貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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中学受験生におすすめな小説ランキング~桜子の読書大賞2022~

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今朝、薫子がバレエのコンクールの課題曲をリビングで動画を見ながら踊っていると、桜子も参戦。
まだまだ桜子の方が上手いなぁ。
当たり前か。
受験終わったら再開したらいいのになぁと思いました。
本人はあまりその気は無いようです。
残念。

さて、今日は読書大好き中学受験生・桜子(小学6年生)が今年1年で読んだ作品の中で、面白かった!オススメ!というものをランキング化して紹介します。
小説ランキング、エッセイランキング、作家ランキング、論説文ランキング、の4部門です!

桜子が1年間で読んだ本の総数

桜子に1年間で読んだ本のランク付けをしてもらうにあたって、ちゅりぷ子、ブログを見返して読んだ本リストを作成しました(暇人)。
桜子にはそのリストを元にランキング化してもらいました(受験生の貴重な時間に何をさせているのか)。
ブログへの掲載漏れもあるでしょうが、そのリストによれば、

桜子が今年1年で読んだ本の冊数は46冊!!

ほんのごく一部に大半は読みつつも挫折して完読できなかった本も含まれています。
1カ月平均4冊弱読んでいることになりますね。
受験生にしては多いのかな??
まあ冊数のみでは読書量は推し量れませんけども(ラノベ1冊でも1冊は1冊ですし)。

46冊の内訳は、小説30冊、エッセイ10冊、論説文6冊です。

やっぱりほとんど小説でしたね~。
とはいえ、2021年(小学5年生時)よりも、語彙力が付くセレクトになっているはずです。

一時は小説禁止でエッセイ&論説文縛りにしたときもありましたね。
語彙力がなさすぎるので現代小説禁止にしたときもありました。
成績が低迷し、読書自体禁止にして『できる子図鑑』ばかり読ませていた時もありました。

いろいろあって、現在直前期、休憩タイムに小説を普通に読んでいる桜子さんですw
本日時点で2冊併読中なので、2022年間読書総数は厳密には1~2冊増える可能性があります(;^ω^)
受験直前期なんだからもうやめろよ。

おもしろかった小説ランキング2022


ここでは2022年に読んだ小説の中から、桜子が選び抜いた珠玉の10作品を紹介したいと思います!
ランキング形式で10位から発表です。
中学受験の語彙力アップに、息抜きにどうぞ!!

第10位『博士の長靴』/瀧羽麻子

まずはこちら。
児童書☆読み合わせ (id:yuki-to-kaze)さんにおすすめいただいた小説です。
桜子にちょうど良い難易度で、連作短編集ですが、どの話もおもしろかったようです。
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第9位『タブレット・チルドレン』/村上しいこ

続いてこちら。
これも児童書☆読み合わせ (id:yuki-to-kaze)さんに紹介してもらったような・・・。
10位の作品よりも簡単に読めるライトな作品です。
今の時期しか感じ取れないことも多いかも。
読書が苦手な子にもおすすめです!
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
村上先生の作品は『みつばちと少年』もオススメです。

第8位『次郎物語』/下村湖人

日能研の模試だったかテキストにだったか出てきて読んだこちら。
下村胡人の自伝的作品です。
桜子さんこの手の自伝的作品(特に戦前戦後の時代設定)が大好物です。
朝ドラ育ちだからかなあ?
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第7位『ハリネズミは月を見上げる』/あさのあつこ

豊島岡の2022年入試で出題された本です。
入試で使われた作品の多くを6年生前半で読みましたねえ。
その中の一つ。
桜子の苦手な「恋愛要素」が入っていなかったことも気に入った理由の一つだそうですw
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第6位『時計坂の家』/高楼方子

たびたび登場させてしまい恐縮ですが、児童書☆読み合わせ (id:yuki-to-kaze)さんがブログで「特別な思い入れのある作品」と紹介していた1冊。
桜子にクリーンヒットしました!
桜子はわりとノンファンタジーな作品が好みですが、こちらは「不思議な世界」に浸れる良書。
かなり読んでいて楽しかったようで、記憶にも刻まれている模様です。
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第5位『いもうと物語』/氷室冴子

こちらはまだブログで紹介していない作品です。
なぜかって?

昨日読み終わったばかりだからw

氷室先生の半自伝的小説です。
この昔が舞台な感じ、自伝的小説な雰囲気、桜子に刺さった模様ですw

『いもうと物語』も日能研のテストだったかテキストだったかにいつだったか登場しましたよね。
とても楽しい、ほっこりする作品です。
ちゅりぷ子も氷室先生大好きでした!
エッセイもオススメです!

第4位『しろばんば』/井上靖

続いてはこちら。
『次郎物語』にハマった桜子に、ならばこれは、と渡してみたらさらにハマったという、井上靖の自伝的小説です。
続編の『夏草冬濤』も日能研のテストだったかテキストだったかに登場しましたね。
昔の作品だし、時代背景も古いですが、現在の中学受験生にも通じるような要素も含まれています。
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第3位『らんたん』/柚木麻子

3位はこちら!
先日紹介した、都内でキリスト教系女子校を受ける中学受験生なら必読の1冊です!!
桜子は当たり前のようにドハマりしました。
時代背景も明治から昭和でクリーンヒット、内容もキリスト教系女子校志望者にはたまらない感じ、一貫して女の子を応援するテンション&読むと元気がもらえるところ、とても面白かったようです。
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第2位『逆ソクラテス』/伊坂幸太郎

2位はこれ!
エンタメ小説の帝王?伊坂先生が初めて全編小学生を主人公に書いたとされる作品です。
なので小学生も楽しめること請け合い。
2023年入試にも使われる・・・かも?
桜子さん、初伊坂作品でしたがかなり面白かった模様です!
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

第1位『彼方の友へ』/伊吹有喜

さあ栄えある1位は!!!
えーと、2022年1発目に読んだこちらでした。
桜子大大大好き作家の伊吹有喜先生の作品です。
2021読書大賞と1位作品の作家が一緒とは・・・どんだけ好きなんだか。
ちゅりぷ子も一緒に読んだ作品でしたが、ほんと人を虜にする力がある。
朝ドラ好き、80年代少女漫画好きにはたまらない作品かもですw
ぜひ朝ドラ化してほしいわ~。
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
伊吹先生の作品は、今年は他に『犬がいた季節』を読んだ桜子です。桜子は、伊吹先生の大好き作品『なでし子物語』(昨年1位作品)の続編が出版されるのを首を長くして待っております。

おもしろかったエッセイランキング2022

続いては2022年に読んだエッセイの中から、桜子が選んだ面白かったエッセイのベスト3です。
ランキング形式で3位から発表です。
何かエッセイを読ませたいな~、と思った際に参考にしてみてください(*^^*)

第3位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 1、2』/ブレイディみかこ

3位はこちら。
言わずと知れたベストセラーエッセイです。
親子でブレイディみかこ氏の息子君の高潔さ、人間力の高さに魅了されました。
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
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第2位『ファミリーデイズ』/瀬尾まいこ

2位は桜子大好き作家の一人、瀬尾まいこ先生のエッセイです。
小説部門では今年はランクインせず。
そのかわり?エッセイ部門でランクインです。
好きな小説家のエッセイって本当に興味深いしおもしろいですよね。
作品の裏話や制作秘話が読めるような一面もあったりします。
エッセイ苦手~という子には、好きな小説家のエッセイから読ませてみるのもいいと思います!
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
桜子は瀬尾先生のエッセイは他に『ありがとう、さようなら』を読みました。こちらもなかなかのおもしろさだったようですよ!

第1位『向田邦子ベストエッセイ』/向田和子 編

エッセイ部門栄えある1位は『向田邦子ベストエッセイ』でした!
日能研はテストやテキストに向田邦子の文章がよく登場します。
有名な『父の詫び状』とか。向田先生のエッセイはやや時代背景が古いので、小学生には今の風俗との違いなどがありとっつきにくく感じるかもしれません。
逆に言えば語彙力がつくんですけども。
でも、そのとっつきにくさを超えれば、中身はさくらももこのエッセイのような親しみやすさが満載です。
桜子はさくらももこのエッセイが好きだったので、すぐに向田エッセイにもドハマり。
結局エッセイとしては1年で読んだ中でベスト1ということでした!
感想や詳細はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
向田先生のエッセイの前に、さくらももこのエッセイを挟んでおくと良いかもしれませんね(時代がまだ現在に近いので)。

たくさん読んだ作家ランキング2022

おもしろい作品に出会うと、同じ作者の別の作品を読んでみたくなるものです。
また、面白い小説を書く作家のエッセイも読んでみたくなったりしますよね。
続いては今年桜子がたくさん読んだ作家さんのランキングです。

第3位 角野栄子(3冊)

3位は角野栄子先生でした。
『魔女の宅急便』で有名な角野先生。
桜子も魔女宅は大好きです。
今年は自伝的小説2つとエッセイを1冊読みました。
どれも本当におもしろかったようです(でもランクインするほどではなかったそうなw)。

トンネルの森 1945

トンネルの森 1945

Amazon

第2位 井上靖(5冊)

前出の『しろばんば』シリーズで計5冊読みました。

中学受験生におすすめです!

中学生になったら歴史小説の方も読んでほしいな。

第1位 瀬尾まいこ(5冊)

桜子が2022年にもっとも読んだのは瀬尾先生の作品でした!
冊数的には2位の井上靖と同じですけど、あっちは全部同じシリーズだし(上下に分かれてるけど3作品だし)w
いや~たくさん読みましたね。
小説が3冊、エッセイが2冊でした。

小説はどれもランクインしませんでしたね・・・。
昨年読んだものの方がどうやら面白かったようです。
瀬尾先生はエッセイもおもしろい、と分かったことが今年の収穫ですかね。

おもしろかった論説文作品ランキング2022

塾の国語の先生に、6年生になった頃から、いや5年生からだっけ?「桜子さんはもう小説は読まなくていい」と言われ続けてきました。
そして何度も論説文や随筆を読むようすすめられてきました。
ちゅりぷ子もたくさん与えてきたつもりですが、桜子が今年読んだ論説文系の本はたったの6冊・・・。
そしてその半分ぐらいが途中で読むのを挫折しました・・・。

ちなみに今年読んだ(読み切っていないのも含む)のは以下です。

  • 『うしろめたさの人類学』/松村圭一郎

  • 『バカの壁』/養老孟司

  • 『はじめての哲学』/藤田正勝

  • 『「利他」とは何か』/伊藤亜紗 編

  • 『FACTFULNESS』/ハンス・ロスリング、他

  • 『生き物が老いるということ』/稲垣栄洋

で、桜子さんにランキング付けを頼んだところ、

おもしろかったやつ?ない。皆無。一切なし。

とのことでした(;゚Д゚)

強いて言うなら『FACTFULNESS』ぐらいかな。

だそうです(´・ω・`)

えーと、小説好き小学生には、エッセイ(随筆)は読ませられても、論説文的作品を読んでもらうことは非常に難しかったです。
何なら余裕のない受験生。
読書する時間もほとんどありません。
そんな貴重な時間?超少ない余暇?まで苦痛なことしたくないんだそうです。
まあ気持ちはわかるが、それでいいのか。

この手の本を読んでもらうのは、中学生以降に期待したいと思います(T_T)

受験生だってたくさん本を読もう!!

binbojuken2023.hatenablog.jp

来年の今頃、のんきに読書大賞なんて記事は書けないでしょうね。

なんて去年の読書大賞記事で書いてたちゅりぷ子。

うふふ、のんきに書いてしまいましたw

というか、予想以上に受験生の桜子が読書した1年でした。
良かったのか悪かったのか。

受験学年でも国語苦手っ子は最後まで日々の読書が大事だと塾の国語の先生は言っていました。
1日10分でもいいから読むべきと。
ぜひそういった子には、桜子のおすすめランキング参考にしてもらえるとうれしいです(*^^*)
読書好き女子(しかも戦前戦後の話が大好物)のセレクトなのでやや偏りはあると思いますがw

語彙力を身に着けるために、近代文学を読み漁った時期もそういえばありましたな。
いつもは使わない語彙がたくさん出てくる本を読むのが本当におすすめだと思います。
『坊ちゃん』などの近代文学作品でもいいですし、桜子がからっきしダメな論説文作品でもいいですし(この記事で挙げてるのはどれもオススメですよ!)、大人向けのエッセイ(随筆)も良いですね。

楽しく学ぶのに最適な「読書」。
もうすぐ桜子の中学受験は終わりますが、今後の人生もずーっと継続してほしい趣味の一つです(*^^*)