桜子さん、月曜日から登校してます。
毎日楽しそうで何より。
日能研にもそろそろお礼のお酒持っていかないとね〜!
あ、昨日読みました『二月の勝者』の最新刊!
桜子の入試よりうるうるしましたwまた改めて長文の感想書きます!
さて、入試振り返り③2月2日話の後編です。
前回の2月2日前編はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
2日校終了後
市ヶ谷のマンモス女子校のお迎えは、会場入りした際に配られた番号順でした。
番号順に親の集合時間が分けられており、いったん大学の施設に集められ、その後試験会場にぞろぞろと移動。
校舎から出てきた我が子と落ち合うシステムでした。
なかなかの受験者数で1番グループと最終グループでは結構な時間差があったかと。
来年も同じかわかりませんが、午後入試があるなら早めの会場入りがいいかもしれません。
さて、ちゅりぷ子は桜子と無事に落ち合い、ランチへと向かいました。
事前に決めていて、駅向こうのモスバーガーへ。
桜子はちゅりぷ子と落ち合うなり不機嫌マックスでした。
今思えば、迎えに来たちゅりぷ子の顔見ただけで、日特校の不合格を察したのでしょうね。
なかなか不合格を告げられない…
桜子は口数少なくブスッとしていて、日特校の結果をまったく聞いてきません。
モスバーガーまでは結構な距離があったので道中に話してしまいたかったのですが、なかなか切り出せないちゅりぷ子。
ほんとダメな母( ´_ゝ`)
桜子が一言「どうだった?」と聞いてくれさえすれば、慰めとともに残念だったと即伝えたんですけども・・。
告げられないままモスバーガーに到着。
何か注文して食べましたが、味も覚えていません。
暗い顔の桜子。
何も言えないちゅりぷ子。
さっさと告げてしまえば良かったのに、言わないまま微妙な空気だけが流れます。
周りもお客さんだらけで、店内で告げる気になれず…。
店内では少しだけ2日校の入試内容について桜子は話してくれました。
韻文は短歌だった、国語で知ってる文章は出なかった、とのこと。
桜子は基本おしゃべりガールですが、この日のこの時ばかりは本当に口数が少なかったです。
そのまま不合格を告げられないまま、帰途につきました。
電車内でもお互いだんまり。
重い空気が…。
いったいいつ言おう…。
早く言わなきゃ。
ずっと胸の内で葛藤しました。
もう完全に察していると思うけど、口に出して告げる必要あるかな??
そうこうする内に帰宅しました。
落ち込む桜子
家につくなりちゅりぷ子はえいやっと言いました。
「〇〇(日特校)、ダメだった」
桜子はくらーい顔のまま
「…知ってた」
と一言。
そして、
「今日の△△も落ちた気がする」
と言いました。
偏差値的にも過去問の出来的にもそんなことないと思うよ?と言ってもくらーい顔のまま。
「…明日もダメな気がする」と言いながら、翌日校の対策を始めました。
ものすごくマズい気がする(・・;)
せめて思い切り泣いてくれたら、と思いました。
桜子は泣いたりはせず、ただただくらーい顔をして落ち込んでいました。
「塾に電話して先生にアドバイスもらおうよ?」と言うと、桜子はハッとして、
「そっか、ダメだったって電話しなきゃなんだった(;´д`)」
と言うので、
「あ、ママが先に報告しといたよ」と言ったらそれにかなり立腹、
「なんで勝手に言うの!自分で電話するように言われてるのに!ママのバカ!」
と半泣きでした。
変なところ優等生で困ります・・・。
アワアワするばかりのちゅりぷ子を尻目に翌日校の対策を無言で取り組んでいた桜子です。
その後何度か「塾に電話しようよ」と言ってみましたが首を横に振るばかりでした。
とにかく桜子合流から夜までの数時間、本当にキツかったです。
ちゅりぷ子は自分の行動すべてを後悔。
合流後さっさと告げて、すぐ本人に電話させれば良かった…。
2日校の結果が出る
パパや下の子たちも帰宅し、夕飯をさっさと済ませ、桜子は7時ごろお風呂へ。
そして2日校の結果が出る19時半になりました。
お風呂から上がってきた桜子に、ズイとスマホを渡したのはパパでした。
「おい、結果早く見ろよ」
パパは入試が始まってからというもの、桜子の合否が気になって仕方ないんです( ̄▽ ̄;)
模試の結果は1ミリも気にしたことなかったくせに…。
桜子は嫌がりました。
「絶対落ちてる。見たくない」
拒否する桜子にスマホを押し付けるパパ。
しぶしぶアイパスを入力した桜子。
結果は
合格でした(о´∀`о)
よかったねー!おめでとう!!と言うと、桜子はプイと横を向き、
「別にうれしくないし」
と一言。
あれ??
『弾み』は?
ねえ、これで弾みがつくはずでは!?
塾へ電話
あまり喜んでいない様子の桜子に焦りつつも、とりあえず塾へ電話するよう促しました。
それに激しく抵抗する桜子。
「いやだ!不合格は親に言ってもらって合格は自分で言うって、卑怯者みたいでヤダ!!」
前から塾に合否の電話するの嫌がってたんですよね。
合格でも不合格でも。
でもどうしても3日校前日に先生と話してほしかったので電話をさせました。
桜子は自室にこもって電話したので、やり取りは全く聞けませんでした。
しかし、リビングに戻ってきた時の顔は今日一晴れやかでした!
エールをもらった桜子
以下は桜子に聞いて再現した先生とのやりとりです。
桜子「⬛︎⬛︎桜子です。△△、合格した」
A先生「おめでとう!!今B先生(桜子の担任)に代わるね!」
桜子「え、べつにいいよ!」
A先生「B先生~!桜子ちゃん!」
桜子「だから代わらなくていいって」
A先生「(B先生に向かって)代わらなくていいとか言ってますよw」
B先生「なに~?ひどいな~。おめでとう!明日もこの調子でいけるよ!」
桜子「うん。どうも」
B先生「大丈夫大丈夫!(ちょっと明日へのアドバイスがあって)あ、C先生に代わるね!」
桜子「・・・(え、C先生!?)」
C先生「おめでとう!明日も桜子さんなら大丈夫だよ!」
桜子「うん(*^^*)(C先生大好きだからうれしい)」
とまあこんな感じで、3人の先生に思いっきりエールを送られたようですw
特にC先生は桜子の大大大好きな先生。
予科の時からお世話になっている先生です。
電話口に出ることはあまりないのですが、出てくださったそうです。
何度も合否連絡しましたが、この時だけのラッキーでした。
もしかすると午前中ににちゅりぷ子が桜子のメンタルが心配と告げていたので、気を回してくださったのかもしれません(T_T)
電話の間、日特校のことには誰も触れなかったそうです。
桜子も触れず。
ただただ2日校の合格をお祝いされ、明日へのエールをもらったそう。
それがたぶん効果があったんだと思います。
桜子はすっかり元気になりました。
偉大なお守り校の合格
先生の電話でのエールも大きかったと思いますが、2日校の合格はやっぱりとっても大きかったと思います。
保護者会や志望校面談で聞いていましたが、本当だと感じました。
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「合格で弾みをつける」という塾の先生のお話に、「行きもしない学校に何万も!?うち貧乏なんですけど?」とか思っていたんですけど、いや餅は餅屋だなと。
1日か2日中にやっぱり1つは合格がほしいです。
それがたとえ行く気のない学校であっても、子どものメンタルキープや回復には非常に有効なんだと感じました。
できれば2日の夜の早い時間までに結果の出る学校だといいかもしれないですね。
埼玉校の合格だけじゃダメでした。
やっぱり「連敗続き」は親子ともに堪えるものです。
お守り校の存在は本当に偉大です。
合格証に喜び一言
市ヶ谷のマンモス女子校、合格証を自分で印刷することができました。
それがまた女子心をくすぐる素敵なデザインで。
せっかくなので受験票用の厚手の紙で印刷してあげました。
桜子さん大喜び(*^^*)
ほんとうに受けてよかった。
合格もらえてよかった。
そして、新都心校の合格証とともにファイルに収めました。
※新都心校の合格証はわざわざもらいに行きました。
そこで桜子が
「○○(日特校)のも欲しかったな・・・」
とポツリ。
そうだね。
残念だったよね。
「明日の学校のは絶対もらおうよ!」と声をかけました。
少し自信のなさそうな桜子の顔。
でもそれは、モスバーガーで見た顔とはだいぶ変わっていました。
まだ、桜子はやれる!
思えば桜子のメンタルはこの日が底だったかもしれませんが、ちゅりぷ子の底はこの後に待ち構えておりました・・・。
(3日へ続く)