貧乏だけど中学受験〜するのか2023〜

共働き中流家庭、子沢山。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘する(予定)ブログです。3年生9月から日能研通塾中!

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桜子、最近の読書事情(4年生3月)

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昨日、やっとバレエの発表会が終わりました。
あいにくの悪天候でしたが、何とか無事に終了。
1日仕事でした。
もしかしたら、桜子、人生最後のバレエの発表会かもしれません。
コロナで保護者のみの鑑賞だったのが、やや心残りでしょうか。
きれいでした、上手でした。

さあ、今日からは勉強を第一に頑張ってほしいです。
疲れているだろうに朝も早くから春講へ出かけていきました。
ちゅりぷ子は、もう塾を休ませなくて済むと思うと、なんか肩の荷が下りた感じが・・・。
あとはベルトコンベアーへ乗せて、2023年に向けて突っ走ってほしい。

さて、多忙を極めた3月でしたが、桜子の読書は意外とはかどっておりました(なぜ?)。
最近読んだ本の紹介です。

ここ1~2週間で読んだ3冊

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読んだのはこちら↑の3冊。
ものすごい速さで読んでしまいました。
いつも大体小学校の休憩時間に読むのですが、こちらは寝る前にも読んでいました。
続きが気になるぐらい面白かったのでしょうね。
全部、ちゅりぷ子チョイス。
どれもクリーンヒットしたようでよかったです。

『世界とキレル』/佐藤まどか

我が家は初めましての作家さん。
昨年9月に刊行された本です。
あらすじを読んで惹かれました。
Amazonのあらすじはこちら↓

スペシャルサマースクール「森の家」。新時代をよりよく生きるため、先入観にとらわれない人材育成を目標に、7人の中学生が同じ環境、同じ食べ物、同じ服装、同じコンディションの中で、夏休みの3週間を過ごします。参加者は全員制服着用。私服不可。食事は自給自足を原則に、オーガニック食材を使用した特別メニュー。ジャンクフードは禁止。デジタル・デトックスのため、スマホ・PC・タブレットは没収。両親とは週1回、固定電話で通話可。母の策略により、このサマースクールに参加させられた中学2年生の舞は・・・。

主人公は中学2年生でちょうどいいかなと思いました。
スマホを突然奪われる女子中学生。
それが「世界と切れる」というタイトルに表れているのかな?
それともスマホを奪われて「キレる」のか(ダブルミーニング?)。

スマホ依存が問題になる中、なかなかよさそうと思いまして。
桜子は「中学受験終わったらスマホ買って!」とずっと言っています。
もうすぐ5年生ということで、ちらほら周囲もキッズケータイからスマホに一部変わってきた模様。
でも、スマホって安易に与えたくないですよね。
一部の厳しめ女子校ではスマホ禁止(キッズケータイのみ可)なんて学校もあります。
親としてはそういう学校に行ってほしいぐらいですが・・・子供は嫌ですよね。

この本を読んだ桜子の感想が、まさかの

「ますますスマホほしくなっちゃった!」

というもの。
あれ?逆になるんじゃないの?
もう少し聞いてみると、

「スマホの怖さも分かったけど、主人公があんなに夢中になるスマホ、使ってみたい」

だって。
なるほど。
スマホの怖さだけではなく、魅力も伝わる本のようですね。
すでに持っているなら、読ませてみるのも一つかもしれません(*^^*)

『トリガー』/いとうみく

桜子大好きいとうみく先生の本。
binbojuken2023.hatenablog.jp
こちらは2018年12月に刊行です。
まだ読んでいませんでした。
Amazonのあらすじは↓

「あの子を助けたい」
そう思いながら、本当に救われたかったのは、私自身だったのかもしれない。
深い夜の闇を抜けて、新しく“生きること”を選び直した、彼女たちの物語。

音羽(とわ)と亜沙見(あさみ)は、いつも一緒の親友同士だった。ところが亜沙見の姉が亡くなってから、日に日に彼女の様子がおかしくなり、突然家出をしてしまう。理由は出生の秘密。
生きる希望を見いだせない亜沙見と、彼女を全身で支えようとする音羽。そんな音羽自身にも、忘れられない過去の傷があった。息苦しい現実の中で、誰にでも起こりうる、足元が揺らぐきっかけ(トリガー)――。思春期の少女たちの危うく切実な心理を描く。

なかなか重いお話。
桜子の感想も

「すごく重い話。ちょっとメテオラに似てる」

というもの。
メテオラとは以前親子で読んだ『金木犀とメテオラ』です。
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp

表紙裏に書かれた言葉↓

個性が大切だと言いながら、決められた制服に校則。
バスも電車も大人料金なのに、いつまでも子ども扱いされる。
うそを言ってはいけないと言いながら、大人は平気でうそをつく。
泣きたいのに笑って、さみしいのに怒ってみせてしまう自分。
息苦しい現実。
誰にでもある、足元が揺らぐきっかけ(トリガー)ーー。

ああ、思春期のヒリヒリした少女たちの感情を描いた作品のようです。
確かにメテオラぽい。
そして、いとうみくらしく、姉が死んだり、出生の秘密があったりと、登場人物たちの背景も複雑。
人間関係も複雑で、少女のこの時期ならではの尖った危うい感情を上手に描いています。

すこーし、桜子には難しかったかな?
女子の心情理解にはもってこいかもしれません。

『サクラ咲く』/辻村深月

3冊目はこちら。
小中学生大好きな辻村深月先生の短編集。
題名の縁起もいいし、季節にもマッチ。
タイトルと絵に惹かれてチョイス。
Amazonの紹介文はこちら↓

若美谷中学1年5組の塚原マチは、自分の意見を主張できない、頼み事を断れない、そんな性格を直したいと思っている。ある日、図書室で本をめくっていると、一枚の紙が滑り落ちた。そこには、丁寧な文字で『サクラチル』と書かれていた。貸出票には1年5組と書いて、消された跡がある。書いたのは、クラスメイト?その後も何度か同じようなメッセージを見つけたマチは、勇気を振り絞って、返事を書いた。困っているはずの誰かのために―(「サクラ咲く」他2編収録)。中高生が抱える胸の痛み、素直な想いを、みずみずしく描いた傑作。中学生から。

短編集で3つのお話が収録されています。
表紙タイトルの「サクラ咲く」、「約束の場所、約束の時間」、「世界で一番美しい宝石」の3つ。
辻村深月といえば『冷たい校舎の時は止まる』など、少し暗めの死の匂いがあるミステリーが多い印象があります。
言葉を選ばずに言えば「ちょっと中二病ぽいな」というのが、大人になってから読んだちゅりぷ子の感想w
その分、中高生には絶大な支持を受けているんじゃないでしょうか。
芦田愛菜ちゃんが大好きな作家さんで、桜子の愛読書『まなの本棚』では対談までしております。

それで、桜子の中でも気になる作家の1人なんです。
ちゅりぷ子は、辻村作品はやや過激な表現が出てくるものもあるので、与えるのを躊躇していたのですが、この『サクラ咲く』は辻村さんが若い読者に向けて書いたと知って、じゃあ大丈夫かな?と思って与えてみました。
普段よりも明るく希望に満ちた話となっています。
3つの話は、オムニバス式で微妙に世界が重なるタイプ(舞台が「若美谷中学」「若美谷高校」)。

「サクラ咲く」では有名著作(『黒い兄弟』『三銃士』『モンテクリスト伯』『続あしながおじさん』『ライオンと魔女』『変身』ほか)がたくさん出てくるので、本好きにはたまらないお話。
少女が見知らぬ誰かとのメモ書きのやり取り(図書室の本に挟む)を通し、いつのまにか成長していることに気が付きます。
「ある出来事を通じての主人公の成長」中学受験にも問われがちな内容です。

桜子は「サクラ咲く」の主人公が一番年が近いため、感情移入しやすかったようです。
「サクラ咲く」の主人公は中一、「約束の場所、約束の時間」は中二、「世界で一番美しい宝石」が高二です。
どのお話もおもしろかったそう。

ちょっと似たような本ばかりになっているのが気になる

桜子の好みに合わせて選ぶので、ちょっと似たようなお話ばかり読ませているのが気になります。
傷つきやすい思春期少女のヒリヒリ系が多い気がする・・・。
まなの本棚のまなちゃんのように、あらゆるジャンルの本を読んでもらいたいはずなのに。
ついつい、嫌がらずに読みそうなものばかり与えていることに気が付きました。
桜子が自分で選ぶのならまだしも、ちゅりぷ子がチョイスする際は、少し冒険した本もこれからは混ぜてみたいと思います。