昨日、今朝と算数の宿題をしていた桜子。
栄冠はまだしも、栄冠の別冊が桜子には難しすぎる〜(;´д`)
今朝もやってましたが終わってまへん。
算数を平日に1日で終わらせるのは無理そう…。
そして、栄冠別冊の問題に苦戦してるようで、Rクラスでやっていけるのかな?
激しく不安!( ;∀;)
応用のテスト、ボロボロだろうな…。
さて、今日はお待ちかねの、私ちゅりぷ子の中学受験シリーズです!(誰も待ってない)
四半世紀前だから、参考にしないでね☆
前回はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
6年生に進級!メンバー増員
6年生に進級する際、誰もクラス落ちしませんでした。
ちゅりぷ子もなんとか、Sクラスで進級できましたよ!
男子4名、女子3名だった5年生。
6年生では、天才メガネくんが入塾して加入。
天才メガネ君の話はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
さらに、下のTクラスから男子3名が上がってきました。
男子8人、女子3人で6年生Sクラスはスタートしたのです。
Sクラスの授業はハイレベル
残念ながら女子は誰もTクラスから上がってきませんでした。
今思えば、地方都市の私立中学受けるにはSクラスの授業はオーバースペックだったのかも。
男子は他県の寮のある難関中学目指してる子がけっこういました。
西日本なので、灘、愛光、ラサールあたりだったかな?
当時、女子が中学から寮なんて考える親は地方都市には皆無でした。
愛光も男子校だったしね。
地元には女子校も多く、間違いなくSクラスの算数は必要なかったですね。
ちゅりぷ子は地元ナンバー2の共学に受かったので、女子校受けませんでしたが。
Sクラスはテキストも他のクラスとは別でした。
今でも忘れられない『大全』という、金と銀のテキスト。
ゼクシィみたいな厚みで重みでした笑
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中身は難関中の過去問が散りばめられていたような…。
Tクラスから上がってきた男子
Tクラスから上がってきた男子3人、Sクラスに全然ついていけませんでした。
いつも3人でわからない。
いつも3人遅くて終わらない。
クラスアップするというのは大変なものです。
ちゅりぷ子もついていくのにヒーヒーでしたが、彼らのついていけなさ具合に、子供心に疑問が。
四天王(5年からSの男子3人+6年で入った天才メガネ君)、<越えられない壁>、女子3人と1人の男子(5年からS)、<越えられない壁>、Tクラス上がりの男子3人、といった実力構成。
まあ、クラスアップ当初は仕方がないと思うんですよ。誰だって。
でも、この構図は入試を迎えるまでこのままでした。
はっきりいって、3人はついていけていませんでした。
そしてさらに、その中の1人は完全にレベルがあってない!
その姿は、小6女子の目から見てもかわいそうなほど。
一体どうしてこうなってしまったのか…。
無理やりSクラスに入ったKくん
Tクラスから上がってきた男子の内、2人はTクラス内のトップ層だったようです。
しかし、Kくんはおそらく平均層か、下手したら下位層。
なぜそんなこと知っていたかって?
Kくん母と、ちゅりぷ子母が、社宅ママ友だったからです!!
Kくんとは幼なじみってやつ。
ちなみに、社宅話の回で出てきた「ダメ男子」はKくんではないです(・∀・)
Kくんは5年生の間、季節講習の度に、Sクラスを希望し、残留許可をもらえないでいました。
そりゃあそうです、レベルがあっていません。
でも、果敢にトライし続け、基準に到達していませんでしたが、クラスアップしました。
ママのゴリ押しで。
Sクラスに無理やり入れたのは、彼のママでした。
ちゅりぷ子母に話したそうです。
「断られたけど、無理言って入れてもらった」。
サピックスだったらあり得ない事態ですね。
四半世紀前の地方都市のN開ではあったみたいです(・∀・)
学力ヒエラルキーの怖さ
野球部では野球上手いやつがやっぱりヒエラルキーの上位にいると思います。
塾内は学力でヒエラルキーが構築されます。
Sクラスは人数も少ないので、お互いの実力が一目瞭然。
女子3人はなんとなく蚊帳の外でしたが、男子にはヒエラルキーができていました。
四天王⇒5年からS男子⇒Tから上がった男子2人⇒Kくん。
もう、上が下を小馬鹿にするし、下は委縮するし、見ていて気持ちいいものではありませんでした。
Kくんの授業中の発言には、くすくす笑う四天王の方々。
たまにKくんが正解すれば「どうしたの?w」「大丈夫?w」と小馬鹿にします。
同時にTから上がった男子も、一緒になって馬鹿にします。
まあ、T上がり男子3人まとめて四天王は馬鹿にしておりましたが…。
ちゅりぷ子は幼なじみとしてKくんがかわいそうでした(幼稚園一緒です)。
Kくんママの気持ち
今になって思えば、Kくん本人は本当にSに来たかったのかな?と疑問です。
Kくんのお父さんは、ちゅりぷ子の父と同じ会社で、たしか東工大を出ていました。
社宅繋がりなので、なんでも知ってます(母が)。
ちゅりぷ子母と同じく、たぶんKくん母も息子を父親並みにしようと躍起になったんだと思います。
Tクラスの授業では、他県の難関校は受からない。
灘、愛光、ラサールといった難関男子校へ行くにはSクラス必須。
男子の母にはこんな意識が当時あったようです。
Kくんのママも他県の難関男子校を希望していました。
まあ、天地がひっくり返っても無理だろうと、みんな思っていましたが。
下手したらKくんもそう思っていたかもしれません。
信じていたのはKくんママだけだったんじゃないかな。
他県難関男子校ツアーとKくんの進学先
Sクラス男子のみ、泊りがけでみんなで他県の難関男子校を受験するツアーが組まれました。
女子はやっぱり蚊帳の外で、なんかお土産もらったような…。
まあ、案の定四天王以外は全滅しました。
四天王の内半分がそちらへ、半分が受かりつつも地元トップへ進学しました。
四天王以外だってSクラスのメンバーは、地元トップかトップ2にはみんな受かりました(女子も)。
Kくんを除いて。
そう、Kくんだけ、どこにも受かりませんでした。
トップ2の学校(ちゅりぷ子進学)にはTクラスの男子もかなり受かったというのに。
地元に全滅してKくんは隣県の学校を受けまくったそうです。
そしてなんとか隣県の私立に補欠合格し、繰り上がって入学しました。
あとちょっとで地元公立進学だったところでした。
ママは肝を冷やしたことでしょう。
ちなみに、大学はGMARCHだったようです(母談)。
実力にあったクラスが一番ってこと
Kくんは、SクラスではなくTクラスで頑張ったほうがもしかしたら結果はよかったんじゃないかな、と今となっては感じます。
難関校に特化した問題ばかり、ついていけてないのに解かされて、頭のいい男子に日々馬鹿にされて自己肯定感を下げられて、ゴリ押しまでして入ったSクラス、なんかいいことあったのかな?
Tクラスで地元校に向いている問題のみを対策したほうが良かったんじゃないかな?
完全にKくんママのミスだと思います。
『二月の勝者』のりぃさママを見て、Kくんママを思い出しちゃいました。
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最新刊の感想でも書きましたが、志望校選び、悩ましいですね。
binbojuken2023.hatenablog.jp
実力に合った環境で学ぶのが一番、そう強く感じます。
目標を無理に低く持つのはよくないけれど、塾も、クラスもそして学校も、実力相当がやっぱり当人も幸せだと思います。
まあ、影響されて、感化されて伸びるっていうことも否定できないけど、最低限のラインというものがある気がしますね。
この先、ちゅりぷ子も狂気で桜子を見失わないようにしたいです。
とりあえず、桜子の算数をなんとかせねば…。
ちゅりぷ子の中学受験シリーズの続きはこちら↓
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