貧乏だけど中学受験〜するのか2023〜

共働き中流家庭、子沢山。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘する(予定)ブログです。3年生9月から日能研通塾中!

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論説文対策④親子で外山滋比古の本を読む!『思考の整理学』

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桜子は日能研の先生から「女子はもう小説は読まなくていい」と言われているようです(;´Д`)
読むなら、論説文か随筆!なんだとか。
女子は物語文は強いけど論説文は苦手な傾向にあるからだとか。
そんなわけで、いろいろと論説文対策になりそうな本を今までも読んできました。
そして、先週ぐらいかな?また新たに1冊読み終わりましたよ。

前回は、榎本博明さんの本を親子で読書↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

先生におすすめされた外山滋比古さんの本を親子で読書

今回は日能研の先生におすすめされた外山滋比古さんの本を読みました。
外山滋比古さんは大正生まれの英文学者であり、評論家。
お茶の水女子大の名誉教授でした。
昨年96歳で亡くなっています。
benesse.jp
↑こちらの記事に詳しいですが、

外山滋比古さんの文章は、半世紀以上にわたって中学校・高校・大学の入試問題に幅広く使われてきました。

とのことで、今まで2度も入試頻出ブームが起こったほどの人。
最近10年の中学入試でも頻出著者です。

そんなわけで、塾の先生におすすめされた『思考の整理学』を読むことにしました。
入試に限らず、日能研の模試でも頻出の一冊です。
f:id:sakurako-tulipko:20211101092418j:plain
本当に読むかわからなかったので、図書館本にしました。

『思考の整理学』の概要と感想

Amazonの紹介文↓

自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイ。
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に即し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
考えることの楽しさを満喫させてくれる一冊。

2008 年に東大(本郷書籍部)・京大生協の書籍販売ランキングで1 位を獲得して以来、12年間の間にともに7度の売上1 位を獲得。(文庫版)
「東大・京大で一番読まれた本」として知名度を高め、新たな読者を増やし続けています。

前述の記事によると、

〇『思考の整理学』(ちくま文庫)の出題校(最近10年間)
出題校=栄東・青山学院・茗渓学園・埼玉平成(10)、藤嶺学園藤沢(11)、大宮開成・自修館中等教育・千葉日大一(12)、浅野・藤嶺学園藤沢・聖園女学院(13)、光塩女子(17)、鎌倉学園・逗子開成2回(19)、星野学園・総合(20)

これだけ多くの学校でここ10年の間に出題されているようです。
私立中学の先生が、「読ませたい!」「この文章で問題つくりたい!」と考えているのが分かりますね。
内容としても普遍的なものとなっているので、この先も継続して出題されそうな予感です。
とりあえず、ここいらで外山さんの文章に触れておくのは良いと感じます。

文庫版もいいですが、ワイド版もおすすめ↓

文字が大きいため読みやすいです。

ちゅりぷ子の感想

使われる語彙は小学生にとっては難しく、文章構成的にも平易ではありません。
そして、小学生が読んで楽しい内容ではおそらくありません。
うーん、ちょっと説教くさい点は、著者が高齢のため致し方ないかな。
ただ、大人にとっては難しくもなく得るものも多い一冊かも。

思考の整理学というタイトル通り、どのように私たちは思考し、それを整理すると良いのかについて書かれています。
朝のうちに思考をする、空腹状態で思考をする、思いつかないときは一度寝かせておく(見つめる鍋は煮えない)、などなど。
大人にとっても子供にとっても有用となりそうなアドバイスが満載です。
もっとざっくりしたお話かと思ったら、アイデアファイルのつくり方やメモの取り方など、その詳細で具体的なアドバイスなどもあり驚きました。

また、学校の教育方法を「グライダーで飛ぶ(=自力で空へ舞い上がれない)」と例え、社会が求める人材を「飛行機で飛ぶ(エンジンが搭載されていて自分で飛べる)」人間、だとし、今の教育方法では優秀な人材を育てられないと警鐘を鳴らします。
今まで重要視されていた「知識を暗記する」ことや「優秀モデルの再現」に重きを置く教育を、それはコンピューターの仕事になったと言い、「アイデアを生み出せる」「思考できる」に転換していかないとダメだと言っており、それには激しく賛同です。

なんとこの本ちゅりぷ子が生まれた頃に書かれた本なんですよね。
そうとは全く感じさせない内容に一番驚きました。
時代が変わっても大事なことの本質は変化しないということを体現しています。

桜子の感想

桜子は3週間ぐらいかけて大層苦しみながら読破しました(ちゅりぷ子は2日で読みましたけど・・・)。
もう、字を追って読み切ることだけを目指して読んだんだと思います(;^ω^)

感想は「おもしろくなかった。でも一部参考になる部分もあった(具体的にどことは言わず・・・)」というものでした(ねえ、本当に読んだの?)。

小学生ではアウトプットする機会も少ないので、本の内容と自分の経験をリンクさせることが難しく「いったい何のことかさっぱり?」となりがちなのかと。
著者もおそらく「小学生に読ませたい」とは1ミリも思っていなかったと思います。
それを5年生で読むのはなかなか大変なことです。

でも、模試もそうですが国語の論説文は、大体そんな文章ばかりですよね。
小学生に向けて書かれた文章、まず入試では出ないんじゃないでしょうか。
大人向けの文章、自分が経験もしたことのない例ばかりの文章、それに慣れるのが大事なのかと。

知らない語彙も豊富だし、たとえ話にも共感できないし、ほんとうに求めることと高いですよね中学受験。
「知らない語彙を想像しながら内容を読み取る」ということが論説文では求められるので、それの鍛錬としては良いのかもしれませんが、もうそれって「読書」じゃなく「修行」です(;´Д`)

なので、ちゅりぷ子と違い、桜子はこの本から何の感銘も受けてなければ、何も残ってないんじゃないかな~?
まあ「読破してやった」という経験は良い成功体験だったかもしれないです。

本の中で「拡散と収斂」という章があるのですが、桜子「収斂」の意味も知らなければ、読み方も知りませんでしたからね。
・・・ほんとよく読んだと思いますよ。

次は何を読もうかな・・・

外山滋比古さんの本は他にもいろいろとあります。
・『ことわざの理論』

・『日本語の個性』このあたりも入試頻出本のようですね。

ただ、桜子はもうしばらく外山滋比古本は読みたくないと思われます(;^ω^)
もう少し難易度低めな著者の本を探したいと思います。

このシリーズの最初の方で読んだ、斎藤孝さんや稲垣栄洋さんの本はとても読みやすかったので、同様な本をちょっと探してみないとな。
binbojuken2023.hatenablog.jp
binbojuken2023.hatenablog.jp

しばらくは娯楽小説ばかり読むと言っている最近の桜子です(;^ω^)