昨日の元旦は熱望校の第3志望校の最新過去問を午前中にやりました(第3志望校までは全部熱望校です!)。
なんと初めて合格者平均点超え!
各教科単体でも全て合格者平均点超え!!
幸先の良いスタートが切れました(^_^)
しかし、午後に2教科、併願校の過去問をやったのですが、午前中の疲れと志望度の低さも相まって、ぐずぐず。
集中力には欠けるし、やり始めるまでに機嫌が悪くなるし、やっぱり午後受験は我が家は無理なのかもと思い知らされました…。
なんとか1月にどこか受かりますように……(受かれば午後受験回避予定)。
2日の今日は朝から熱望校(第1志望)の最新過去問をやってます。
こちらも良い結果となるといいのですが…。
まああまり期待しておりませんw
さて今日は、新年早々去年の話で恐縮ですが、桜子が最近読んだ本、12月第三弾ラストです。
駆け込みで年末に読んだ2冊を紹介します。
どちらも桜子的にかなりおすすめのようです。
前回の桜子が読んだ本(6年生12月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
2022年ラストに読んだ本2冊
読んだのはこちらの2冊。
『ツリーハウス』の後に読んでました。
1冊は桜子の読書大賞2022年にランクインまでした『いもうと物語』です。
binbojuken2023.hatenablog.jp
そして桜子曰く、もう1冊も「間に合ったら確実にランクインした」とのことでしたw
年の瀬に2冊もおもしろい小説に出会えて良かったねえ。
『いもうと物語』/氷室冴子
1冊目はこちら。駆け込みで読んだにも関わらず、桜子の2022年面白かった小説第5位にランクインした作品です。
Amazonの紹介文↓
夢みる少女は冒険がお好き―。舞台は昭和40年代の北海道。小学校4年生のチヅルの周りでは、毎日騒動が持ち上がる。家に石油ストーブが入っては大騒ぎ。転校生が来ても大騒ぎ。すて猫を拾ってまた大騒ぎ。友だちや先生、そして家族と泣いたり笑ったりしながら、チヅルは確実に大人になってゆく…。著者が自身の生きた時代と土地を舞台にいきいきと綴る甘ずっぱい連作短編集。
ちゅりぷ子大好き氷室冴子先生の半自伝的小説です。
日能研5年生時の夏期特別講座でも国語の題材にたくさん使われていました。
binbojuken2023.hatenablog.jp
その時から桜子読みたがっていたんですよね。
「めっちゃ文章が面白い!他の作品も読みたい!!」
と言うので、受験が終わったら代表作?の『なんて素敵にジャパネスク』でも与えてみようかしら(^_^)
ちゅりぷ子のコバルト文庫デビュー作です。中学受験が終わるまで漫画も禁止でしたが、ちゅりぷ子家はライトノベルも禁止でしたw
桜子には禁止していませんけども。
とはいえ氷室先生の作品ですからラノベとはいえ読み応えもバッチリですし、文章も良いです!
後はエッセイもいいですね。
もし女子校に進学したらクララ白書もいいかも。最近は桜子と受験が終わったら何を読むか、についてよく話しています。
もう中学入試を意識した作品、語彙力をつけるための作品、に縛られなくていいもんねw
『引き出しの中の家』/朽木祥
続いてはこちら。2010年の作品です。
桜子が生まれるより前の出版ですね。
Amazonの紹介文↓
ウサギの人形ピョンちゃんのために作った「引き出しの中の家」に、
やってきたのは、小さな小さなお客さまだった…!!「ふさわしい大きさのものを仕立てれば、きっとやってくる」
『花明かり覚え書』よりコルク栓の椅子、石けん入れでつくった猫足のバスタブ、マッチ箱をかさねて布を貼ったひきだし……
七重がつくった、引き出しの中の小さな家に、ある日とても小さな女の子、独楽子が現れます。
独楽子は、昔から花のそばにいて、花を美しく咲かせると言われている「花明かり」にちがいない、と思う七重。
彼らのためにあるような「盆栽」の唐楓の林で、二人は念願の紅葉狩りを楽しみます。
「きっと、お花見もしようね」と約束をしますが、その約束ははたされないまま離れ離れに……。やがて時が経ち、七重のいた家に、今度は現代の少女、薫がやってきます。
薫はこの家で何を見つけるのか。
花明かりは再び現れるのか…?小さな小さな人たちと、時代を隔てた二人の女の子たちのあたたかな交流を描いた、
朽木祥、渾身の感動長編物語。
こちら図書館で借りました。
きっかけは桜子が毎週楽しみにしている『読売KODOMO新聞』です。
毎号本の紹介ページがあるんですが、先月のある号で書店員さんがこの作品を紹介していたんです。
あらすじなどを読み「読みたい!」と言ったので、借りてみました。
そしたら桜子にかなりのヒット作でした。
ちゅりぷ子も読んでみましたが、少女が夢中になるのもわかります。
女の子の好きそうな描写(ドールハウス作りやお菓子作りなど)が満載の美しい作品です。
「花明かり」と呼ばれる小人も出てくるファンタジー要素も入っています。
ちょっと『借りぐらしのアリエッティ』に通じるところもありますね。
桜子は
「『時計坂の家』にも話の雰囲気がちょっと似てる。少し不思議な世界で話に引き込まれるんだよね」
と言っていました。
↑桜子の小説ランキング6位です!こういった「少し不思議な世界」に子供時代に夢中になれるのっていいですよね。
とはいえ、この作品は大人も楽しめるほど描写もリアルで読んでいて楽しいです。
ライト式建築の話や盆栽の話、センスの良い食器の話など、知らないこともたくさんで楽しめました。
主人公の兄が中学受験をする描写(年越しを母子2人でする描写も!)もあるし、登場人物の1人は「桜子ちゃん」だし、親子で親近感も覚えた作品ですw
小学校高学年の女の子には本当におすすめの1冊です!
KODOMO新聞で紹介してくれた書店員さんに感謝です!!
年の瀬に親子で良い作品に出会えました。
2022年の読書はトータル47冊でした!
結局2022年に読んだのはトータル47冊でしたね。
やっぱり1ヶ月に4冊ペースで読んでます。
この調子で1月もいくのでしょうか…。
まあもうここまできたら、メンタルキープのために必要なのであれば好きに読んだら?という感じです。
中学受験が終わったらジャンル問わずさらにたくさんの本を読んでほしいなと思っています。
桜子の志望校は図書室充実系の学校が多いので、どこへ進学してもきっと今以上の快適読書ライフが待っているのではないのかと。
中学生になるのが楽しみだね!