今週末は土日ともにテストですね・・・。
難関校トライアルテスト、でしたっけ??
受ける意味あるのかなあ・・・。
まあいいや。
えーと、今日は最近桜子が読んだ本を紹介したいと思います。
前回の桜子が読んだ本(5年生4月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
最近読んだ本3冊
桜子が読んだ本は、この3冊です。
ゴールデンウィークということもあって、あっという間に3冊読んでしまいました。
ぜーんぶ小説!物語!!
塾の先生にバレたら怒られそう・・・。
「やっぱ小説っていいわ~」なんて桜子は浮かれて読んでましたが、ダメですねこれ・・・。
『クララとお日さま』/カズオイシグロ
1冊目はこちら!2022年入試で淑徳与野の国語で出題されました。
そんなわけで渡してみましたよ。
hontoの紹介文↓
【日本翻訳出版文化賞(第57回)】人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱の少女ジョジーと出会い、やがて2人は友情を育んでいく。愛とは? 知性とは? 家族とは? 生きることの意味を問う感動作。
人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。
言わずと知れたノーベル賞作家のカズオイシグロ。
受賞後最初の作品かな?
桜子は「すごく不思議・・・なんだけどすごく引き込まれるしおもしろい!!」と大絶賛。
おお、桜子にも伝わる作品なんですね~。
正直桜子はこの手の想像力が必要な物語文は苦手です。
読み取りが下手というか・・・メタファーに気付けないというか・・・。
また、翻訳作品もあまりなじみがないため(ハリポタぐらい?)、最初は読みづらかったそうですが、どんどんカズオイシグロワールドに飲み込まれていったようです。
カズオイシグロ、次に読むならどれでしょうか?
やっぱりブッカー賞をとった『日の名残り』?
それとも『わたしを離さないで』?
ちょっと小学生が読むテイストではないかしら・・・。ちなみに、綾瀬はるか版のドラマは親子で見てました。子どもが見るもんじゃなかったわ~。
桜子何歳だったんだろ?
まあ、カズオイシグロの他作品は中学生になってでいいかな(結論)。
『クララ~』は小学生でも読めるようです。
まあどこまで読み取れているかは不明ですけど。
『トンネルの森1945』/角野栄子
2冊目はこちら。
角野ブームの桜子さんに渡してみました。
角野栄子の自伝的小説です。
Amazonの紹介文↓
1945年。少女はたった一人で世界と戦っていた。太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは新しい母親になじめぬまま、生まれたばかりの弟と三人で千葉の小さな村へ疎開することに。
家のそばにある、暗く大きな森の中で脱走兵が自殺した噂を耳にする。耐え難い孤独感と飢餓感はトンネルの森のように覆いかぶさり、押しつぶされそうになった時、イコは兵隊の影を追いかけ森に入るが…。
『魔女の宅急便』の著者角野栄子が、自らの戦争体験から描き下した、憫然で、美しい、珠玉の物語。
太平洋戦争ものは、ちょくちょく中学入試でも取り上げられます。
ましてや今は世界で大きな戦争も起こっていることもあり、読むには良いタイミングかと。
桜子の感想は「おもしろかった!!やっぱり角野栄子好き!」というもの。
戦争もの、ということで最初はちょっと嫌がったのですが、しっかり角野ワールド展開で、十分面白く読めたようです。
『零から0へ』/まはら三桃
3冊目はこちら。1945年つながりで、こちらをチョイス。
日能研の公開模試や合不合なんかで使われた作品のようです。
Amazonの紹介文↓
1945年、父を戦争で亡くし、聡一は一家を支えるために大学をやめて、鉄道総局の研究所に入所する。そこには、戦争中に軍で戦闘機の設計や製作に関わり、多くの命を奪う結果を生んでしまったことを悔いる壮年の技術者たちがいた。
技術を、人を殺すために使いたくない。平和への想いを込め、不可能と言われながら、東京―大阪間を数時間で結ぶ高速鉄道の開発に取り組む彼らを手伝ううち、聡一もいつしか想いに共鳴し、没頭していく。
子どもたちを抱え未亡人となった母親、満州での辛い経験を胸に秘める同僚女性、様々な人が、過去を乗り越え、未来へ向かう様を描いた、希望の物語。
まはら三桃先生、複数の塾の模試で出題、かつ戦争もの。
すごく中学受験生向きの作品ですね。
男の子とか好きそう。
ザ・女子の桜子は今回の3作品の中では「一番のめりこめなかった」とのこと。
乗り物に1ミリも興味ないしね(;^ω^)
まはら先生の作品は去年の5年生の公開模試でも出題されています。
『疾風の女子マネ!』ですね。
binbojuken2023.hatenablog.jp
もう物語はストップ!?
塾の先生には再三「もう桜子さんは物語読むな」と言われております・・・。
そう思って先月後半は随筆チョイスしたのですが。
困ったなあ。
まあ「現代が舞台の簡単な小説(学園ものとか)」を与えるのはなるべくやめておこうと思います。
今回のような「戦争もの」とかはいいかな~?とか思うんですけどねえ。
戦争ものでいったら、最近のおすすめは、須賀しのぶ先生の『紺碧の果てを見よ』です。
戦争とはなにかについても。
ちょっと心がズーンとしますが、6年生だったらいけるかしら???
『また、桜の国で』『革命前夜』もオススメですが、こっちは世界史世界地理知識がいるからさらにハードル高いかな?
論説文対策となる新書系はどーにもこーにも読んでくれない桜子さん。
とりあえず、ずっと保留になってる近代文学読ませようと思ってます。
語彙力向上、にはなるよね?