貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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【日能研】6年生後期に向けての保護者会③~過去問について(後編)~

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NHKスペシャルで先日放送された「新・ドキュメント太平洋戦争1942」の前後編を最近桜子と見ました。
1941編も以前見ていましたが、やっぱり面白いです。
日記や手紙といったエゴドキュメントを掘り起こし分析。
当時の人々はどういう風にこの戦争をとらえていたのか、キーワードからとらえるという企画です。
軍部と市民との温度差、また統治されていた東南アジアの人々の気持ちなど。
当時を生きた人たちの息遣いが聞こえてくるような、とても興味深い特集です。
詳しくはこちら↓
www.nhk.jp

で、その映像の中で、戦地で亡くなった夫の骨壺を首から下げた女性が映るのですが、それを見て桜子がこう言ったんです。

「見て、あの首桶」

って。
ちゅりぷ子は思わず「鎌倉殿かい!」と突っ込みましたがきょとんとしている桜子。

「あれ、首が入ってるんじゃないの?」

ですって(;^ω^)
鎌倉殿で首桶見過ぎたせいかな・・・。
夫の首桶、ぶら下げたい妻なんていないでしょ。
ちゃんと違いを説明しておきました。
やれやれ。

さて、先週行われた「後期(ステージV)に向けての保護者会」で話された過去問についての続きです。
今日は過去問取り組み方編です。

保護者会①「後期のテスト」はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
保護者会②「過去問準備編」はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

過去問の取り組み方について【Q&A】

先日のブログにも書きましたが、過去問の取り組み方は、同じ塾でも校舎によって違うし、クラスや偏差値、受ける学校、さらに子供のタイプによってぜーんぜんアドバイスは違うようです。
なので、この後書くことは、万人にとって最適な方法ではないことはご承知おきください。
あくまで、ちゅりぷ子が塾の保護者会と担任の先生に聞いた話です。
それを踏まえたうえで参考にする場合はしてみてくださいね。

開始時期は?

桜子の校舎のMクラスは、基本的に夏の課題(メモチェや428の2周など)がすべて終了するのが過去問スタートの合図だそうです。
ただしこれは最低限の話。

国語は「合格力完成語句」が終わらないと始められないようです。
算数も428レベルの典型題がスラスラ解けるようになることが目安。
社会と理科もメモチェの基礎知識がきちんと定着してからだそうです(その前にやるのは無駄になる可能性があるとのこと)。

一応メモチェ3周終了した理科は一応もう取り組めるのですが、理科が苦手な桜子、本当にそれをゴーサインととらえていいのか・・・。
どちらかというと国語ならもう立ち向かえるかな?と思っていたのですが、語句が完成してからのようです。

うーん、9月中旬から始められればいい、という感じですね。
下手したら10月に入ってからかも・・・。

どのくらいの年数をいつまでにやればいいの?

「人によって、志望校によって様々」というのが答えですかね(;^ω^)
とりあえず志望度の高い学校は多めに、低い学校は1年でも(場合によってはやらなくても)OKとのこと。

保護者会では第1志望は12月上旬までにたくさんやり、ある程度終わらせておく、のだそうです。
逆に志望度低めの併願校はそんなに年数解かないため、12月上旬から始めてもOKとか。
ただし、1月校はあまり後回しにしすぎず先にやっておいた方が良いようです(そりゃそうか)。

年度の新しいものから?古いものから?

この疑問も正解はないようです。
人によって言うことバラバラなんだとか(;^ω^)
ただ、傾向が変わったり、近年のトレンドを入れてきていること多い「年度の新しいものから」がオススメだそうです。
2022⇒2021⇒2020⇒・・・と解いていくことになるみたい。
特に社会はあまり古いものを解いてもそんなに意味がなくなる(時事問題が解けなくて点数があてにならなくなるから)ので注意とか。
また、理科も近年は時事問題に絡めた出題が多いので、なるべく最近の形式や傾向を先につかんでほしいようです。

算数だけは結構古いものまでさかのぼっても良い(意味がある)、とおっしゃってました。

具体的な取り組み方って?

時間をオーバーさせる&切り上げない

過去問は解けば終わり、ではないようです。
時間を計って解くのはもちろんですが、制限時間がきたら、今度は時間をオーバーして解くみたい。
もちろん制限時間内に解いたものと制限時間外に解いたものが分かるようにした上でです。

そしてそれぞれ点数を出し、得点を控えます。
そうすれば、時間内に取り組んだが解けなかったもの、間違えたものと、時間外に解いて解けたものがわかります。
「時間内に解けなかったもの」は、その時間を「時間外に解けたもの」に充てるべきだった、「捨て問」だった、などが振り返られる、というわけらしいです。
ほんと、今まで以上に戦略的に解き、かなり深く振り返る必要があるんですね。

あ、逆に「時間が余っても決して切り上げてはダメ」とのこと。
当日のシミュレーションとして、残った時間をどう使うかも練習なんだそうです。

じっくり振り返り

今までのテスト以上にじっくり振り返らないとダメみたいです。
合格点(あるいは合格者平均点)に達するには、あとはどこをどうすればよかったのか、しっかり次の戦略まで考えながら振り返らなくてはいけないみたい。

・どの問題は取れなくてはダメだったか
・捨て問はどれだったか
・時間配分はどう直すべきだったか

などなど、じっくりじっくり振り返りノートやシートにまとめるそうです。

そんなわけで、振り返りにはテスト時間と同じか、それ以上に時間がかかるもののよう。
例えば50分のテストなら、オーバーして解く時間も考えて、2時間は見とかないとダメみたい。
・・・これは大変だ。

教科ごとに提出(任意)

自宅で上記のように解き、採点し、振り返りを専用シートにまとめて、各教科担当の先生に提出します。
日特校のものであっても、提出するのは自校舎の先生のようです(たぶん)。
教科ごとに色々提出方法に指定があって大変そう(;^ω^)
戻ってくるスピードも先生によってまちまちみたいです(どの教科もそんなすぐには戻ってこないらしい)。

4教科一気に解くの?1教科ごと解いていくの?

解きなおしや振り返りの時間を考えたら、学校のある平日に4教科やるのは現実的ではないですよね。
できて2教科、で考えておくのがいいそうです。

土曜日も午後塾ですし、日曜日は午前午後日特です。
なかなか4教科を本番同様に一気に解く、という機会はないみたい。

一気に解くなら祝日など丸一日休みの日がオススメみたいです。
ただ、祝日ってよその模試やら文化祭やらいろいろ予定が入りがちなんですよね(;^ω^)
志望度の高い学校は通しでやる日を設けたいな~。
祝日・・・12月上旬までに5回(9月2回、10月1回、11月2回)あるけど、9月の1回と11月の2回は学校別模試(日能研とサピ)が・・・( ;∀;)

9月と10月に1回ずつ・・・実質2回しかありませーん。
うわー!

取り組む学校の順番や配分は?

とりあえず保護者会で言っていたのは「同じ学校のものばかりやらないように」ということでした。
1つの学校を1年分(1回分)やったら、教科ごとに先生に提出します(任意です)。
その添削・アドバイスを受けたうえで、その次の年度に取り組んでほしいとのこと。
せっかくやるのにアドバイスを反映させないともったいないからだそうです。
たしかに。

なので志望度の高い2~3校を順繰り順繰りやるのが良いそう。
1週間にできて2校分ぐらいですかね?
提出しても1~2週間は返却いただけるまでに時間がかかるそうで、なかなかスケジューリングが難しそうです・・・。
教科ごとに返却タイミングもさまざまみたい。
あまり最初にぎちぎちにスケジュール立てない方が良さそうだな~。
桜子の体の空く、過去問に取り組めるタイミングだけしっかり把握しておいて、直近の予定(2週間ぐらい?)だけ詳しく立てようかな、と思っています(今のところ)。

※上位校日特・合格力完成日特生は注意!

日特の授業で取り組む過去問があるので、自分のスケジュールにその年度のものは入れないように注意が必要みたいです。
難関校日特も何年分かやってくれてもいいと思うんだけど(;^ω^)
仕方ないか・・・。

子どもが採点するの?親が採点するの?プロが採点するの?

日能研は、子どもがひとりで採点し、ひとりで振り返りをし、必要なければ自己完結でOK(塾に提出しなくてOK)という方針のようです(;^ω^)
でも、そんなの不安ですよね。
記述問題などはなるべく先生に最終的には提出して見ていただきたいと思います。

ただ日能研の先生は忙しいのでさっきも書きましたが返却が遅いみたい。
それが嫌ならユリウスの過去問講座利用くださいだってw
あとは家庭教師とかこの時期だけつけるのも手ですよね(本当に良い先生は2年前ぐらいから押さえないとでしょうけど)。
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp

ただ家庭教師に採点添削してもらうことに慣れてしまうと、日能研の理想とする「ひとりで採点&振り返り」を身につけるのは難しくなるそう。
「もし家庭教師を頼るなら最後までそちらを頼ってください」だそうですw
中途半端に頼って途中から一人でやるのはかなり厳しいとのこと。
毎年いるんでしょうね・・・。
先生も「丸投げされても面倒見れません!」と言ってました(;^ω^)

最後まで4教科セットで取り組むわけではない?

最初の内は、4科での合格者最低点や合格者平均点と比較してみる必要があるのでもちろん4科とも解くのですが、それをきっちり最後までやるわけではないようです。
ある程度この教科はできる、となってきた場合は苦手な教科のみに絞る、といったこともしていく必要があるようです。

たとえば、国語は5年分でやめて、算数は15年分解く、みたいな感じですかね。
第一志望は10年!と決めていたとしても、そこはその後の解け具合あるいは解けなさ具合で調整していくのがいいみたい。
第2志望の算数をもう5年やった方が良さそう、などなど。

意外と?臨機応変さが必要ぽいです。
愚直に第1志望10年、第2志望6年、第3志望4年・・・みたいにきっちりやるものかと。
そりゃそうか、過去問できる時間は限られてますもんね。
でもそんなかじ取り、素人親子にできるの???

2回目入試しか受けない場合は?

例えば、2月1日には本命校を受けるので、第2志望は2回目入試しか受けられない場合、ってありますよね。
その場合は、1回目入試の問題を解くのか、2回目入試の問題を解くのか?

桜子の先生曰くですが、「2回目入試の問題」だそうです。
ただ、2回目入試を8年取り組むよりも、2回目を4年取り組んだ後に、1回目入試を4年取り組むのが良いとのこと。
とはいえ、それは学校によっても違ってくると思うので(1回目と2回目で大きく難度が違うなど)、塾の先生に聞くのがベストだと思います。

悩んだら塾へ電話!

上記のような話を保護者会でされました(一部電話で直接聞いた情報も入ってますが)。

結局我が家はどうすればいいのか全然わからない!

・・・というわけで担任の先生に電話で詳しーく教えてもらい、どこの学校からそれぞれ何年分解けばいいかまで、プランをいただきました(;^ω^)
その時に保護者会で噴出した疑問もすべてぶつけましたw(1時間ぐらい話してしまった・・・)

  • 第1、2志望⇒6年
  • 第3、4志望⇒4年
  • 第5志望⇒2年
  • 第6志望⇒1年
  • それ以下(押さえ校)⇒やって1年

ということになりました。
第1志望をもっと年数やるべきな気もしますが、第2志望もなかなか志望度が高いのでしゃーなしです。
とりあえず目安はね。
もちろん上述したようにやりながら調整です。

自分ではどれをどのくらいやればいいのかわからない場合は塾に聞くのが一番だと思います。
今後も疑問がわき次第電話したいと思います。
もう受験生ですもん。
過去問シーズンですもん。
今遠慮していたらいつ電話すんの?ぐらいの精神でいてもいいと思います。

ああいよいよ始まるんだ・・・

ちゅりぷ子の予想では9月の中旬ぐらいには始めることになるのでは?と思っています、過去問。
きっちり基礎知識や典型題が仕上がってる子はもう始めるんですよね。
桜子が後約半月で仕上がるとは到底思えませんが、さりとて取り組むのが遅すぎてもダメですしね。

まあつまり来月の今頃はもう過去問に取り組んでるわけですよ(たぶん)。
一体どんな日々になっているのやらもう不安でいっぱいです。
でももう前を向いてやっていくしかないです。

プリンターも買ったし、それを置く台も買った!
紙もふんだんに用意したし、インクの予備も購入済み!
過去問本はおおむね揃ってる!
うん、あとちゅりぷ子がコピーするだけだわw
がんばろ。

ブラザーA3複合機ならこのあたりのプリンター台がシンデレラフィットです↓

あと教科・年度別整理の方法を考えないとな・・・。