明日は夏期講習特別テスト③です。
そして来週すぐに④も控えています・・・。
最後の2回くっつけすぎでは???
どこの校舎もそうなのかな?
まあ特に対策という対策はできずに臨むことになりそうです。
日々たんたんとルーティンを回している桜子です。
428は1周終わりました!
メモチェの社会が夏期講習中に終わるかどうか、って感じでしょうか。
2周目は夏休み中には終わらないかな~。
そんな忙しい天王山を送る桜子、一応毎日すこーし時間取ってますが読書はやっぱり以前のようなペースでは進みませんね。
今日は、最近桜子が読んだ本2冊を紹介します。
前回の桜子が読んだ本(6年生7月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
最近読んだ本2冊
はーい、塾の先生の言いつけを守らず、2冊とも小説でーす。
まあ完全に息抜きのために読んでいるからいいかなあ・・・。
国語が苦手な子は、塾から毎日読書するように言われてるんですがね。
うちの子は「もう読むな(特に小説!)」ですから、隠れてこっそりです(;^ω^)
1冊は名作系だから許してください、先生。
『セカイを科学せよ!』/安田夏菜
1冊目はこちら。
以前公開模試でも出題された作品です。
Amazonの紹介文↓
藤堂ミハイル――堤中学二年。父は日本人、母はロシア人。髪は栗色、瞳は茶系でくっきりとした二重まぶた。そば屋でそばなんか食ってると、「まあっ、日本人みたいにおはし使ってる」と知らないおばさんに騒がれたりする。
山口アビゲイル葉奈――転校生。ルーツはアメリカと日本。モコモコとふくらんだカーリーヘア。肌の色は、ちょっとミルクの入ったコーヒー色。縦にも横にも大きい。日本生まれの日本育ちで、日本語しか話せない。好きなことは……。
すべてが規格外の転校生は、オタク的に「蟲」が大・大・大好き! カミキリムシ、カナヘビ、ワラジムシ、ハエトリグモ……!! 教室のあちこちから上がる悲鳴!!! クラスは騒然!!!!
ミハイルと葉奈、そして科学部の面々は、生物班の活動存続をかけ、学校に「科学的な取り組みの成果」を示さなければならないことになってしまった。ミックスルーツの中学生が繰り広げる、とってもコメディでバイオロジカルな日々をご覧ください!
安田夏菜先生と言えば、『むこう岸』が有名ですね。
現代日本人の分断というか差別など、書かせるのが上手。
『セカイを科学せよ!』もある意味根底にあるテーマは一緒かもです。
マイノリティとされる人にスポットを当て、それによって問題提起している。
まさに子供に読ませたい本!という感じですね。
大人がはっきりと説明してあげられないようなことを、楽しい小説にして伝えてくれる。
おもしろくて学べる良書です!
桜子も笑いながら読んでいました。
虫が大嫌いな桜子でも読めたので虫が苦手でも(たぶん)大丈夫ですよ。
虫好きならハマること間違いなし!
「虫めづる姫君」へのオマージュもあるのかな?
安田作品が気に入ったなら『むこう岸』もオススメです。
こちらは相対的貧困と中受でおなじみ「深海魚」について書かれていますよ!
『しろばんば』/井上靖
続いてはこちら。小説なら現代小説以外で、ということで以前から読んでほしかった作品です。
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洪作少年は、五歳の時から父や母のもとを離れ、曾祖父の妾であったおぬい婆さんとふたり、土蔵で暮していた。村人たちの白眼視に耐えるおぬい婆さんは、洪作だけには異常なまでの愛情を注いだ。
――野の草の匂いと陽光のみなぎる伊豆湯ヶ島の自然のなかで、幼い魂はいかに成長していったか。著者自身の幼少年時代を描き、なつかしい郷愁とおおらかなユーモアの横溢する名作。洪作少年は、五歳の時から父や母のもとを離れ、曾祖父の妾であったおぬい婆さんとふたり、土蔵で暮していた。村人たちの白眼視に耐えるおぬい婆さんは、洪作だけには異常なまでの愛情を注いだ。
――野の草の匂いと陽光のみなぎる伊豆湯ヶ島の自然のなかで、幼い魂はいかに成長していったか。著者自身の幼少年時代を描き、なつかしい郷愁とおおらかなユーモアの横溢する名作。
言わずと知れた、井上靖の代表作。
時代背景や会話文も現代の子には新鮮で、語彙力アップも期待できます。
ちょっと前に『次郎物語』にハマった桜子。
binbojuken2023.hatenablog.jp
それなら『しろばんば』も楽しく読めるだろうと渡してみましたが、案の定でした(*^^*)
読みながら
「次郎物語と似てる・・・。桜子、この時代の話好き」
とのこと。
さすが朝ドラ好き!w
時代背景からもいろいろ学ぶところがあるようで
「ほんとにすぐに人が死んじゃうんだよ。昔って大変だね」
だそうです(;^ω^)
気に入ったので、以前公開模試にも出題された『夏草冬濤』を次に読むんだそうです。
『しろばんば』の続きですね。このまま三部作最後の『北の海』まで読んだらいいんじゃないかな、と思います。
他にもいろいろ読みたい新刊が続々!
中学入試頻出作家としておなじみのこまつあやこ先生の新作が先月出ています!中学受験生が喜びそうなお話のようです!
中学受験――わたしたちがここにいた証。
受験をしたらそのままサヨナラ。それじゃ寂しすぎるよ!ノレノレはわたしの居場所になってくれた。
ノーレイン・ノーレインボー進学教室。略してノレノレ。
「雨がなければ、虹はない」ハワイのことわざなんだって。
中学受験をめざす12歳の小春と英(はな)。
塾でめぐりあった二人が、「卒塾」を前に始めた秘密のプロジェクトとは??
わー、桜子読みたいだろうな~。
機会があったら買ってあげたいと思います(塾の先生には受験後にしろと言われそうだな・・・)。
あと断然読みたがっているのは瀬尾まいこ先生の『掬えば手には』。
早く受験終わって、好きな本好きなだけ読ませてあげたいです。
あと気になってるのはこちらの2冊↓
2023年入試に出るかな~?