楓丸の武道の習い事がですね、体育館で週2回あるのですが、低学年の間は親の付き添いが必須でして。
稽古時間が2時間強もあるんですが、待ってる間の寒いこと寒いこと・・。
そして、暇なこと暇なことw
最近はもっぱら読書しているちゅりぷ子です。
手がかじかみますがw
で、超久しぶりにですね、中学受験指南書的なものを図書館で借りて読んでみました!
今日はその感想です。
『「受験で勝てる子」の育て方 中学受験成功への鍵は「親メンタル」!』/西村則康

中学受験界で有名な西村先生の著作です。
ちゅりぷ子も西村先生の関わった中受本、これまでたくさん読んできました。
中学受験推進派の先生なので、違う立場(中学受験に懐疑的だったり、高校受験推しだったり)からの著作が読みたいのであれば、別の先生の本の方が良いかもしれませんw
とはいえ、クセがなくスタンダードな意見をお持ちの著者です。
中学受験やってみようかな〜と考えている3年生以下の保護者の方にはおすすめです。
目次&概要
≪目次≫
はじめに
第1章 忙しい親が子の中学受験を考え始めたら、最初に知っておきたい5つのこと
第2章 3年間の中学受験ロードマップを知ろう
第3章 目指せ「受験で勝てる子」! 成功へと導く「親メンタル」
第4章 小3秋~小6前半で失速しない「家庭学習」のコツ
第5章 小6後半戦、志望校の選び方&対策
第6章 忙しい親の受験の悩みに答える20の金言
おわりに
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高学年で失速しないために
中学受験親の正しい伴走の仕方が分かる一冊です■受験で勝てる=入試本番を笑顔で迎える
家庭がやっていること過酷と称されがちな中学受験で、親が本当にすべきことは何か――。
最難関中に3000人以上を合格に導き、中学受験の「難しさ」の本質を知り尽くすカリスマ講師が、45年に渡り受験親子の中で見えてきた「受験で勝てる子」の真意と「親のメンタル」の大切さを説いた1冊です。
中でも、小3から入試本番までに親の知りたいことがひと目で分かるロードマップは必見。正しい伴走の仕方が明らかに!
あまり実践的な内容は書かれておらず、入門書のような感じですね。
中受ってどんな感じなのかな?という中受ビギナーの方には特におすすめです。
尖った内容は特に書かれていないので、万人受けする中受指南書ですね。
昨年出版された比較的新しい本なので、最新の受験事情が何かわかるかなー?と思いちゅりぷ子は手に取りました。
中受情報も2023年入試で止まってしまっているので、アップデートしていかないとですからね!
章ごとの内容&印象に残った点の感想
章ごとの内容紹介と、印象に残った箇所の感想を書いてみたいと思います。
基本的に中学受験は一周してしまっているので、そんなちゅりぷ子でもおお!と思った点を重点的に書いてみますw
第1章 忙しい親が子の中学受験を考え始めたら、最初に知っておきたい5つのこと
【小見出し】
知っておきたい① 令和時代の中学受験
知っておきたい② 中学受験をするメリット・デメリット
知っておきたい③ わが子は中学受験向き? 高校受験向き?
知っておきたい④ 中学受験が過酷と言われる本当の意味
知っておきたい⑤ 「中学受験で勝てる子」とは
第一章の「知っておきたい①」が一番読みたい箇所でした。
本によると、5年ほど前から増えてきたのが「思考力」や「表現力」を問う問題とのこと。
知識の詰め込みだけでは対応できなくなってきたというのはよく言われていました。
思考力や表現力を問う問題は5年ほど前から難関校と呼ばれる学校を中心に出題されるようになり、それがここ2年ほどで中堅校と呼ばれる学校群でも出題されるようになったとのこと。
なるほどなるほど。
中堅校は難関校に比べて「素直な問題」と呼ばれる基本的な問題が出されることが一般的ではありましたが、長文で意見を書かせる系の問題も近年出題されるようになったということかな?
どのレベルを受験するにしても、「表現力」「記述力」は必須の能力になりそうですね。
我が家の中受予定男子・楓丸は文字を書くのがとっても苦手(というか読めない字しか書けない)。
前途多難です・・。
「知っておきたい③」では、この手の本で大体載っている、我が子は中受向きかどうか判別する項目がありました。
【中学受験に挑戦できるかの判断基準】
①小学校のテストで、安定的に8割以上の点数を取れる
②宿題をきちんとやれる
③長時間椅子に座って、先生の話が聞ける
④毎日、家庭で学習する習慣が付いている
⑤親子関係が良好である
①も②も③も怪しい楓丸・・・中学受験挑戦できるでしょうかw
とはいえ、この本の中で繰り返し述べられているのは、
全ては親のかかわり方次第
ということ。
中学受験を成功できるかも、その先その子が進学先で深海魚にならないかも、全て親の力量にかかっているということが何度も何度も書かれています。
「中学受験は親が9割」というわけですねw
どの本もそういうんだからそうなんでしょうw
親は子どもの気持ちに寄り添え!
直接勉強を教えるな!
とも繰り返し書かれていますし、他の本も同様ですw
第2章 3年間の中学受験ロードマップを知ろう
【小見出し】
小3から直前期までのロードマップ
4年生の学習ポイントは「学習習慣」と「基礎固め」
中学受験の山場、5年生は事前の対策で乗り越える
6年生は得点力を高める勉強に集中する
中学受験の第一歩は塾選びから
入塾テストはひとまず上のクラスを目指す
大手塾に行かなくても中学受験はできるか?
勉強がどんどん好きになる「学びのサイクル」
日々の親子の対話が好奇心を育む
この章は、中学受験初めての保護者の方は読む価値ありです。
一般的には3年生の2月頃、入塾したら入試本番まで、自分たち親子に何が待ち構えているのかが書かれています。
この手の話は、入塾説明会的なところでもよくされます。
ちゅりぷ子も散々聞いてきました。
桜子で一周経験するまでは、一体どういう道を我々は進んでいくのかとドキドキしたことを覚えています。
一度経験してから思い返すと、
また、あれやるんか・・・(鬱)
ですねw
塾選びのコツも書かれているので3年生以下のお子さんのいる親は一読の価値あり!
西村先生的には「迷ったら大手塾」とのこと。
そして、中受沼界隈では「S」「Y」「W」「N」で表される、首都圏4大塾の特徴についても表でまとめてくれています。
「特徴」「通っているこの志望校レベル」「塾の雰囲気」「宿題の多さ」「カリキュラムの進度&難易度」「どんな家庭向き?」が一覧表でわかります。
「どんな家庭向き?」が一番興味深く読めましたかね。
サピックスは親のフォローがかなり必要で、四谷大塚は共働き家庭向きだそうですw
我らが日能研は「じっくり型の子向き」・・・進度が遅いからかしらね。
早稲アカは「塾の雰囲気が合うと伸びる」とのこと。
合わないと・・・ってことなのでしょうw
入塾はひとまず上のクラスを目指すのが正解だそうです(そりゃそうですね)。
気になる入塾テストの準備は「3年生の夏休み明けから」しておくといいとのこと。
西村先生の別の著作『中学受験 スタートダッシュ』という本が各塾の入塾テストの内容を細かく掲載しているようで、お勧めされていました!
他に印象的だった点は、
受験勉強しかしてこなかった子はもういらない
というところ。
子どもたち、また親たちの正しいマインドセットの重要性が書かれています。
第3章 目指せ「受験で勝てる子」! 成功へと導く「親メンタル」
【小見出し】
「受験に強い子」の親の共通点
「受験に強い子」にする親のかかわり
子どものやる気をそぐ親の3大NGワード
受験親のイライラ要因と対策
子どもの足を引っ張る、勉強を教えてはダメな親
反抗期がやって来た!
中学受験は親も成長させる
ここでは、散々書かれてきた「正しい親のかかわり方」についてより詳しく解説されていました。
親の3大NGワードが面白かったです。
全部言ってましたw毎日のようにw
散々この手の本を読んできたはずですが、全然実践できていないのがちゅりぷ子ですw
あと、親のメンタルのために「SNSを見るのは最小限に」というのも面白かったですね。
ちゅりぷ子も基本的にSNSの話は話半分で捉えていますが、結構本気にしてメンタルを病む人が多いようです。
ネットの情報、半分以上は嘘だと思っておくのが一番です。
ブログ書きまくっといてあれですけど、SNSでもブログでもこうやるとうまくいった!みたいな話は所詮我が子1人か2人の経験から話していることが大半ですからね。
悩んだら通っている塾に相談しろ、と本書でも書かれていますw
第4章 小3秋~小6前半で失速しない「家庭学習」のコツ
【小見出し】
4年生の注意点は「勉強のやらせ過ぎ」
5年生からは宿題の取捨選択をする
科目別に親が押さえておきたい「ここだけポイント」
志望校はたくさんの選択肢の中から吟味する
習い事はいつまでに整理するべき?
転塾は5年生の夏までがベスト
4~6年生の1学期はインプットの学習を優先する
二周目としては特に目新しい内容はありませんでしたが、初めての方はとても参考になる内容だと思います。
転塾についての話が印象に残りました。
まず「4年生の夏」に一度通っている塾との相性を見つめ直すのがおすすめされていました。
3年生の2月に入った塾に一生を捧げる必要はないんですよね。
ひとまず4年生の1学期通ってみて判断する、というのは合理的だなと思いました。
遅めの子だと4年生の夏あたりに入塾する子もいるので、4年生の夏頃の転塾はどの塾であってもさほど問題なくできそうです。
ただし、転塾は基本的に「5年生の夏まで」にしたいと書かれていました。
5年生の夏期講習からの転塾がスムーズに運ぶ最後のチャンスっぽいですね。
まあもちろんその後もできるっちゃできますけどね(特に下方への転塾であれば)。
第5章 小6後半戦、志望校の選び方&対策
【小見出し】
志望校・併願校はいつまでに決めればいい?
幸せな中学入試にするための受験パターン戦略
失敗しない併願校の選び方
私立中学と公立中高一貫校は併願できる?
過去問対策はここをチェック!
苦手分野はどこまで頑張らせればいい?
直前期はポジティブ言葉を心がける
入試当日に今ある力を最大限に発揮するには
この章については5年生の終盤に読めばいいんじゃないかな?という内容でした。
初めて我が子に中学受験をさせる予定の3年生以下の子の家庭の場合は、まだ読まなくて大丈夫です。
飛ばしてOKです。
入塾説明会的なものに行くとよく質問されているのを見かけますが、「志望校ってどうやって選べばいいんですか?」というもの。
低学年の子の保護者の話です。
ちゅりぷ子は代わりにいつも答えたくなるんですが、
入塾したら嫌でも繰り返し教えてもらえるから、今は知らなくていいよ!
ということですw
それより今考えるべきは「どの塾が合うか」ということですよね。
そっちにリソースを割くべき!
西村先生によると、迷ったら大手塾みたいですけど、先日感想を書いた現役塾講師の方が書かれた『教場の風』という本を読むと、「塾を選んでも結局教わる先生次第な部分も大きいな」と思ったり。
binbojuken2023.hatenablog.jp
楓丸の塾選びは始まったばかりなので、1年かけてじっくり選ぶつもりです。
第6章 忙しい親の受験の悩みに答える20の金言
【小見出し】
「親メンタル」「勉強法」・・・キーワード別お悩みQ&A
ここは中学受験にまつわる疑問やお悩みに答える章でした。
一番印象に残ったQAは、通塾スタートの時期に関するものです。
西村先生の回答は
新小4からのスタートがベスト。
とのこと。
塾の勧誘イベント(無料テストの保護者会)に行くと、低学年であっても「もう塾に入れた方がいいのかも」という気にさせられるんですよね。
確かに桜子は3年生の2学期から通塾しましたし、別に後悔はしていません。
どちらかと言えば、「もっと幼少期から計算と漢字をやらせておけばよかった」ということの方が後悔したもんです。
薫子楓丸に対してその後悔は生かせてませんがw
たった1人我が子の中受を終えたちゅりぷ子が言っても無意味かもですが、西村先生同様「新小4スタート」で十分だと思いますね。
そもそも塾のカリキュラムはそれを想定して作られていますし(今のところ)、早めに通塾して後から入ってきた子にどんどん追い抜かされるのはなかなかきついものがあると思います。
なんなら4年生の夏休みからでも優秀なら全く問題ないと思います。
ただ、本書にも書かれていた通り、4年生の1学期までを塾選びの最終期間ととらえるのであれば、3年生2月から通塾スタートがやっぱりベストかもしれないですね。
ちゅりぷ子おすすめの中受本
久しぶりに中受指南書を読みましたが、今までもよく読みましたねー。
さんざん読んできた内容が多いと感じましたが、それは同時に「普遍の事実」ってことなんだと強く感じましたね。
著者別に、ちゅりぷ子既読のおすすめ中受関連本をまとめてみます。
西村則康先生
今回の著者・西村先生は低学年対象の中受本も出されています↓
あと、大昔に紹介した「基本のキ」もおすすめです!知らない間に第5版になってる!binbojuken2023.hatenablog.jp
本書も含め、中学受験の基本的なことを知りたい時に読むのがおすすめです。
長谷川智成先生(ジュクコ先生)
東大卒のスーパー家庭教師・ジュクコ先生の本、とってもおすすめです!
実践的な内容が書かれています。
去年と今年の新刊も気になってます!
akira先生
日能研生なら必読の2冊!!
これまたとっても実践的な内容です!!ちゅりぷ子、実践的な本が基本的に好きですw
内容が気になる方はぜひ下記を読んでください!
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp
akira先生、いつの間にか「超伴走!」なんてシリーズの本を出してますね!
これは読まねば!!矢野耕平先生
『令和の中学受験』という本で出会った矢野先生。
binbojuken2023.hatenablog.jpこちらすごく参考になりました。
気がついたら2が出てますねw
桜子の時は女子御三家本でもお世話になりました。
binbojuken2023.hatenablog.jp気になっている未読の本は以下です。
中学受験本は割と辛口の作者が好みなちゅりぷ子ですw
安浪京子先生
「きょうこ先生」で有名な安浪先生の本もいくつか読みました。
binbojuken2023.hatenablog.jpこれ、なかなかよかったです。
去年の新刊も気になりますね。
共著ですが、これ↓中学受験を検討し始めたタイミングに読むのすごくおすすめです!
いろんな立場から中学受験の是非が書かれています。
ん、これも新装改訂版が出てる!!微妙に著者が変わってますね。
おおた先生と高濱先生が加わってるw
この本のいいところは、「中学受験推進一辺倒」ではないところ!
親を冷静にさせてくれる良書です。
新装版、ちゅりぷ子も読んでみます!
これからも情報収集したい
桜子の時にたくさん読みましたし、実際に一周経験しているので、中受指南書系はもういいかと思っていましたが、なんだか再燃しちゃいました。
これからもコンスタントに情報を本でも仕入れて、アップデートしていけたらいいなと思いました。
稽古の待ち時間、することないしねw

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