貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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『二月の勝者』11巻の感想&考察

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いやー、出ましたね!
二月の勝者の新刊!
11巻の表紙はさくらちゃんとクロッキーのツーショット。
久しぶりじゃない?
どうも5巻以来です!
裏表紙は桜花の先生が勢揃いしてます。

さて、今巻の感想&考察を書いてみたいと思います!
がっつりネタバレしてますので、未読の方はお戻りくだされ。

分かっちゃいたけどお金が…

のっけからちゅりぷ子を震撼させたのが、受験料&延納金!
聞いてはいたものの、はっきり描かれると、貧乏な我が家は背筋が凍ります。
変なホラーよりよっぽどホラー!
受験料、やっぱり高い〜。
2、3校ならまだしも、みんなもっと受けるんでしょ?
そりゃ3年かけてきてやってきたこと、悔いは残したくないよね。
しっかり安全校の合格だって取りたい。

日能研でも6〜8校出願するのが当たり前って聞きました…。
平均それぐらい出願するとして、多いと10校ぐらい受けるということ!?
安くて2万円×6校の12万円、高いと3万×10校の30万円…。
ひーっ!
バレエの発表会より高い!!
怖い、中学受験!

入学手付金はもっと怖いですね…。
額がもっと跳ね上がるのに、結局入学せずにドブに捨てることもあるって…。
武田くんパパの叫び、心に刺さるわ。

中学受験、ソシャゲよりこえええええ!!!!!

スケジュール、ああまでしなくてはいけないのがよく分かりました…。
仕方なく払う、のは百歩譲ってまだいいけど、ミスで(期限忘れて)うっかり払う&うっかり払い忘れるとかないように細心の注意を払わないと…( ;∀;)
うっかり者のちゅりぷ子、今から不安でいっぱいになりました。

出た!黒木節!「我々塾講師は鵜飼いです」

久しぶりに出ました!
クロッキーの辛辣発言!
生徒を鵜に塾講師を鵜飼いに例える、ひどいセリフ!

「鵜」が多少苦しがっても何度も潜らせて、たくさんの「魚」を取ってこさせることです。

すごくひどい発言なんですけど、なんだろう、久しぶりなんでちょっと嬉しかったw
ヒーローが久しぶりに必殺技出した感がありましたね。
純粋な(リアルな中受から遠い所にいる)読者には、こーゆーのないとね。
白クロッキーばかりじゃね。

まあ、その一方でちゅりぷ子は複雑な気持ちにもさせられましたけどね。
桜子はジュリちゃんのような優秀な鵜ではないですが、類似したような言葉も塾ではかけられるようで。
先日も塾で先生にはっきりと

「前方に座ってる方々は、難関校受けてもらわないと困ります」

と言われたそうな。
どういう文脈でそんな話をされたのかよく分かりませんでしたが、現在2列目の桜子、もちろん自分ごとと捉えてまして。
「難関校受けなきゃダメって言われたんだよなー」とか言ってました。
うーん…。
まあ1列目のハイパー頭いい方々はそりゃそうですけど、桜子はどうかしら。
地元の公立一貫校に行けたらいいのよ、無理しなくてもという気持ちも嘘ではない。
桜子が受検予定の公立は、同じ公立でも、大石山みたいなレベルじゃないしね。

島津くんは都立へ!?

開成目指している島津くん。
今回、都立大石山のフラグが立ちました。
しかし、大石山とは考えたな…。
校名もいちいちおもろいのが、この漫画の楽しいところです。
都立の適性検査の問題を解きながら、これって難関校の問題と根っこは同じ、と気付く島津くんが素敵でした。
そーなんですよね、結局難関校向けの問題が解ける子は適性検査にも対応できるんですよね。
まあ、その後の「女でも生徒会長になれんの!?」発言で、あの井伊会長同様に、おまえは共学行った方がいいかもな、と思いましたw
島津くん、いったいどうなるのだろう・・・。

そして、調査書の話へ。

まるみちゃんエピに感動

今巻のハイライト!
まるみちゃん、JG受けるの受けないの問題に決着です!
まるみちゃんの不登校理由が明らかになりました。
お父さん、一番やっちゃダメなことやっちゃったね、と思いました。
焦る気持ちはわかるけど、あのやり方は最悪です。

しかし、そんな辛い過去も自力で乗り越えようとするまるみちゃんの姿に胸がいっぱいになりました。
思わずウルウル。
憧れや友情って強いな。
まるみちゃんは結果がどうなっても、中学受験成功だと思います(´;Д;`)

あのママの対応も良かったと思います。
もっとえげつない展開になるかと思いましたが、思いがけずあっさり良い方向へ。
それは逐一プロ(クロッキー)に相談していたからじゃないかな?
修復不能なほど拗れず解決。
悩んだらプロへ。
それが一番なんだろうな。

しかし、まるみちゃんに「やっぱりJGやめよう」とどう切り出そうか葛藤している様子、思わずシンクロしちゃいました。
どう言いだそうか悩んでいた時に、まるみちゃんの口から出た「からあげ」にもうるっときました。
「待つ」ってすごく難しいですよね。
それは日々実感します。
大人はなかなか待てません。
でも子育てに「待つ」ってとっても大事なんだろうな。
まだまだ精進が必要です。

新キャラ続々登場!

なんか、今巻、新キャラがたくさん登場した感がありました。

アランくん登場!

Ωクラスの馬場亜蘭くんが初登場!
こんなキャラ立ってるのに初登場ってw
ハーフかしら?
帰国子女のようです。
ちゅりぷ子的に笑い声が「HAHAHA!」なのに笑っちゃいました。
都立座山国際w頑張ってほしいです。

まるみには姉・さとみがいた!

まるみちゃん、ずっとなんか一人っ子だと勝手に思っていました。
なんと、年の離れたお姉ちゃんがいるではないですか!
お母さん大学生の娘がいるように見えないですね。
なんかおどおどしていたので一人目のママのように見えましたが、まるみちゃんが自分たちのせいで不登校になっちゃった過去があったからだったんですねえ。

マチネの妹はソワレ

大友真千音ちゃんにも妹がいることが判明!
その名も添和麗(ソワレ)w
そりゃあマチネのあとはソワレですからねww
そして、バレエをやっている。
これは、やっぱりパパの意向かしら?ww

原秀道くんの姉・紀香

素直でいい子であまり自分の意見がない感じで描かれている原秀道くん。
秀道くんには、優秀な姉・紀香さんがいるようです。
黒薔薇女子って、白い百合のことかしら?ww
確かに優秀なお姉さん。
兄弟で偏差値が10違うこともあるようですね。
まあよく聞く話です。
ちゅりぷ子と妹もそんな感じでした。

浅井紫ちゃんの父

Rクラスの3人娘の1人、浅井紫ちゃん。
ママはよく出てきましたが、パパは初登場?(もしかしたら出てたかも・・・)
今まで、紫ちゃんって全然ママに似ていないなと思っていました。
親子が結びつきづらいなと思っていたら、パパそっくりなんですね!
目も口もそっくり!
パパ、かわいいですねw

今巻は家庭が描かれることが多かったので、たくさん生徒の家族が登場しましたね。
今まで、母と一部の父ばかりでしたからね。

明暗くっきり!加藤家と今川家

毎回、理想的な家族で描かれる加藤家。
今回も、ほっこりしました。
一丸となって頑張ってる感じ、思わず応援したくなりますし、おそらくうまくいきそうとの予感がありますね。
Rクラスの落ちこぼれだった加藤君が、今や難関校を受けるかもしれない!?という驚きの展開です!
クロッキーがまるみちゃんのママに説明していましたが、偏差値ってあんな風に上がることが多いんですね!
基礎をコツコツやることが結局の近道なんですねえ。
ウサギと亀のような展開も起こりそうです!
しかし、おまえら素敵家族か!って感じですねw

・・・で一方の今川家。
もう、暗雲フラグが立ちまくっております。
親子にあんな過去があったとは知りませんでしたが、あんな風に歪んでしまうのは悲しいですね。
ちゅりぷ子のママ友も同じように、「近所に小さいころから何かと張り合ってくるママ友がいるの~!」と言っていたので、現実に起こりうるんですね。
そして、張り合われると張り合い返したくなっちゃうのは仕方ないのかも。
本当は無視が一番なんですけどね。

で、りいさちゃんの本屋エピソードと吉祥寺女子の過去問合格点突破は、もう完全にカンニング、ですよね・・・。
次巻で波乱の予感しかありません。
それにしても、この家はパパ出てこないな。


これからの考察&予想

ここからは、11巻を読んでの、ちゅりぷ子のつたない考察&今後の展開の予想です!

上杉家は一波乱ある!

なんでしょう、いつも上杉兄弟のママは余裕があるんですよねえ。
優秀な家庭教師も大昔に押さえるし、双子の受験料も想定内で余裕だし。
おまけに、豪邸に住んでて、かわいい双子がいて、息子の一人はフェニのトップクラスで、本人は美人で、夫は優しそうで……。

あれ、なんか最近だんだん妬ましいようなww

今巻でも、みんなが慌てる中、一人涼しい顔していて、ちょっとむかついたんです

つまり、この後、上杉母は地獄を見るはず(やや願望)!

クロッキーが以前、言っていましたよね「「まさか」というご家庭がその沼に嵌っている可能性も否定できません」的なことを!
で、以前、ちゅりぷ子はそれは上杉家だ!と予想しました。
binbojuken2023.hatenablog.jp
これ当たるんじゃないの?
なんか、暗黒フラグが立ちまくってますもの。
みんな見たいでしょ?あのママが困り果てる姿w
なんて、ひねくれ者のちゅりぷ子は思うわけです(ただの嫉妬)。
海斗の志望校変更におののき、陸斗の成績低下が起こり、双子が仲違いする、なんて展開が予想されます。

りいさちゃんの落としどころ

今川家はどう決着つけるのでしょうか。
次巻で決着つきそうですけど。
なんか、木村先生が活躍する?みたいな次巻予告がありましたね。
あのかわいい癒しな木村先生のかっこいい姿が見られるのかもしれません!
カンニングがばれて、適正校受験へ向けて頑張る!という展開になるのかな?
いや、こんだけひっぱってそんな普通な落としどころにはならないかもしれません。
もしかしたら、ママの目が覚めるだけではなく、クロッキーの秘策で、ママ友の鼻を明かせるような素敵な進学先が見つかるのかも??

夜の街の寺子屋

クロッキーと碧山くんとショーマがこそこそ何かやっている夜の街の寺子屋。
今回がっつり描かれると前巻で予想をしましたが、まだでしたね。
とりあえず、大学受験と高校受験のサポート?をしてるっぽいことだけが明らかになりました。
まあ、それはすでに予想済みでしたが。
binbojuken2023.hatenablog.jp
次巻で描かれるのかな?
こっちの展開も楽しみです。

とりあえず灰谷&橘ロス

今回、ちゅりぷ子お気に入りの灰谷先生と橘先生がほぼ出てきませんでした。
出てくると思っていたのでがっかり。
灰谷先生の狂気に突っ走る様子&クロッキーに怒られる?敗北する?改心させられる?様子が早く見たいです。
橘先生が寺子屋で奮闘する姿も早く見たいなあ。

とまあ、こんな感じの感想&考察でした。
毎度のことながらめちゃ長くなっちゃったw
しかし、今巻は(も?)全然時が進まなかったな。
この調子じゃ、桜子の受験のほうが早く来ちゃうんじゃないの??

結末まで見てから受験できるといいのですが・・・。