かせポイント【番外】2月1日前後の様子を自分たちと重ね合わせ過ぎて泣きそう
最後の泣かせ?ポイントは感動とかの涙じゃなくて、不安で泣きそう、という意味ですw
今回2月1日の前夜、当日朝が結構リアルに?描かれていました・・・。
あああ、あと数ヶ月で我々も・・・と思うと胃が痛くなります。
ラッシュ時に乗る電車。
会場に吸い込まれていく頭のよさそうな受験生たち・・・。
あああ、考えただけでドキドキする・・・。
首都圏の多くの子にとって2月1日午前がやっぱり大本命なわけで、それはやっぱり1月入試とかとは違うわけで、緊張もひとしおなはずです。
「この日のために頑張ってきた」という思いは本当に強いはず。
どんな感じになるのでしょう・・・。
不安でたまらないです。
お弁当も作らなきゃいけないみたいですし、何時起き?
ちゅりぷ子は前の夜寝られるのかしらw
考察&今後の予想
続いて、今巻の疑問点や考察、今後の予想についてです。
「わかっているからこそ」とは?原君覚醒なるか!?
さあ、今巻前半のキーパーソン、原秀道君親子です。
今回いろんな人とこの親子が対比されていました。
- カレンと原君
違いは不合格に対する反応です。
落ちたというのにまーったく自分事になっていないので全然ショックじゃない様子。
・・・これはヤバい、と素人目にも明らかです。
一体だれのための受験なのやら??
こういうケース、結構あるんでしょうか・・・。
- 今川母と原母
今度は親の対比が描かれました。
今川家と原家は「行かせたい学校以外受け(させ)ない。全落ちしたら公立へ!」というスタンス。
それに対して黒木先生は2月入試スタート5日前にもかかわらず再度面談を組みます。
併願校(主に午後校?)を「お守り」として差し出しますが、両家まったく意に介さない様子。
このまま全滅してしまうのでしょうか・・・。
この両家母の反応に対し、くろっきーが意味深なことを言います。
今川さんは「わかってない」ですが、原さんは「わかってるからこそ」という点です。
うーん、これはどういう意味なんだろう。
ちゅりぷ子にはよく分かりません。
説得が難しい、ということかなあ?
原家の中学受験は二度目(姉が黒薔薇女子に合格!)。
今までに「二度目だからうまくやれると思ったんだけど・・・」という原母の諦めに似た境地も描かれてきました。
どうやら出願時にはある意味「諦めて」しまったんですかね。
しかし、激励会で黒木先生が原君に直接叱咤激励します。
これは、「あなたの受験」です。
原君の反応は分かっていない感じでしたが、これは2月1日朝に覚醒くるパターンでしょうか!?
それはそれで原母パニックにならないか心配です・・・。
でも黒木先生の「お守り」を思い出してくれるのかも??
どうなる今川家&田中家
さて、原君に続いて心配なのは今川家&田中家です。
「わかってない」からこその特攻受験に飛び込む今川家。
ここは、娘が状況を理解しているっぽいのが何とも不憫です・・・。
このままだと全落ち不可避・・・、りいさちゃん地元の中学に進学したら引きこもりとかになっちゃわないでしょうか・・・。
この家はこの家で「子供の気持ち」を置き去りなんですよね。
でもきっと佐倉先生が何とかしてくれる・・・と読者は信じています!
さて、もう一方の田中利休君。
お父さんの強気プランで、とっても危なげな雰囲気。
こちらはどうなるのでしょうか。
2月もなかなかのチャレンジっぽいですし、先行きが心配です。
落ちた人だけが来る、2月の桜花。
毎日暗い顔を見せるのかな・・・。
なんとかしてほしいです!
大内レオちゃんはどうなる?
さて、今巻の激励会には参加しなかった大内レオちゃん。
少しだけ動きが見えました。
桜花生全員に配られたおそろいの合格鉛筆は持っているし、どうやら黒木先生が直接お詫びに伺った模様。
併願プランもしっかり立ててくれていました。
落ち着いて受験できているといいなあ。
そして、受験後には橘先生と和解できるといいなあ・・・。
加藤君が受けた学校は・・・
さて、2月1日受験校不明の加藤君。
読者みんなが気になっているところです。
・・・これは海上を受けたのかな??
2月1日早朝応援が終わった後、先生方が桜花に出勤します。
各先生の応援先は以下。
- 佐倉先生・・・吉祥寺女子
- 木村先生・・・日照大第二
- 黒木先生・・・開成
- 桂先生・・・JG
- 橘先生・・・不明(海上?)
そう、橘先生だけどこ応援に行ったのか描かれてなかったんですよ。
これって、加藤君を海上に応援に行ったんじゃないかな?(激励会でも声かけてたし)
後で華麗なネタ晴らしがくるのかな~?
上杉兄弟対決の行方は?
今巻ラストを飾ったのは、上杉兄弟対決でした!
午前中麻布受験した陸斗、開成受験した海斗。
2人は灰谷と黒木にとって色んな意味で因縁のライバル関係です(ライバル視してるのは灰谷のみw)。
でもまさか午後校とはいえ同じ学校を受けるとは!
どうなっちゃうんだろう?
お互いにとっては心強いのかな?合否で明暗を分けたら嫌じゃないんだろうか?
そもそも双子の受験ってめちゃくちゃ大変そうですよね?
開成にはママ、麻布にはパパが付き添ったみたい。
これ5日までなだれ込んだらパパも5日まで休むのかな・・・?
ワンオペだと絶対無理ですね、ほんとすごい。
果たしてこの兄弟対決、どうなるんだろう・・・(「対決」だと思ってるのは灰谷先生だけだと思うけどw)。
陸斗はさらっと麻布の合格決めて、意外と午後のここを海斗だけが受かるとか?
うーん、どうなるんだろう。
海斗パパの「おまじない」の答え合わせはまだ?
海斗つながりで、前巻、海斗パパが海斗に何やら「おまじない」をかけた(おかげで埼玉快晴に見事特待合格!)ようなんですが、今巻でもその答え合わせは来ませんでした。
うーん、これも気になってるんだけど、いったいどんな「おまじない」だったの~?
早く教えてくれないと、桜子の受験のが先に来るじゃん、と残念でしたw
御三家組の結果は?
さて色々桜花の面々それぞれの合否が気になるところですが、やっぱり先生方のボーナスにも大きくかかわってくる「御三家の合格」が一番気になりますよね~。
- 開成:順、海斗
- 麻布:村上
- 武蔵:藤原、黒田
- 桜蔭:カレン
- JG:樹里、まるみ
- 雙葉:本多
誰か白星を上げるのでしょうか?
カレンと本多さんは合格するんじゃないかな~?(二人ともいい波に乗れてる気が)
あとは・・・わからないですが順には受かってほしいです!
もちろんJG組だって受かってほしいですが、そんなドラマ版みたいなドリームだと急にリアリティが損なわれてしまいますからねえ。
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どうなるんでしょう、次巻が早くも待ち遠しいです!
17巻は今冬発売予定だと!?
毎度のことながら激長ですみません。
今回はあまり展開がなかったことでやや考察が少なめだったかな~?w
で、次巻の予告が最終ページに載っていました。
とうとう2月1日校の結果発表です!
気になる気になる気になる!!!
・・・「今冬発売予定!」だと・・・?
それは12月?1月?2月?どれなの???
でも9月に出たばかりだから12月はなさそう・・・1月・・・もないような気が。
今までのペース考えたら2月かなあ?
『二月の勝者』ってタイトルだし2月にぶち当ててくる気がしています。
我が家(2023年組)の受験直後かな?(;^ω^)
どんな気持ちで読むことになるのか、すべては今後の桜子にかかっていますねw
楽しく読めますように!
『二月の勝者』が好きで、中学受験物を読みたいなら『翼の翼』がかなりオススメです↓
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