貧乏だけど中学受験〜するのか2023〜

共働き中流家庭、子沢山。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘する(予定)ブログです。3年生9月から日能研通塾中!

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桜子が最近読んだ本(6年生6月②)

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今日で6月も終わり。
いよいよ明日からは7月ですね!
今年も前半が終わってしまいました。
明日から折り返しですね。
刻一刻と近づく2023年・・・。
とりあえず夏を乗り切ることだけ考えたいですw

さて今日は、桜子が最近読んだ本、6月後半編です。

前回の桜子が読んだ本(6年生6月①)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

最近読んだ本2冊


ここ半月で桜子が読んだ本は、この2冊です。

1冊は、今月前半(読んだ本6月①参照)に2冊読んだものと同一シリーズです。
近代文学に触れてほしくて。

もう1冊は2022年入試で頻出だった新書です。

『「利他」とは何か』/伊藤亜紗 編

1冊目はこちら!
2022年入試で、横浜雙葉、立教新座、淑徳与野など多くの学校で出題された注目の1冊です。

Amazonの紹介文↓

【コロナ時代。他者と共に生きる術とは?】コロナ禍によって世界が危機に直面するなか、いかに他者と関わるのかが問題になっている。そこで浮上するのが「利他」というキーワードだ。他者のために生きるという側面なしに、この危機は解決しないからだ。しかし道徳的な基準で自己犠牲を強い、合理的・設計的に他者に介入していくことが、果たしてよりよい社会の契機になるのか。この問題に日本の論壇を牽引する執筆陣が根源的に迫る。まさに時代が求める論考集。

最近よく耳にする「利他」という言葉。
控えめに言って「超利己的」な桜子に、色んな意味で読んでほしくて渡しました。

もうかなりテンション低めに手に取り、超時間かかって読み終えていました(;^ω^)

「おもしろくない・・・読むのが苦痛なんだけど」

なんて言いながら、何とか読破できたようですw

この本は一人の著者が「利他」について論じているのではなく、複数の執筆者がいるところが特徴。
様々な人から様々な角度から「利他とは何か」について論じられることで、「利他」が何なのかを浮き彫りにしていっています。

「利他」って単純に「利己」の反対の意味だと思っていたら、どうやら違うようです。
誰かのためになろうとすることは「利他的」だが、極論それは利己的であるということ・・・。
なるほど。

様々な事例を上げながら、利他の本質に迫っていきます。

利他とは「うつわ」なんだそうです。
利他は「しよう」として、「なろう」としてすることではない。
オートマチックというか、気付いたら「なっていた」が近いのかな。

うーん、なんだか哲学的です。
桜子にはおそらく理解できなかっただろうな・・・(※ちゅりぷ子も怪しい)。

ぶっちゃけ小学生が読む文章じゃない気がしました(;^ω^)
でも、3校で出題されているし、中学の先生方は読んで(理解して)ほしいんだろうな。

本の中で志賀直哉の『小僧の神様』が登場し、桜子はそれは読んでみたいとのこと。

せっかくなので、『小僧の神様』のどこが「利他」なのか聞いてみたら、「『利他的』『贈与』であってこうなると本当の『利他』じゃなくて・・・」と何やら説明してくれましたが、まったく要領を得ませんでしたw
ちゅりぷ子が自分で読んで初めて理解できましたわ。
まったく読み取れていないということもないけど、まあ小学生には難しすぎるなという印象です。

大人の、それも少し教養のある大人が読まないと難しい本かもしれません。
こんな本からも出題されるのか~。
・・・中学受験恐るべし。

作中に出てくる「贈与」を理解するにも、桜子が途中で挫折した『うしろめたさの人類学』を合わせて読むといいかもと思いました。

↑これも中学入試に過去に開成だったかな?で出題された本です。
binbojuken2023.hatenablog.jp

『文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション 獣』/東雅夫 編

続いてはこちら。
前回紹介したシリーズの1つです。

Amazonの紹介文↓

第二巻のテーマは「獣」。虎に始まり、牛、馬、兎、狸、象、猫、蝙蝠、山猫……身近な小動物や家畜から、日本には棲息していない大型の野生動物まで、さまざまなケモノとわれわれヒトにまつわる妖しくも不思議な物語を蒐めました。中川学の妖しくもユーモアあふれる絵にも注目です!

収録作品はこんな感じ↓

『獣』

  • 中島敦「山月記」
  • 小川未明「牛女」
  • 芥川龍之介「馬の脚」
  • 与謝野晶子「お化うさぎ」
  • 坂口安吾「閑山」
  • 太宰治「尼」
  • 梶井基次郎「交尾」
  • 宮沢賢治「注文の多い料理店」
  • 泉鏡花「蛇くひ」

この巻もそうそうたる作家が並んでいます。
残念ながら「山月記」は挫折して途中で飛ばしたそうですw
まあ、あれ文体が小学生にはきついですよね。
あらすじ話してあげたら「おもしろいじゃん!現代語で読みたかった」と言ってました(;^ω^)

この辺なら読める??

「注文の多い料理店」は読んだことあったそうです。
桜子は収録作品の中では、小川未明の「牛女」と芥川龍之介の「馬の脚」が特に面白かったそう。

どれもそんな愉快なお話ではないですが、ちょっとゾッとする、でも引き込まれる話。
文豪作品に数多く触れて、ぜひとも語彙力増やしてほしいと思います。
この思惑がうまくいっているかは不明ですが・・・。

現代小説禁止の旅はまだまだ続く・・・

とりあえず、6月は目標達成です。
1カ月丸々現代小説は読んでおりません。

そろそろ随筆(エッセイ)を読んでもらおうかなと思っています。
桜子曰く「しばらく論説文系は読みたくない!」とのこと。
よっぽど「利他」で懲りたのですねw

まあ文豪ノ怪シリーズはまだあるし、まだまだ現代小説禁止のままいけますかね~?