貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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桜子が最近読んだ本(6年生4月①)

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新学期が始まりましたね。
日能研の本科も昨日から始まり、六年生スタートって感じです。
公開模試を受けての席順は、桜子は思ったよりも良かったようで、昨夜はルンルンで帰宅してきました(o^^o)
クラス替えもあったようで多少の変動も見られたようです。

小学校の方もクラス替えが行われ、新しいメンバーで先日からスタートしています。
仲良しと複数同じクラスになったようで、こちらもとても嬉しそうでした。
最後の小学校生活、楽しく送れますように!

気になる担任の先生はまだどんな先生かよくわからず。
中受に理解のある、宿題少なめの先生だといいなあと思っております(・ω・)

さて、今日はまたまた桜子の読書の話です。
春休みだったせいで頻度高くてすみません(^_^;)

前回の桜子が読んだ本(5年生3月③)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

最近読んだ本3冊

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桜子が読んだ本は、この3冊です。

2023年入試にでるのでは!?と言われている本1冊と、2022年入試に出た本2冊です。
すべて図書館本。

春休みにやりたかった夏休みの読書感想文用に借りた本たちの残りです。

どれも非常におもしろかったようで、すぐに読み終わってました(*^_^*)

『ななみの海』/朝比奈あすか

まずはこちら。
中学入試といえばの朝比奈先生の新刊。
この作品、作者的にも内容的にも、2023年入試に出るんじゃないでしょうか?
必読だと思います!

Amazonの紹介文↓

児童養護施設で暮らす高校生のななみ。
「馬鹿にされるな」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々。
ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のためのアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選択した道とは――。

十代の心許なさや揺らぎを繊細に掬いとり、前途を温かく照らす青春エール小説。

「おもしろいけど重い(^◇^;)」というのが桜子の感想です。
朝比奈先生の作品ですもの、ライトで爽やかなわけないじゃん。
中受親のバイブル『翼の翼』の作者よ!
binbojuken2023.hatenablog.jp

入試頻出作品だった『君たちは今が世界』だって、決して爽やかじゃなかったでしょ?(注:褒めてます)。
そこが朝比奈先生の良さですよね〜(о´∀`о)

もちろん、この作品は『翼の翼』とは違い、若者読者を想定しているでしょうから、後味は遥かにいいはず。
子供が読んで大丈夫です。

『翼の翼』は個人的には子供に読ませないことをおすすめします。

朝比奈先生の作品ではまだ『人間タワー』が未読の桜子。

読みたいところですが・・・。

『イカル荘へようこそ』/にしがきようこ

2冊目はこちら。
2022年入試で、品川女子と田園調布学園で出題されたようです。

Amazonの紹介文↓

「もう、イヤ! もう、たくさん! 」中学2年の真子は、揉めてばかりの両親にうんざりし、家を飛び出した。偶然たどり着いた画廊で夏鈴さんに出会った真子は、夏鈴さんの住む「イカル荘」でホームステイをさせてもらうことに。インドネシアからの留学生・デフィン、イカル荘の隣に住む夏鈴さんの父・ジジ、夏鈴さんの甥で真子と同級生の颯太らに囲まれ、イカル荘での新生活が始まった。
みんなでご飯をつくること、笑いながら話すこと……そんな当たり前の幸せをイカル荘の生活で感じていく真子。今まで気にしたことのなかったイカルやガビチョウの鳥の声、目の当たりにしたイスラム教のデフィンの断食……広い世界に目を向けるきっかけを与えてくれたイカル荘。
イカル荘での生活も一ヶ月がすぎ、明日はパパが真子を迎えに来る日。最後にみんなでバードウォッチングに出かけ……。
多感な時期の少女が葛藤しながらも、両親との関係修復へと向き合っていく――。

「『ななみの海』ほど重くなくて簡単に読めた!おもしろかったよ!」

と桜子は言ってました。
とはいえ、どちらも家庭環境に問題のある10代の少女の成長物語です。
家庭環境に問題のある人物は中学入試頻出ポイントです。
自分とバックボーンが違う人間の理解、他者理解ですよね。
そして、若者の成長が描かれる作品、というのも頻出ポイントです。
まあ、学校の想いなんかが込められて選定されていることが多いですから、そりゃ頻出ポイントになりますよね。

2つの女子校が取り上げるだけあり、桜子はとても気に入ったようでした。
ちゅりぷ子はずーっと『イルカ荘へようこそ』だと思っていたんですが、「イカル荘」ですね(;^ω^)

にしがき先生はたしか初めましての作家さん。
他の作品も気になりますね。

『みつばちと少年』/村上しいこ

3冊目はこちら。
2022年成蹊ほかで出題された作品です。

Amazonの紹介文↓

野間児童文芸賞受賞作家の村上しいこが描く、生命の讃歌!

集団の中でうまくやっていけない松井雅也は、中1の夏休みを利用して、養蜂場で働くおじさんのいる北海道へ行くことに。雅也が寝泊まりすることになった「北の太陽」という家では、さまざまな事情を抱えた、年齢のちがう5人の子どもたちが暮らしていた。「北の太陽」を運営するおばあさんやみんなとの交流、養蜂の仕事の手伝い、イカめしコンテスト出場……。自然豊かな北海道でのひと夏をつうじて、雅也の心に変化がおこる。

こちらは少年が主人公。
少年の非日常体験により、心の成長が描かれます。
「ある体験を通しての少年・少女の心の成長」も中学受験でよく取り上げられるテーマですよね。

これまたとても面白かったようで、桜子は1日で読んでしまいました。
恐るべし春休み(;´Д`)

「これ読書感想文にちょうどよかったな」

とのこと。
あいにくもう書き上げてしまった後に読んだようです。
読書感想文におすすめだそうですよw

村上しいこ先生もお初の桜子さん。
次に読むならこれですかね?

小説三昧の春休みでした

結局、春休みは小説しか読まなかった桜子さんです。
塾の先生にはもう読むなと言われたのに・・・。
何冊読んだのかな?
6冊ぐらいかな?
・・・読みすぎですね(;^ω^)

とりあえず、これからはなるべく随筆作品、論説文作品を読むようにしてもらいたいと思ってはいます。
近代文学もそろそろいいと思うんですよね。

とにかく現代小説はしばらくお休みしてもらいたいと思っております。