昨日で、5年生後期第一週が終了しました。
歴史もですが、岩石に苦しめられている桜子です(;^ω^)
どうなることやら。
さて、こちら、日能研5年生第7回(9月4日実施)公開模試の出題内容を振り返るものです。
来年以降の後輩に向けて!
まとめてみたいと思います。
日能研全国公開模試(5年生・9/4)概要
5年生後期最初の全国模試です。
ちなみに前回第6回の出題内容はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
平均点
4教科→283.9点
3教科→221.5点
2教科→162.8点
国語→84.4点
算数→78.3点
社会→62.0点
理科→57.5点
参考偏差値
70 442点
65 403点
60 363点
55 324点
50 284点
45 245点
40 206点
※桜子の偏差値から割り出したものです。
この時の桜子の得点は38★点で、偏差値62.★でした!
2教科は21★点で、偏差値61.★でした!
詳しくはこちらをどうぞ↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
公開模試(5年生7回目)の出題内容
続いては、各教科の出題内容です。
国語
大問1~2が漢字と語句。大問3~4が読解。
★大問1:漢字10問
書き10問。
すべて書き問題でした。
正答率が最も低かった書き→「コンカン」答え:根幹
正答率が次に低かった書き→「ハクシキ」答え:博識
★大問2:語彙問題(四字熟語・ことわざ・慣用句)9問
中問3部構成。
1:四字熟語の穴埋め3問
2:ことわざの穴埋め&似た意味のことわざの選択
3:慣用句の穴埋め(語群から選択)
対策として四字熟語&ことわざ系ドリルがおすすめです。
★大問3:物語文
まはら三桃『疾風の女子マネ!』(小学館)より出題。文章の長さ:8P。
選択問題が7問(うち1問は語彙問題)。
抜き出し問題が2問。
記述問題が2問(30字・50字)
出題意図としては、
物語の場面を整理したり、登場人物の心情を類推したりしながら、物語の中心的な内容を読み取ることを意識
できたか見ているようです。
中学入試でよく出題図書として挙がるまはら三桃先生のお話でした。
残念ながら桜子は未読でした。
記述問題はやや難易度高めでしたかね。
4年生時に比べて、じょじょに押さえるべきポイントが増えてきてますし、抜き出した文言をつなげるだけでは書けなくなってきています。
きちんと言い換えてしっかりポイントを押さえて書く訓練が必要です。
★大問4:論説文
細川英雄『対話をデザインする』(筑摩書房)より出題。文章の長さ:3P
選択問題が3問。
抜き出し問題が2問。
記述問題が1問(45字)
出題意図としては、
話題をとらえ、話題をめぐってどのように話が展開していくのかに着目し、文章の中心的な内容を読み取ることを意識
できたかを見ています。
出題本はちくまプリマーではなく、大人向けのちくま新書です。
さまざまな出会いと対話によって自己の経験を可視化する作業は、自分自身の興味・関心に基づいた、生きる目的としてのテーマの発見につながっていく。
が要旨です。
うーん、なかなか難しい文章だったと思います。
すらすら理解できる5年生はすごいですね。
抽象的な言葉を具体的な言葉に置き換えられるかが、記述問題では問われているように感じました。
語彙力が豊富である大人にとっては簡単でも、小学5年生にはなかなか難しいかもしれません。
算数
大問1が計算、大問2が1行題、大問3~8が文章題。
★大問1:計算問題
計算問題が6問構成です。
整数の計算。
小数の計算。
分数の計算。
小数と分数を含む逆算。
分数を含む時間の単位換算(時間⇒分)。
★大問2:一行問題
割合、公約数、過不足算、方陣算、面積、角度、つるかめ算の7問でした。
★大問3:割合
読んだ本の残りのページ数を割合から導き出す問題。
2つの基準からなる割合をきちんと整理し理解できているか見ているのだと思います。
難易度は低めです。
★大問4:損益算
ボールペンを○円で○本仕入れ、1本○本で売った時の利益を聞く問題。
定価、利益、仕入れ値、売り上げ、などの単語の理解が問われます。
★大問5:立体図形
立方体を何個か隙間なく積んだ図形の体積と表面積を求める。
状況をきちんと整理し、正確に解く力が問われる。
★大問6:プログラミング
プログラミングの問題。
「初めの数」を条件に沿って枝分かれしながら「スタート」から「ゴール」まで変化させていく。
「ゴール」の数字を「最後の数」とする。
「初めの数」が提示され「最後の数」を出す問題。
「最後の数」が提示され、「初めの数」の可能性がある数をすべて出す問題。
★大問7:回転図形
長方形の周りを正三角形が転がり、点Pの軌跡の長さを出す問題。
もう一つは、大きな正方形の周りを小さな正方形が転がり、点Pが通った後の線と大きな正方形で囲まれた部分の面積を出す問題。
「どこが中心となって回転しているのか」や「中心角が何度の弧を描いているのか」などの情報を正しくとらえ
られたかを見ているようです。
★大問8:数表問題
1から順に整数が並んだ数表があります。
1234
8765
9101112
のように、1段目は左から右へ、2段目は右から左へ、3段目は左から右へ・・・というきまりになっています。
列の幅に決まりはありません。
・・・というような問題(;^ω^)
列の幅(1列に何個数字があるか)が不明でも、規則性を見出すことによって解くことが可能な問題です。
その規則性が見いだせているか、使えているかが見られています。
大問7と大問8の最後の方の問題は正答率が1~8%でした。
できる子はすごいですね!
社会
大問3つ構成。
★大問1:食料自給率
日本の食料自給率問題について。
食料自給率の出し方、日本の食料自給率、輸入相手国の知識は必要。
小麦製品でないものを選ぶ常識問題や、輸入トウモロコシの利用目的などの問題も出題。
★大問2:日本の林業について
日本の林業にまつわる知識(森林の役割、森林面積の割合、山脈名、三大美林、林業就業人口と高齢化率の変化など)問題。
上記のような知識がないと解けない問題もありつつ、グラフの読み取り問題も多数出ました。
★大問3:重化学工業
重化学工業についての知識が問われています。
各工業地帯、工業地域別の都市名や特色について。
また、なぜその地域にありそのような特色を持つかの背景の知識も持ち合わせておくべきですね。
地理のみの公開模試は今回で最後かと思われます。
次回からは歴史が入ってきそうですね~。
どうなることやら。
歴史も地理と絡めて覚えていくのがおすすめです。
理科
大問5つ構成。
★大問1:気体の発生と性質
二酸化炭素と酸素の発生方法や性質に関する知識問題。
★大問2:てこ
てこの力点、支点、作用点の理解。
支点からの距離と力の大きさの関係をもとにした、てこのつり合い問題(計算問題)。
とはいえ、正答率も高く難易度低めだった模様です。
★大問3:表とグラフの読み取り問題
タンポポの状態と花の高さの観察実験の、表とグラフ(&図)の読み取り問題。
表のどの部分とグラフのどの部分を結び付けて見たら答えが導き出せるか、そんなところを見ている模様。
桜子は苦手な分野です。
こっちのドリルが対策になりそうです。
★大問4:光の三原色(実験の読み取り)
前半は光の三原色の問題で、重なり合う部分の色が何色になるかを問う問題。
出てきた情報を整理し、問題に当てはめれば解ける問題です。
後半は光の三原色を使った実験問題。
実験の意図をしっかり読み取り、前半の情報と合わせて状況を整理していく力が問われます。
★大問5:太陽の動き(時差問題)
太陽の南中時刻と地球の経度、また時差をつかって、南中する順番や時間を求めていく。
最後の3問は南中は関係なく、時差を考慮しながら、ロンドンと明石を行き来する飛行機の到着時刻を答える問題。
理科というより算数ぽいです・・・。
桜子の正答率3分の1でした(;´Д`)
平均点は低めでした
今回の4科目平均点は低めでした。
第4回並みに低かったですね。
国語が前回よりかなり下がっていて、低めでした。
難易度が高かったかなと思います。
算数はいつも通り、社会はやや低め、理科は前回がかなり低かったので回復している感じです。
とりあえず、この回で地理のみの社会はラストです。
歴史がダメな子は下がり、逆は上がっていくんじゃないでしょうか?
まあ、次回はそこまで歴史は出ない気もしますけど(;^ω^)
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