一昨日書いた記事の「ショック」の中身です。
binbojuken2023.hatenablog.jp
日にちが経って、ちょっと落ち着いてきました。
桜子は元気に夏期講習に通い出しました。
- 作者:高瀬志帆
- 発売日: 2020/08/07
- メディア: Kindle版
きっかけは育成テストの解き直し
先週から、1日2回分ずつ、算数の育成テストを解き直していました。
時間をきちっとはかり、すべて頭から解かせました。
算数が苦手な桜子。
夏期講習前に、自分の苦手を把握してもらおうと取り組ませました。
範囲のさらっとしたおさらいも目的でしたが、苦手分野がよくわかっていたほうが、授業を聞くにも身が入るかなあ?との狙いもありました。
桜子にはやる目的をしっかり話したのですが、それはそれは取り組むのを嫌がりました。
脅したり宥めたりしながらなんとか取り組ませ、とうとう金曜日に9回と10回を取り組み始めた桜子。
1回〜8回まで、多少時間が足りない回もあったものの、すごくよくできていてびっくり。
ほとんどの回が1〜2問ほどしか間違えていなかったのです。
すごい!と最初のうちこそ感心していましたが、終盤には、
できすぎでは?
と、疑念を抱き始めました。
カンニング疑惑
いくら2回目とはいえ、算数ダメダメ惨数女子な桜子がたかが2回目でそんなに解けるはずがないのです。
もっと早く気づけばよかったのですが、ちゅりぷ子は桜子を信じ切っていました。
中受のお勉強を始めた頃から「カンニングとはいかに無駄で馬鹿げた行為か」ということを、教え続けてきたので、桜子なら理解できていると思っていました。
育成テスト解き直しのほとんどは、リモートワーク中のちゅりぷ子の目の前で行われていたので、カンニングできるはずもありません。
なので、カンニングは無いと思いました。
実際、カンニングはしていませんでした。
まだまだ子供の丸つけは信用しちゃダメ
丸つけも桜子に全部お任せしていました。
はい、お察しの通りです。
間違えてるのに丸にしていました
多少のミスはあっても、こんなにわかりやすく間違えてるのにうっかり丸にするはずないので、確信犯です。
無回答も丸にしてました。
問い詰めても最初はしらばっくれていましたが、しばらくすると「やりました」と白状しました。
もう、それはそれはショックだったちゅりぷ子です。
なぜ、丸つけをすべて任せて、その結果を信じたのか…。
ちょっとでいいからその場で確認すればよかった。
めんどくさがったちゅりぷ子が悪いです。
桜子を信じていた
桜子のことを信じていたんです。
せっかく取り組んでおいて、こんな時間の無駄になるようなことするはずないと。
何のためにやっているか理解できていると。
買いかぶり過ぎでした。
パパに言わせれば「子供にそこまで理解できるか!」とのことでした。
そうとう育成テストを解き直すのが嫌で、その直しなんて本当にしたくなかったのでしょう。
嘘が見抜けなくなってきた
異様にできた回の結果に、ちゅりぷ子は「ちゃんと丸つけした?」と思わず聞いたのですが、桜子はしれっと「ちゃんと丸つけしたよ!」と曇り無き眼で答え「そんなにいうなら見てみれば?」とまで言ったんですよ。
よくできるもんだと浮かれてこんな記事まで書いて恥ずかしい限り。
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そこまで言うので信用したら、実際はハッタリだったわけで。
とんでもないやつ!!
最近、桜子はカマかけても白状しなくなってきています。
末恐ろしい。
昔はちょっと揺さぶればすぐに白状したのに。
朝活ではやってないドリルも「やった」と言ったり、丸つけしてないものも「丸つけした」と言うし、最近とっても嘘つきな桜子さん。
こんなに嘘つかれたらこの先やっていけないと思いました。
子供は信用しないほうがいいのか
桜子は塾の宿題も自分で丸つけまでしています。
日能研の先生にも「カンニングの恐れのある子は解答は親が預かっておいて」とまで言っていたので、まだまだこの年齢の子供なんて信用できないものなのかもしれません。
ちゅりぷ子も公文丸写ししてたもんな…。
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なぜ今勉強をしているのか、なぜ丸つけをして、なぜ間違えたらやり直しが必要なのか。
まだまだ理解できないものでしょうかね、やっぱり。
今回桜子にもくどくどと「せっかく頑張って解き直しをしたのに、ズルをしたことにより、時間が無駄になるところだった」「言われたから問題を解くではなく、なぜ今これをやっているのか、までいつも意識してやるように」まで言ったのですが、4年生には求めすぎでしょうか?
もしかしたら今までの塾の宿題や、朝活でもいろいろとズルをしていたのかもしれません。
これからはこまめにチェックしないとダメかな…。
もう少しゆっくりと手を離さないとダメか
今回、桜子を信用しすぎていて、手を離しすぎたちゅりぷ子、反省です。
いずれは、中学受験勉強は問題意識を持って自分で計画し、考えて取り組むべきだと思っています。
もちろん、丸つけ&直しも自分1人で完結できなくてはと思ってます。
…が、まだ早かったみたいですね。
もっとしっかりしたお子さんなら4年生の今でもできるのでしょうが、桜子はまだまだそんなレベルではなかったようです。
今回は、ちゅりぷ子に言われてやりたくもなかった育成テストの2回目、なので余計でしょう。
自分で、学習計画が立てられるようになれば、まさかこんなバカなことはしないと思っていますが。
とりあえず、もうしばらくは信用しすぎず、任せすぎずに行きたいと思います。