貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

スポンサーリンク

 本サイトはプロモーションが含まれています

【日能研6年生】公開模試※第7回(9月4日)の出題内容※合格判定テスト第1回

スポンサーリンク


受験用の証明写真の予約も完了しました。
近所の写真館に11月後半に予約しました。
データとプリントもついて日能研パックの3分の1ほどのお値段でしたw
やっぱ日能研のやつ高すぎる!!
写りや修正のテクに差はあるのかもしれませんが・・・モデル応募写真じゃないしね。
顔が分かればいいんですよ。
写真で不合格とかないですよ(たぶん)。
究極スピード写真でもいいと思います。
浮いたお金でおいしいランチでもしようかしらね(*^^*)

さて今日は、日能研6年生第7回(9月4日実施)公開模試の出題内容を振り返るものです。
病気のせいで随分と遅くなっちゃいました。

この公開模試は、合格判定テストの初回でもあります。
来年以降の後輩に向けて!
まとめてみたいと思います。

現5年生の方には日能研の育成テスト範囲に合わせた歴史ごろ覚えもまとめてるのでぜひ見てみてくださいね☆
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp

日能研全国公開模試(6年生・9/4)概要

今回は「第1回合格判定テスト」

今回からの公開模試はいよいよ志望校の決定に絡んでくる、合格判定テスト!
合格判定が付きます。
詳しくはこちら↓の記事をどうぞ!
binbojuken2023.hatenablog.jp

平均点

4教科→249.8点
3教科→200.4点
2教科→143.8点
国語→75.4点
算数→68.4点
社会→49.4点
理科→55.2点

平均点は過去最低を更新!
前回(6年生前期ラスト)もなかなか低めでしたが、それを超えてきました。
主に社会が難化したのかな?

前回(新6年生第6回)の出題内容はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

参考偏差値

70 397点
65 360点
60 323点
55 287点
50 249.8点
45 214点
40 177点

※桜子の偏差値から割り出したものです。

桜子の成績(ふんわりVer)はこちらをどうぞ↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

公開模試(6年生7回目)/合格判定テスト1回目の出題内容

続いては、各教科の出題内容です。

国語

大問1が物語文、大問2が論説文、大問3が詩、大問4~5が漢字と語句。

★大問1:物語文

草野たき『マイブラザー』(ポプラ社)より出題。
文章の長さ:11.5P
選択問題が4問。
抜き出し問題が1問。
記述問題が2問(90字・65字)

出題意図としては、

場面や人間関係を正確に整理し、登場人物の心情や様子を正確にとらえ

られたか、そのうえで、

文章全体の主題

をとらえられたかを見ているようです。

今回の文章の「主題」とは、

現状と向き合い自分を変えたいと思う少年と、現状と向き合い切れない少年の姿。

というものでした。

草野先生の本は桜子読んだことなかったと思います。
出題された『マイブラザー』のあらすじは以下です。

家族の事情をきっかけに、志していたエリート中学の受験を諦めた中学2年生・海斗は、5歳児の弟・総也の面倒をみる毎日を過ごしている。未来への希望をもたず、心を開く友人もおらず、ひたすらイクメンライフに没頭し毎日を消化していた海斗だったが、あるとき保育園時代の幼馴染5人と嫌々ながら同窓会をすることに。総也をタテに、平穏な日々を守ろうとする海斗だったが……。
5歳児に振り回され、かき乱されるなかで、向き合わざるをえなくなる14歳たちの今は、滑稽でちょっと残念だけれども愛おしい。笑って泣ける成長小説!

昨年の11月発売のようです。
中学受験生は読みやすそうですね。

問題における心情変化の説明などについても、解きやすかったのではないかなと思います。
記述に比べると選択問題の方が難しかったかもしれません。
1問は正答率20%と、選択問題にしては低めでしたね。
桜子も記述はパーフェクトでしたが選択問題を少し間違っていました。

★大問2:論説文

榎本博明『自己肯定感という呪縛』(青春出版社)より出題。
文章の長さ:4P
選択問題が3問。
抜き出し問題が1問。
記述問題が2問(50字、90字)

出題意図としては、

筆者がどのような立場でものごとを考え、どのようなことを述べようとしているのかを意識

できたかを見ているようです。

この文章の要旨は、

現状を乗り越えようという努力が成長につながり、真の自己肯定感が高まっていく。

というものでした。

中学入試出題頻出作者の一人、榎本博明先生の本からの出題でした。
桜子はテスト後に「文章がおもしろかった!」と言ってましたが、「まるまる一冊読むのは無理」とも言ってましたw

・・・でもちゅりぷ子も文章を読んでみて思ったのですが、「自己効力感」とは何か桜子は気にならなかったのでしょうか。
文中では「のちほど説明します」と書かれており、文章末の注意書きでは

今回の文章の範囲には含まれない後の部分で、「自己効力感」について詳しく説明されている。

となっているのみです。
・・・「自己効力感」を知るためには本買って読むしかないですね(;^ω^)

えーと余談はさておき、大問1の物語文より少し難しかったのかな?
選択問題も記述問題も正答率がやや低めだったかもしれません。
桜子は「おもしろかった」と言っていただけあって、文章が合っていたのでしょうね、全問題パーフェクトでした。

国語って文章が合う合わないで結構結果が左右されがちです(超上位層は別だと思いますが)。
運要素が大きく感じてしまいますね・・・。

★大問3:詩

若松英輔「まぼろし」(『美しいとき』(亜紀書房)収録)。
文章の長さ:2P
詩の形式問題1問。
選択問題が2問。
抜き出し問題が1問。

出題意図としては、

一つひとつの言葉や表現にこめられた作者の意図を探

ることができたかを見ているようです。

この文章の主題は、

誰だれにも比較できないただ一つの「わたし」の幸福を探し出す。

というものでした。

詩の形式を答える問題が1題出ました。
もういい加減しっかり知識を定着させておきたいところですね。
正答率はどれも比較的高めだったかな?
志望校によっては詩は出ませんから、重視しない家庭も多いかもしれません。

★大問4:敬語・画数・文学史

大問4は問1が敬語、問2が画数、問3が文学史でした。
敬語は正答率高め、文学史は低めでしたね。
敬語の基本はもう絶対マスターしてないとダメですね。

画数は問題が出る学校少ない気がしますが、最近日能研のテストでやたら出題されます(;^ω^)
画数問題、桜子4問中3問も間違えていて壊滅状態でしたw

文学史は、芥川、川端、夏目の作品を選択肢からすべて選べ、という問題。
「すべて」というのが難しいのでしょうね。
3人とも超有名文豪なので各人数作ずつは押さえておきたいところです。
1作ずつでは絶対だめだし、かといって2作でも少ないです。
うーん、人にもよりますが最低3作、できたら5作ぐらいは把握しておいてほしいかなあ。
超有名どころはねえ。

  • 芥川龍之介⇒『蜘蛛の糸』『鼻』『杜子春』『トロッコ』『羅生門』(『芋粥』『地獄変』『奉教人の死』『河童』『藪の中』)
  • 夏目漱石⇒『こころ』『坊ちゃん』『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』(『門』『草枕』『虞美人草』『夢十夜』『明暗』)
  • 川端康成⇒『伊豆の踊子』『雪国』(『山の音』『古都』)

・・・川端は2作品でいいかもw
選択肢にひっかけ?で出てきたのは『人間失格』『銀河鉄道の夜』『高瀬舟』なので、各作者の代表作も挙げてみると、

  • 太宰治⇒『人間失格』『走れメロス』『斜陽』(『グッド・バイ』『ヴィヨンの妻』『富嶽百景』)
  • 宮沢賢治⇒『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『風の又三郎』『よだかの星』(『セロ弾きのゴーシュ』『なめとこ山の熊』『やまなし』『どんぐりと山猫』)
  • 森鴎外⇒『舞姫』『高瀬舟』『山椒大夫』(『ヰタ・セクスアリス』『雁』)

・・・太宰と鴎外も3作品で十分かな。
宮沢賢治は何が出てもおかしくないですな。
そろそろこのあたり完全マスターしておくべきです。
ざっとしたあらすじも各作品知っておきたいところです。

★大問5:漢字10問

書き10問。
正答率が最も低かった書き→「ハカライ」答え:計らい(正答率9%)
正答率が次に低かった書き→「マイキョ」答え:枚挙(正答率13%)

難しいものもありましたが、前回ほどではないかな。
桜子さん漢字がボロボロでした。
もっと頑張ってほしい・・・。

算数

大問1が計算、大問2が1行題、大問3~7が文章題といういつもと同じ問題構成でした。

★大問1:計算問題

5問構成です。

整数の計算。
小数の逆算。
分数の計算。
小数と分数の入った逆算。
単位換算(㎢⇔ha)。

(4)は正答率50%とやや低めでしたが、できたらパーフェクトをとりたい計算問題でした。

★大問2:一行問題

差集め算、売買算、角度、複合立体の体積、分数列、数の決定、の計6問でした。

正答率が、(5)は15%、(6)は7%となかなか難しかったです。
この2問以外は全問正解したいところですね。

★大問3:つるかめ算(平均)

32人のクラスでテストがあり、平均点が分かっています。
また空欄のある表があり、20点が4人など、一部のみ埋まっています。

(1)クラス全員の得点の合計(できないとまずいですね)。
(2)得点が40点の児童の人数。

正答率は(1)が約9割、(2)が約7割です。
どちらもできた方がいい基礎問ですね。

★大問4:順列

サイコロの数字の目の出方に関する問題。
※最初1、次に2が出るのと、最初2、次に1が出るのでは、目の出方は別のものとする。

(1)2回サイコロを振ったときの、目の出方は何通り?
(2)3回続けて振ったとき、出た数字がすべて異なる出方は何通り?
(3)4回続けて振ったとき、出た目の数が2種類だけとなるのは何通り?

(1)は74%、(2)は47%、(3)は4%の問題でした。
(3)はなかなか難しかったですね。

★大問5:相似比

台形ABCDがある。
辺BC上に点Eがあり、AEとDCは平行とする。
AEとDBが交わる点をFとする。

(1)DFとFBの長さの比は?
(2)△AFDと△ABFと△EFBの面積比は?
(3)□DFECと台形ABCDの面積比は?

(1)は62%、(2)は46%、(3)は26%の正答率でした。
(2)までは解けてほしいですね。

★大問6:数表と位置

縦4行、横4列の16個のマスに1から8までの数を2つずつ書く。
それに対して下記【操作】を加えていく。

・1行と3行の8個の数すべてを、それぞれ4を足した数に書き換える。(和が2桁になる場合は、その一の位の数に書き換える)
・2行と4行の8個の数すべてを、それぞれ5を足した数に書き換える。(和が2桁になる場合は、その一の位の数に書き換える)

(1)【操作】を5回行った後、2行2列に書かれている数と3行3列に書かれている数の和は?
(2)【操作】を2023回行った後、16マスに書かれている数の和は?
(3)【操作】を◇回行った後の16マスに書かれている数の和は70で、4行1列に書かれている数は6。
このとき、2行2列に書かれている数と3行3列に書かれている数の和は△です。

(1)は47%、(2)は17%、(3)は4%の問題でした。
ミスせず正確に出すのがなかなか大変な問題でした。

★大問7:時計算

近年難関校でよく出る時計算。
もちろん単純な時計算は出ません。
日能研の解説によると、

近年、難関校の入試問題で時計の問題が出題されるとき、あつかう時計自体に通常の時計とは異なる部分があることが多い。例えば、針の回転する向きが逆であったり、針の形状がまっすぐでなかったり、目盛りの数が異なっていたりする。そうした問題に取り組む際、「5.5でわればよい」という発想だけではどうしようもなくなってしまう。通常の時計とはどこがどのようにちがうのかをとらえ、その場に合わせて調整し直す必要が出てくる。それには、算数の時計算の仕組みへの理解が問われる。つまり、「なぜ長針が進む速さは6で、短針が進む速さは0.5なのか」「なぜ5.5なのか」といったことを理解し、活用できることが前提になる。この機会に、時計算の仕組みへの理解にあいまいさがないかを確認してほしい。

だそうです。
ほんと、しっかり前提からの理解が大事。
そのうえでそれを応用して解く力も大事です。

今回の問題は短針と長針に加えて、ある一定の速さで回転するN針がついている時計、という問題です。
なんなのよN針って、要らないでしょ!w

(1)は21%、(2)5%、(3)は1%の問題でした。

うーん、桜子には捨て問だったかもしれません。
こちらを捨てて、1問だけまちがえてしまった計算問題を見直してほしかったですね(;^ω^)

社会

大問3つ構成。
大問1は公民、大問2は地理、大問3は歴史問題でした。

★大問1:「こども家庭庁」創設をテーマにした公民問題

「こども家庭庁」創設の新聞記事をテーマに、資料の読み取りや、政治のしくみについて問われました。

問1は何回目?の「岸田文雄」を書かせる問題。
日能研のテストで今年出題されるの、3回目ぐらいでしょうか。
現職総理のフルネームは常に漢字で書けるようにしておきましょう(過去2回はひらがなOKでしたが、今回は漢字指定でした)。
2023年入試では、「安倍晋三」も欠かされる機会があるかもね(;^ω^)

上述の総理名や、「ヤングケアラー」という言葉を答えさせるような知識問題がありつつも、資料の読み取りで答えられる問題も多数ありました。

★大問2:農業産出額・海面漁業漁獲量TOP10の都道府県に関する問題

農業産出額・海面漁業漁獲量の上位10位の都道府県が、ところどころ空欄になりながら表になっている。
農作物・畜産物別のランキングや漁港別の獲れる魚の種類など、そろそろ完全に覚えて行った方がいいかもしれませんね。
また、川の長さTOP3など、基礎知識問題も出ました。

・・・とはいえ、別にすべて知識が頭に入っていないと解けないかというとそんなことはなく、

最初から順位がすべてわからなくても、後に続く問題に手がかりが散りばめられている。問題に取り組みながら情報を集め、必要に応じて手前の問題に戻ることもしながら、答えを導き出していく力を試した。

と日能研の解説でもいわれています。
総合力が問われますなあ。

★大問3:中国史から考える日本の歴史

最初に中国の5つの王朝に関して説明したものが並べられていますが、それぞれの王朝名は不明です。
清以外はそれぞれの建国者名が載っているので世界史をやっていたり、知識の豊富な子はこれだけ読めば、それぞれどの王朝の話か一目瞭然です。
が、日本史しかほとんどやっていない6年生にはすべてサラリとわかるかと言われると難しいかもしれません。
桜子は李淵も朱元璋も劉邦も知りませんでした(;^ω^)
劉邦も知らないのか・・・(2年生の甥っ子でも知ってるのになw)。

問題は中国史をよく知っているか、ではなく、日中の交易・外交の歴史をよく理解しているか、なんですよね(結局日本史です)。
問題を解いていくことでどんどんヒントが増えて、それぞれの王朝がどれを指すのかが分かっていき、最後の問題でそれぞれの王朝名の組み合わせとして正しいものを選ぶ、となるんです。

桜子は李淵が建国した王朝を隋だと思い込んでしまい、いろいろと間違えておりました(;^ω^)
正しくは唐ですね。

大問3は正答率が比較的低めでしたね。
日能研にしてはなかなか難しい知識問題を色々問うてきた印象です。
正誤問題も多く、しっかり知識がないと正しく答えられないんですよね。
うろ覚えガールの桜子さん、大問3はボロッボロでした。
うーん、歴史地理公民なら、歴史が一番マシなのになw

理科

大問5つ構成。
記述は今回もたった1問でした。

★大問1:植物

開花の時期、花のつくり、冬越しの様子など、主に知識問題でした。
正答率は6割以上ばかり。
パーフェクトでいきたいところです(桜子は1問間違えてましたw)。

★大問2:水素の発生

塩酸とアルミニウムを使って水素を発生させる実験。
実験にまつわる知識問題と水素の発生や性質に関する知識問題がメインでした。
最後の3問だけ、実験の表から読み取る計算問題が出ました。
この大問も正答率高めの問題が多かったです(1問30%台がありました)。

★大問3:静電気(実験の読み取り)

実験の情報を整理しながら読み取っていく力が見られています。
終盤の2問ほどはやや難しかったかもしれません(正答率30%台)。

★大問4:月と太陽の動き

季節による月や太陽の高度・見え方の違いについて。
複数の図やグラフで示された情報の読み取り力についても見られています。

前半3問は簡単ですが、後半3問はかなり難しかった模様。
正答率1桁問題ばかりでした。

★大問5:てこ・てんびん・浮力

3種類の棒を使ったてこのつり合いや浮力の関係に関する問題。
序盤はつり合いや浮力の基礎的な問題で簡単ですが、最後3問はなかなか難しかった模様。

てこや天秤問題はマスターすればどんな問題でもしっかり解けるようになるので、できたらマスターしたいところ。
桜子さん終盤全滅してました(;^ω^)

またやらなきゃ・・・。

公開模試も残り4回!

この回から始まった合格判定テスト。
計5回。
残り4回です。
これで「持ち偏差値」とやらが出るんですかね?(違う?)
はたしてあと4回はどうなることやら・・・。

まだ、夏の成果出てないんですけど、どうしたらいいのでしょうか?
今週末の第2回合格判定テストでは出ますかね?
ああ、黒木先生の「出ませんでしたね」が目に浮かぶ~(;´Д`)

binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp