貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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桜子が最近読んだ本(5年生3月①)

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桜子、昨日は23時まで勉強していました。
最後の方は眠くて眠くて「TPPもEPAもGATTもWTOもわけわかんないよ~!!(>_<)」と絶叫しておりました。
いくら寝る前は暗記タイムとはいえ、あんまり眠いと頭に入りませんな。
直前までやっていた算数でくたびれ果てていた模様です。

今朝確認したら、上記4つともさっぱり覚えられてなかったし\(^o^)/
こんなことなら早く寝ればよかったね。
しかも、朝食食べてる桜子に「TPPとは?」「EPAとは?」とか質問してると、パパが「PPAP!PPAP!」とか邪魔してくるので困りました。
小学生男子か。
桜子、テストで「PPAP」と書かないか心配です(;´Д`)

さて、そんな朝も夜も時間に追われまくっている新6年生。
丸1カ月が過ぎましたけどもさっぱり軌道に乗りません。
なんなら成績は右肩下がりでどうしたもんやら。
それなのに桜子はまだ3月も10日なのに、2冊も本を読み終わったそうなので、記録しておこうと思います。

よく読むひまがあるな!

前回の桜子が読んだ本(5年生2月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

最近読んだ小説2冊

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桜子が今月さっそく読み終わった小説は、この2冊です。
お気に入りの作家さんの作品。
まあものすごい速さで読み進めて、1週間強で2冊とも読んじゃいました。

『ガラスの海を渡る舟』/寺地はるな

寺地はるな先生の昨年秋に出た作品です。
日能研のオンザロードでもらった資料の一つ『中学入試に出題された作品と作者』という冊子の、「よく出題された作者」で、寺地先生は19位にランクインしています。
↓中央の小さめのやつ
f:id:sakurako-tulipko:20220304104851j:plain

この作品、これは2023年入試に出るかも?という目論見もありました。
入試問題は入試前年の夏ごろ作られるので、それより前に出た割と新しい作品が取り上げられることが多いそうです(byオンザロード)。
なのでねらい目は2022年の上半期出版作品ですが、2021年の下半期出版作品も出るのでは?と踏んでおります。

Amazonの紹介文↓

大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作! 相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。

寺地先生といえば『水を縫う』ですよね。

上述の日能研の資料でも『水を縫う』は「よく出題された作品」で第4位にランクインしています。
binbojuken2023.hatenablog.jp
↑昨年5月に桜子が読んだ本の中でだんとつ1位におもしろかった作品。
2021年の桜子的読書大賞でも第3位だったそうです!

その寺地先生の新作。
桜子の期待もひとしおでした。
また、この表紙の美しいことといったら!
本屋さんでジャケ買いしちゃうタイプの本です。
桜子はこの表紙にあんまりほれ込み、イラストレーターさんを突き止めておりましたw
ゲレンデさんです。
twiman.net
ガラスのイラストが超絶美しい方。
この作品にぴったりでした。

表紙にうっとりする桜子でしたが、肝心のお話の感想は?と聞くと、

「なんかすぐ読めちゃった。内容が薄い気がする」

ということでした(;^ω^)
つまらないわけではないけど、すぐに読めちゃって軽いんだそうです・・・。
桜子的には『水を縫う』や『声の在りか』が重厚で?とても面白かったので、とても期待していた分、肩透かしを食らってしまったみたい・・・。
binbojuken2023.hatenablog.jp

そっか、残念だな。
寺地先生は当たりはずれがあるのか、桜子の好みの問題か。
次は『大人は泣かないと思っていた』とかいいかな?とか思ってたんだけどな。

しかし、「すぐ読める」ことに物足りなさを感じるようになるとは。
桜子も成長したなあ。
そして、その気持ちは読書好きとしてはよくわかるよ。

『犬がいた季節』/伊吹有喜

2冊目はこちら。
桜子大大大好き伊吹先生の作品。
binbojuken2023.hatenablog.jp
昨年は伊吹作品たくさん読んだ桜子さん。
気が付けば最も大好きな作家さんになってます。
2020年10月出版で、伊吹作品としてはこちらが最も新しい作品ですね。
今年の入試で城北中で出題されたようですね。

Amazonの紹介文↓

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。

中学入試における伊吹先生としては、上述のオンザロード資料では、『雲を紡ぐ』が作品部門の25位にランクインしています。

これで桜子伊吹作品にハマったんですよね。
binbojuken2023.hatenablog.jp
去年のオンザロード資料に載ってたから読んだんですよ。
まさかおかげで大好きな作家さん、作品と出会えることになろうとは。
binbojuken2023.hatenablog.jp
↑こちらで1位ですから。
作家も作品も、桜子の中では。

で、そんなわけで期待マックスで読んだ『犬がいた季節』。
まさに隙あらば読んでました。
着替えの合間とか、ごはんに呼ばれる直前とかw
で、こんな忙しい毎日なのに2日ぐらいで読んじゃったし(;^ω^)
まさにむさぼり読むという感じ。

感想は「おもしろかった!やっぱり大好き!」ということでした。
伊吹先生らしく、やや昔が舞台なんですよね(最後は現代ですが)。
1988年から現代までをたどるので、たぶん桜子よりちゅりぷ子が読んだ方がいろいろと懐かしくて楽しめると思います(;^ω^)
アイルトン・セナ、地下鉄サリン事件、スピッツ、ノストラダムスの大予言・・・。
ちょうど今の朝ドラ『カムカムエブリバディ』のひなた編と時代背景がかぶりますな。
歴史の教科書には載らない程度の当時の世相が追えていいのかも。

桜子は伊吹作品としては『なでし子物語』の完結編「常夏の光」が出るのを待っています。
大好きな作家さんがいる、続きを待ってる大好きなシリーズがある、っていいよね(*^^*)
受験生でなければねw

もう論説文を読ませるのは諦めた

もう論説文を読ませるのはあきらめ気味です。
懲りずに小説と混ぜておいておきますが、この忙しい毎日、手に取りませんね(;´Д`)
まあ、そうだよな。

とりあえずいただいたばかりのオンザロード資料に載っている本や、2022入試で出題された本などを随時与えていきたいと思います。
この辺がいいかな?↓