貧乏だけど中学受験〜するのか2023〜

共働き中流家庭、子沢山。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘する(予定)ブログです。3年生9月から日能研通塾中!

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『二月の勝者』10巻の感想&考察!

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今週末、今年初の育成テストが控えています。
算数の範囲は「ベン図」。
昨日、桜子が復習しながら「ベン図は国語の問題みたいなんだよ!」と言っていました。
そう、読解力が必要な問題多数…。
国語女子の桜子さん、得意かと思いきやめちゃくちゃ苦戦しております。
やれやれ。
そんな苦戦中、予約しておいたAmazonさんからお待ちかねの『二月の勝者』最新刊が届きました!

発売日に届けてくれるAmazon、やっぱり優秀です!
さっそく感想&考察を書いてみたいと思います。

表紙に再び灰谷先生登場!

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表紙に3巻以来のフェニックスの灰谷先生が登場です!
なんだか不穏な色の10巻。
灰谷先生の表情も不気味です。
今回の表紙はめちゃくちゃ中身とリンクしてる感じですね。
灰谷先生たくさん登場しますよ!
ファンの方垂涎の一冊となっております。
しかもほとんどのコマで悪い顔しておりますww
おっと、あまり書くとネタバレになりますね。

次の段落からがっつりネタバレになりますので、読んでない方はお戻りください。

10巻の中身と感想

今回ほんと盛沢山な内容でした!
以下、ネタバレ含むので未読の方はご注意を!


3度訪れる保護者の危機(クライシス)の中身

ひっぱっていたネタ、11月以降受験本番までに訪れる「3回のメンタルクライシス」について、黒木先生から解説がありました。
1回目は12月頭の模試の直前!2回目は1月入試!3回目は2月入試!のようです。
10巻では主に1回目のクライシスについて、あらゆる家庭の様子が描かれます。
しかし、まさか1回目のクライシスがいちばん「魔の時期」とは。
危険度が最も高いのが12月の模試直前なんだそうです。

ここがちゅりぷ子意外でした。
てっきり1月入試と2月入試の間がもっとも保護者の精神危険度が高まるのだとばかり。
12月の模試の結果で、保護者達は子供の実力の現実をやっと受け入れることができ、いったん落ち着く(諦観する?)のだそうです。
へ~。
11月~12月、こわっ!
精神が最も揺れ動く時期なんですね。
勉強になります。

11~12月は物理的にも超ハード

そんでもって11月~12月にかけて、保護者がやることてんこ盛りなことがよーくわかりました。
・願書用写真撮影
・願書の入手
・直前期の入試説明会等参加(模擬試験やる学校もあり)
・国公立受験なら調査書の依頼

それに加えての毎週のようにある模試・・・(送迎もいるだろうな)。
保護者の物理的な時間もないことも追い詰められる原因なのですね。
そんなときに予期せぬ仕事の繁忙期とか来たらどうしたらいいのかしら?(^▽^)乗り切れる気がしねえ。

不穏な家庭が複数浮上

で、模試の結果が出て、やっぱりプチクライシスに陥る家庭が複数出るのです。
くろっきーに「女優になれ!」とか言われたぐらいで乗り切れる強靭ママばかりであるわけないのです(物語的にも面白くないしね)。

★上杉家

前巻の考察で「島津事件に続く家庭が現れる!?」とちゅりぷ子書きました。
binbojuken2023.hatenablog.jp
ちゅりぷ子の予想では「上杉家!」だったんですが、なんかまだ引っ張りましたね。
上杉家は双子で塾も違くて、お互いの先生(黒木と灰谷)がライバル関係にある(一方的な)という複雑な環境です。
なんだか情報はたくさん出ましたが(なんでも先回りする母など)、すっきり解決はしてない感じです。

★Rクラスの星・佳苗ちゃんち

まさかの佳苗ちゃんちがプチクライシスに陥りましたが、佐倉先生の見事な活躍で何とか乗り切れそうです(子どもたちだけでなく佐倉先生めっちゃ成長してる)!

★りいさ&レオの母

りいさちゃんとレオちゃんの母は前々から描かれていますが、なかなか強烈な母たちです。
やっぱり今回の第一次クライシスにしっかり陥ります。
2人は全然別のタイプなのですが、同じような行動に走ります。
個別重課金!
貧乏なちゅりぷ子家では逆立ちしてもできない荒業に打って出る両家。
この2家庭、共通していることが「桜花を信用していない」ということです。
この時期、メンタルが崩壊しそうになっても塾を信じて頑張るしかない(おそらくそれが結局の近道)なのかもしれませんね。
重課金コースに舵を切った2家庭がどうなるのか、次巻で描かれるのかな?

★他と対照的なじゅり&カレンの家

しかし、じゅりちゃんちのママとカレンちゃんちのママはすばらしいですね。
どちらも判定が桜蔭50%、JG40%といまいっぽだったのですが、ちゃんとポジティブな要素のみを拾って子供に伝えています。
「上がってる!」「○○ができるようになってる!」とポジ要素のみに着目し、「がんばってるもんね」と現状の頑張りを認めています。
この反応は子供はうれしいですよね。やっぱり子供が優秀だと母親も優秀なんだろうか・・・。
「また算数ができてない!」「こんな問題でミスするなんて!」とダメに振り切った反応ばかりしているちゅりぷ子、反省です。
それにしてもカレンちゃんち、ちゃんとパパがいるんですね(スーパーシングルマザーかと思ってた)。

海斗の志望校判明!島津君との友情

やはり海斗の志望校はシショーと同じ開成でしたね!
島津君との友情が麗しいです。
2人で合格できるといいなあ、と心底感じました。
灰谷先生曰く開成は「本当に!絶望的に!とどかない」学校らしいので、厳しいのかもしれませんが。
しかし、海斗くん「さすがに500円を躊躇するのはお金なさすぎでは?」って、どんだけセレブ発言??
小学生ですよね?
ほしいもののために小銭をちまちま集めて貯金している桜子が聞いたら泣いてしまいますよ!w

ライバル心むき出しの灰谷氏

今巻の表紙で主役ともいえるのが、フェニの灰谷先生。
クロッキーにライバル心むき出しで、それなのにクロッキーには相手にされていなくてなんだかかわいそうになりましたw
クロッキーとの勝ち負けにこだわり始めた灰谷先生、「ダメ!そーゆーの負けるフラグだから!」と読みながらはらはらしたちゅりぷ子です。
しかし、上杉兄をこっそり?鍛えてるクロッキーに向かって「魔改造して開成目指させるとか、やばくないですか?」ってw
「魔改造」って表現なんなの?www
これまでおすまし顔やさわやかビジネススマイルが多かった灰谷先生の、敵意むき出しの顔に少し萌えました。
本当に今巻、悪い顔ばっかりしてるんですよね~(*^-^*)

新キャラ・桃田先生登場!

フェニの先生が新たに登場です。
その名も「桃田先生」!
なんと、この方も名前に色が入っています(桃色)!
以前の考察で書きましたが、やたらと名前に色が入っている先生が多い。
しかも、桃は植物でもあるので、桜花の先生の名前シリーズともリンクしています。
binbojuken2023.hatenablog.jp
桜花から転職してきた先生でしょうか?
今後もしかすると佐倉先生と絡みがあるのかもしれません!
桃と桜だしw
注目キャラな気がします!

パワハラされる橘先生

大内レオちゃんのお母さんからの電話でまずい対応をしてしまい、クロッキーにめちゃくそ怒られた橘先生。
またも左遷をちらつかされます。
先日、ちゅりぷ子「ハラスメント防止研修」なるものに出席したのですが、もうクロッキーの行為は完全にパワハラ行為です。
・左遷をちらつかせる
・みんなの前で罵倒する
はい、アウトー!
橘先生はクロッキーの秘密を暴こうと夜の街の寺子屋へ向かいますが、完全に向かう先を間違えています。
桜花ゼミナールのコンプラ対策室に駆け込むべきです。
社長もクロッキーの手中にあるので、外部のそういった機関もいいかもしれません。
橘先生、悪い先生ではないので(「教え」を愛しています)、寺子屋で碧山君と良い働きができますように。
クロッキーの本当の姿を知れますように(血も涙もない金の亡者だと思ってるから)。

怪しいまるみ家

りいさ&レオちゃんちがわかりやすくクライシスに陥り暴走気味ですが、一方で静かに不穏なのがまるみちゃん家です。
春から偏差値を10も上げたまるみちゃん。
もうそれだけでジャイアントキリングです!
桜花の先生たちも「もしかしてJGいけるのでは!?」ムードになっています!
でも、母親が怪しいです。
じゅりちゃん、カレンちゃんと真逆の声掛けをしているのではないかと心配です。
クロッキーと面談をしていたようですが、中身やその後は10巻では描かれませんでした。
次巻に持ち越しかな?

おうら君再登場!

個別のノビールにおうらくんがいました!
何やら100ます計算をやっていましたが、きちんと最後まで集中してやっていた様子がうかがえます。
成長してる!
それなのにそれを見かけたりいさちゃんママの言葉w
「1時間4000円の指導料払ってアレじゃ終わってるわ!」
辛辣・・・w
おうら君、どこか受験するのかな?
とりあえず、勉強を続けていてよかったです。

次巻(11巻)の予想!

さて、めちゃ長になってしまった感想ですが、続いては次巻(以降)の予想・考察です!

・まるみ家をクロッキーが華麗に解決
・個別課金組をクロッキーが大岡裁き
・灰谷先生が狂気に走る
・上杉双子が分断
・夜の街の寺子屋の正体明らかに!

です!
うーん、ちょっと11巻のみには詰め込みすぎでしょうか?
次巻以降に描かれるかもしれません。

まるみ家をクロッキーが華麗に解決

まるみちゃん家は少し上杉家と似ていますが「子供に無理させたくない!」で暴れそうな気配です。
でも伸び盛りのまるみちゃん、親が足を引っ張てどうする!とクロッキーが一喝するんじゃないかな?

個別課金組をクロッキーが大岡裁き

りいさ&レオちゃんの個別課金組は、なんらかの事件(成績低下や体調不良)がおこって、クロッキーに諭され母たちが改心する!という展開が起こるのではないでしょうか。
クロッキーの華麗な手腕が楽しめそうです。

灰谷先生が狂気に走る

本当なら保護者のメンタルクライシスのケアしなくてはいけない灰谷先生が、狂気に走る!という展開もあるかもしれませんね。
今巻の最後のほう、かなり追い詰められていました。
もう何するかわからないですよ、彼ww
具体的にどんな狂気に打って出るかはわかんないですけど、狂気で自分を見失った灰谷先生に、クロッキーが救いの手を差し伸べるという展開が起こりえそうです。

上杉双子が分断

仲良し双子の海斗と陸斗。
灰谷先生の狂気のせいで二人の仲が壊れる、という展開もありそうです(狂気の中身はわからない)。
あるいは、あの先回り母(意外と毒)による事件勃発もあるかも。
直前期に仲違いなんてやってる場合ではないですが、そこは漫画なんで、ドラマになるじゃないですか。
きっと入試直前に仲直り!⇒合格!ですよw
ちょうど陸斗には成績ダウン?フラグが立っていますからね。

夜の街の寺子屋の正体明らかに!

次の巻かはわかりませんが、今後明かされるだろうクロッキーのもう一つの秘密。
巻末の参考文献に、こんな本が挙がっているんです。
『東京23区 教育格差』

『子ども格差の経済学「塾・習い事」に行ける子・行けない子』おそらく、夜の街の寺子屋は、クロッキーが子供たちの教育格差をなくすような取り組みをしているんじゃないのかな?
作者もそのあたりのことを、作品内で描きたいのかもしれません。
考えてみれば、桜花ゼミナールの子どもたちは基本的に恵まれた子どもたちですよね。
黒木先生の言うところの「特急券」を買うお金のある子たちです。
特急券を買えない子たちに、特急券代わりのものを提供しているのでは?と予想します。
特急券については2巻で出てきます。

盛り沢山で面白かった10巻

とにかく、10巻は内容も盛りだくさんで、いろいろと展開があり、おもしろかったです!
それと同時に、個人的には純粋には楽しめなくなった感も・・・。
桜子がもうすぐ新5年生ということもあり、ちゅりぷ子も前巻や前々巻を読んでいた時よりも、一歩中受沼の奥地へ浸かった感があります。
なんだか、作品に対する当事者意識が高まってしまったと言いましょうか。
こんなにつらつら感想やら考察を書いといてなんですが、純粋にドラマとして楽しめなくなってきました。
クロッキーのメンタルクライシスに関する説明のあたりでは、普通に教育本として読んでる感があり、また、クライシスに陥る家庭のことを他人事とは思えない感が強くなり・・・。
なんだろう、受験が終わった身でエンタテイメントとして読みたいなと思ってしまいましたw
とはいえ、次巻が出るならまた予約して買うと思います!
次は春みたいですね~。
2021年組の方はエンタメとして読めますね!うらやましいです!

11巻の感想&考察はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp