先日後期テキストと一緒にステージⅣのカリキュラムが詳しく掲載されたシラバスが配られました。
6年生前期のカリキュラムも載っていますし、「答案の書き方」というページもあるので参考になります。
こちらのシラバス、新しいテキストの内容を元に、日能研5年生後期のカリキュラムをまとめてみます。
今日は国語です。
後期の詳しいテスト日程や授業料については以下の記事を参照ください。
binbojuken2023.hatenablog.jp
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5年生後期国語カリキュラム
前期からさほど変化がないように感じるのが国語。
事実、保護者会でも「新出単元などはありません」と言われています。
そう、今までの内容を深める&使いこなす、というフェーズなんですね。
「全体の構造をとらえる」ということが主題みたいです。
保護者会でも「ステージⅢ:細部読解、ステージⅣ:全体読解」だと言っていました。
テーマが大きく4つに分けられていますが、単元もシラバスには書かれています。
部分と全体のつながりをとらえる
第1回~第6回です。
具体的な単元は以下。
第1回:乱文整序
第2回~4回:文章構成①~③
第5回~6回:要旨①~②
シラバスに
「部分と全体のつながりをとらえる」「全体の構造をとらえる」ために、説明文・論説文で文章構成をとらえ、要旨を見出す
と書かれています。
「部分」と「全体」のつながりをとらえることは、明示されている情報からされていない情報をさぐって、文章の構造をとらえることにもつながるようです。
全体の中心をとらえる
第7~12回です。
具体的な単元は以下。
第7回:工夫された場面
第8回:暗示と象徴
第9回:心情の変化
第10回:主題
第11回~12回:体験と感想①~②
「全体の構造をとらえる」というテーマは継続です。
シラバスには
情報の意図や、情報全体の中心をとらえるときには、情報の内容そのものだけでなく、その情報が示された背景もふまえながら、明示されていない事柄を類推します。
と書かれています。
ざっくり書くと、7~10回は物語文、11~12回は随筆です。
明示されていない情報を含め、全体の構造をとらえる
第13回~16回。
具体的な単元は以下。
第13回:形式と表現技法
第14回:情景と主題
第15~16回:約束と感動①~②
13~16回は、詩・短歌・俳句といった韻文を扱うそうです。
韻文は明示される情報が圧倒的に少ないですから子どもにとってその読解はかなり大変です。
韻文の読解では、表現技法や情景といった明示された情報に目を向け、その役割や効果を考えたり、状況をイメージしたりすることで、主題という情報の中心をとらえていきます。
とシラバスには書かれています。
イメージできるかが大事。
もちろん論理的に。
情報全体がどのように示されているのかを俯瞰してとらえる
第17回~18回。
具体的な単元は以下。
第17~18回:文章の展開①~②
これまで学んできたことを使って、情報全体がどのように示されているのかを俯瞰してとらえることを目指す模様。
素材としては論説文を扱うようです。
論説文の本論部分に着目し、そのまとまりがどのような論理展開になっているかをさぐって、結論部分にある筆者の主張をとらえます。
となっています。
5年生国語の総仕上げ!といった感じですね。
5年生後期の読む書くツール
テキストが手元にあるので、5年生後期の読む書くツール(文法や語句)がどんなものかについてもまとめてみたいと思います。
第1回:漢字の成り立ち(六書)・部首
第2回:画数・筆順・おくりがな
第3回:符号・かなづかい
第4回:熟語の組み立て
第5回:三字・四字熟語
第6回:同音異義語・同訓異字
第7回:重箱読み・湯桶読み
第8回:和語・漢語・外来語
第9回:複合語
第10回:慣用句・ことわざ・故事成語
第11回:単語の分類
第12回:動詞・形容詞・形容動詞
第13回:名詞・副詞・連体詞
第14回:接続詞・感動詞
第15回:助詞・助動詞
第16回:品詞の識別
第17回:敬語
第18回:作者・作品と時代
前半が語句、後半が文法といった感じですね。
読む書くツールの内容も徐々に難しくなってきてますね。
重箱読みに湯桶読み、なつかし~♪
国語はあとは深めていくだけ!
国語は新出単元等もなく、説明文⇒物語文⇒韻文⇒論説文の大体繰り返しですね。
得意不得意もあるので、特に不得意な場合はしっかりマスターしていってほしいなと思います。
次は算数をまとめます!
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