今日は午前も午後も学校説明会のちゅりぷ子です。
はあ、この体調ではしご、できるかしら・・・。
さて、今日は記録が追い付かないぐらいのスピードで読み進めている桜子の読書(今月2回目)についてです。
何冊読むの!?・・・受験生の10月なんですが!?
まあいいや。
主に移動時間と小学校で読んでいるとのことなので(ちょっと怪しい)。
前回の桜子が読んだ本(6年生10月①)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
最近読んだ本4冊
読んだのはこちらの4冊。
正確に言うと、3.5冊?
1冊は途中で挫折してしまいました(;^ω^)
珍しい。
現代小説が2冊、有名外国文学が2冊です。
さて、どれを挫折したのでしょうか?w
『空にピース』/藤岡陽子
1冊目はこちら。藤岡先生作品、桜子は2冊目です。
Amazonの紹介文↓
公立小学校教諭のひかりは、都内の赴任先で衝撃を受ける。立ち歩き、暴力、通じない日本語……。強くならなければ、子どもたちは守れない。
公立小学校の教師になって五年目のひかりは、都内の赴任先で出会った人々に衝撃を受けていた。日本語が話せないベトナム国籍のグエン・ティ・ロン、授業中に教室を出て行く今田真亜紅、不登校気味で給食だけ食べに来る佐内大河、クラス分けに抗議をしにくる児童の母親…。
ひかりの前任者は鬱で休職中。さらに同僚からは「この学校ではなにもしないことです。多くのことを見ないようにしてください」と釘をさされてしまう。
持ち前の負けん気に火がついたひかりは、前向きな性格と行動力で、ひとりひとりの児童に向き合おうとするが……。
虐待、貧困、性暴力――。過酷な環境で生き延びる子らに、悩みながら寄り添うひかりが最後に見た希望とは。
藤岡陽子先生と言えば、中受界隈で知らぬ人はいない名作『金の角持つ子どもたち』!!
中学受験生がいるなら読んで損ナシです!(受験生本人にもおすすめ!)binbojuken2023.hatenablog.jp
そんな藤岡先生の今年2月に出た作品です。
桜子は「超面白い!」と言いながらあっという間に読んでしまいました(;^ω^)
こちらの作品、2023年入試に出そうな気がしました!
入試問題にしやすそう?なテーマが盛りだくさん。
子どもの貧困、外国人差別、などなど。
小学校教師が主人公ですが、子どもがたくさん出てくるので小学生が読んでもおもしろいはずです(*^^*)
『車輪の下』/ヘルマン・ヘッセ
続いてはこちら。現代小説以外の本を読んでほしいと用意したのがこちら。
世界的な名作、ヘッセの『車輪の下』です。
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ひたむきな自然児であるだけに傷つきやすい少年ハンスは、周囲の人々の期待にこたえようとひたすら勉強にうちこみ、神学校の入学試験に通った。だが、そこでの生活は少年の心を踏みにじる規則ずくめなものだった。少年らしい反抗に駆りたてられた彼は、学校を去って見習い工として出なおそうとする……。子どもの心と生活とを自らの文学のふるさととするヘッセの代表的自伝小説。
つまらなくて読み切れないかな・・・と不安に思いながら桜子に渡しました。
・・・が、ものすごくハマったらしく、びっくりするほどの速さで読んでしまいました・・・。
「おもしろかった!」と大絶賛。
あれ?
というのもこの作品、桜子と同じぐらいか1つ下ぐらいの頃にちゅりぷ子も読んだんです。
塾からの宿題で強制的に読まされたんです(今は知りませんがN開センターでは当時月に1冊だか2ヶ月に1冊読書する宿題がありました)。
で、全然読み通せずに挫折した記憶がw
桜子純文学好きなんだな~。
外国文学も読むと分かってよかったです。
うーん、次は『レ・ミゼラブル』あたりかなあ・・・。
『博士の長靴』/瀧羽麻子
続いてはこちら。
これまた児童書☆読み合わせ (id:yuki-to-kaze)さんにオススメしていただいたものです!
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天気を変えることはできない。
人間も、他の生きものも、あるがままを受け入れるしかない。
天気の研究に生涯をささげた藤巻博士。博士一家・四世代の歴史と、彼らとの出会いで変化していく人々の生きざまや家族の在り方を丁寧に描いた傑作連作短編小説。
『うさぎパン』、『左京区』シリーズ、『ありえないほどうるさいオルゴール店』の瀧羽麻子、新たな代表作。
初めての作家さんでしたが、桜子に大ヒットでした!
連作短編で、「どの話も超面白かった!」とのことです(語彙力・・・)。
桜子にはちょうど良い難易度だったようで、読みごたえがあったそうです。
児童書☆読み合わせさんの2023年国語出典予想ランキングでも11位にランクインしています!
yukikaze.hateblo.jp
『モモ』/ミヒャエル・エンデ
最後はこちら。はい、挫折したのはこの世界的名作童話でした。
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時間どろぼうと,ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語.人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う,エンデの名作。
『はてしない物語』で有名なエンデの児童文学。
実はちゅりぷ子も『はてしない物語』しか読んだことないんですよね(;^ω^)でもこの『モモ』も肩を並べるほど有名だし、ということで置いておきましたが・・・。
半分ほど読んだところで「もう読むのが苦痛だからやめる」と投げ出しました。
そこまで読んだのに・・・という感じですが、今や読書はただの息抜きのためなので苦痛ならやめときな、となりました。
もう全然違う本を読み進めてます。
桜子はあまりファンタジーが好きではないのかもしれません。
昔はハリポタも読んでいましたが・・・。
それとも翻訳文が古すぎたのがダメだったのかな?
もう少し幼い4年生ぐらいで読ませるべきだったのか・・・。
とにかく今の桜子にはハマれない作品でした(残念)。
しばらくファンタジーはやめとこうかな・・。
受験終わったら『十二国記』とか読んでほしいんだけどな~(感想を語り合いたい)。
ファンタジー嫌いなのかな~?「小説読むのやめとこうかな」とな
そんなわけで、『モモ』を挫折した桜子から驚きの一言が。
「しばらく小説を読むのはやめとこうかな・・・」
いまさらどうした!?(;・∀・)
塾で国語の先生に言われちゃったのかしら?(前から小説はもう読むなと再三言われていた)
そう言って『モモ』を棚に戻し、普通に別の本を手に取った桜子さん。
「あれ、もう読まないんじゃないの?」と言うと「いや~エッセイはいいでしょ」とのこと。
で、普通にエッセイを読みふけってます・・・。
それ、なんか意味あんの?(´_ゝ`)
そんなわけで、今月も残すところ10日弱。
もう一回読んだ本を紹介することになりそうです・・・。