貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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桜子が最近読んだ本(6年生10月①)

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今日は桜子の読書についてです。
まだ10月も折り返していませんが4冊も読んだみたい(;´Д`)
・・・あのもう少しペースダウンできないんですか?
受験生ですよね??

今日はその4冊を紹介します。

前回の桜子が読んだ本(6年生9月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

最近読んだ本4冊


読んだのはこちらの4冊。
現代小説が3冊、エッセイが1冊です。
本当にあっという間に読んでしまいました。

まあ読みやすいであろうというものを多めにしましたからね。
大好きな瀬尾先生の本が2冊だし。
ただ今回は

「簡単に読めすぎた」

的な批判は出ませんでしたw
よかったよかった。

『その扉をたたく音』/瀬尾まいこ

1冊目はこちら。
桜子大好き瀬尾まいこ先生の昨年出版の作品。

Amazonの紹介文↓

本屋大賞受賞『そして、バトンは渡された』著者の新たな代表作!
音楽と人が生み出す、たしかな希望の物語。

29歳、無職。
ミュージシャンへの夢を捨てきれないまま、怠惰な日々を送っていた宮路は、ある日、利用者向けの余興に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの演奏を耳にする。
音色の主は、ホームの介護士・渡部だった。「神様」に出会った興奮に突き動かされた宮路はホームに通い始め、やがて入居者とも親しくなっていく――。

人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と、人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編。

すごくおもしろかったそうです。
瀬尾先生の作品はどれも大体「おもしろかった!」と絶賛するので想定内ですね。

先月読んだ『掬えば手には』よりもおもしろかった模様。
binbojuken2023.hatenablog.jp
もう近年出版の瀬尾作品読みつくしてきたな・・・。
次はコレ?

傑作はまだ

傑作はまだ

  • 作者:瀬尾まいこ
  • ソニー・ミュージックエンタテインメント
Amazon

『モノクロの夏に帰る』/額賀澪

続いてはこちら。
児童書☆読み合わせ (id:yuki-to-kaze)さんが以前紹介していた作品。
yukikaze.hateblo.jp
桜子の好きな戦争ものということで与えてみました。

Amazonの紹介文↓

海の向こうでは、戦争で毎日人が死んでいる。
でも遠くない将来日本からは、戦争を経験した人がいなくなる。
まだ若い僕たちは、この事実とどう向き合えばいいのだろう。

「僕は祖父の戦争体験を捏造したことがある」
戦時中のモノクロ写真をカラーにして掲載した『時をかける色彩』という写真集が刊行された。祖父母ですら戦争を知らない二十代の書店員がそれを店頭に並べたことで、やがて世界が変わり始める。保健室登校の中学生、ワーカホリックのテレビマン、アメリカから来た少年と、福島で生まれ育った高校生。遠い昔の話のはずだった「戦争」を近くに感じたとき、彼らの心は少しずつ動き出す。
平和を祈る気持ちが、小さな奇跡を呼ぶ。
読み終えたとき、少しだけ世界が優しく見える感動の青春小説。

読みごたえはあったそうですが、桜子の感想は

「ちょっと何が言いたいのかよく分からなかった・・・」

というものでした(;^ω^)
うーん、桜子には難しすぎたか・・・。
NHKスペシャルのドキュメント太平洋戦争などで、モノクロ写真に現代の技術でカラーを載せたものをよく目にしているというのに、何の感慨もなかったの?

ぜひとも若者に読んでもらいたい作品であることは間違いないので、桜子にはもう少し大人になってからリベンジしてもらいたいです。

しかし、2023年入試に出そうな気がしますね。
学校が出題したくなる感じ!
・・・と思っていたら先日の合不合で出題されたとSNSでお見かけしました。
うーん、やはり。

読んで損なしな1冊です(楽しく読めるかはまた別の話です)。

『ありがとう、さようなら』/瀬尾まいこ

続いてはこちら。
桜子大好き瀬尾先生のバックボーンが知れるエッセイです!

Amazonの紹介文↓

作家・瀬尾まいこのもう一つの顔。それは中学校の「せんせい」でした。

本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。
給食で苦手な料理と格闘したり、生徒たちからの厳しいおしゃれチェックをなんとか切り抜けたと思えば、生徒会のやる気に感化されたり、合唱コンクールで胸がいっぱいになったり……。
奮闘する瀬尾せんせいと生徒たちのあたたかくてにぎやかな日常の合間に見える、それぞれの成長。「ありがとう」と「さようなら」がめまぐるしく襲ってくる学校という場所で過ごす日々は、瀬尾さんの作品世界すべてにつながる愛にあふれていた。

大好きな作家さんのエッセイってたまらなく楽しいですよね。
桜子もとても楽しそうにたった1日で読んでしまいました(;^ω^)

「すっごくおもしろかった(表現が貧困)! 瀬尾まいこが学校の先生だったなんてびっくり! だけどなるほど!って感じだった(表現が貧困)」

とのこと。
作品に瀬尾先生の経験のどんなところが反映されているかが知れるのがエッセイの良いところです。
実際に先生をしていたから少年少女の描写が秀逸なんですねえ。
人物描写が巧みな先生のエッセイが面白くないわけないですよね。

瀬尾先生のエッセイが面白かったなら、別のもいいかも。

『逆ソクラテス』/伊坂幸太郎

最後はこちら。
桜子初めての伊坂作品!

Amazonの紹介文↓

敵は、先入観。世界をひっくり返せ! 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負! 無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。<収録作>「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」

Amazonの紹介文だと内容がよく分からないので、詳しく知りたい方はこちら↓の伊坂先生のインタビューを読んでみるのがオススメです!
lp.shueisha.co.jp

ちゅりぷ子は一時期伊坂作品にハマっておりました。
・・・が、桜子にすすめたい感じは1ミリもなくw
作風が小学生向けじゃないかな、と思ってました(大人が読んで楽しい作品ばかりなような)。

しかしこの作品は「全編(あ、短編集です)小学生が主人公」!という伊坂先生の新境地でして。
ちゅりぷ子がまず読んでみて、桜子に激推ししました(*^^*)
とってもおもしろいかつ、子どもに読ませたい感じです!
エログロ何も出てこないのでご安心を。
先生も子供が読むことを意識して書かれていたのかもしれません。

桜子にとっては主人公が小学生という共通点はありつつも、内容は子供向けといった感じもなく、さらに恋愛要素はほぼ0なので、とてもハマれたようでした。
さすが伊坂先生、お話が上手です(謎の上から目線w)。
大人が読んでも子供が読んでもとても楽しめる作品。
読後感も非常に良いです。

桜子的には今回の4作品で一番面白かった模様。
内容的にも中学入試にも使われそうな部分もあり、これまた読んで損ナシ!かと。

桜子の読書大賞2022に登場するかも・・・。
binbojuken2023.hatenablog.jp
まあそれぐらいおもしろかったようです。
親目線でも子供にぜひ知ってほしい価値観や観点が満載で、よかったです(*^^*)

読書の秋を満喫する受験生

ほんと涼しく過ごしやすくて読書が捗りますよね~。
ちゅりぷ子も最近体調悪くて引きこもってばかりいるので読書が進んでしまってます(;^ω^)
最近読んだ本を最後に紹介しとこ↓

どっちも超おもしろかったです~(*^^*)
あ、小学生にはまだちょっと早いかな、という感じです(いずれ読んでほしいです)。

うーん、しかしいくら読書の秋だからといって、我が家の受験生の読書まで捗っていていいのでしょうか。
成績も下がり続けているというのに(たぶん、絶対ダメ)。(´_ゝ`)
・・・はあ。
現在2冊を同時並行で読み進めている桜子さん・・・今月後半もたくさん紹介することになりそうです(´_ゝ`)