貧乏だけど中学受験〜するのか2023〜

共働き中流家庭、子沢山。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘する(予定)ブログです。3年生9月から日能研通塾中!

スポンサーリンク

論説文対策③親子で榎本博明の本を読む!『読書をする子は○○がすごい』

スポンサーリンク


今日は育成テストですね。
全然仕上がってません今回も!
でも、そんなことより!!
今日から「二月の勝者」のドラマがスタートですよ!!!
binbojuken2023.hatenablog.jp
楽しみですね!!!!←現実逃避。採点も明日にしよっと!

さて、今日は桜子との親子読書の話第3弾。
論説文苦手な桜子のため、論説文読解に出題されそうな本を読んでみたシリーズです。
今回は、先日の公開模試でも登場した榎本博明さんの本です。

前回は、稲垣栄洋さんの本を親子で読書↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

中学入試でも頻出!榎本博明さんの本

先日の公開模試でも出題された榎本博明さんの本。
入試でもよく出題されているようです。
以前、日能研の他のテストでも出題された記憶があります。

オンザロードの資料でもらった「中学入試に出題された作品と作者」の冊子にも、「よく出題された作者」ランキングで14位に登場しています(いとうみくさんと同率順位)。
過去3年間(2019〜2021年入試)で12件出題されたようです。

榎本博明さんは臨床心理学者です。
先日の公開模試では『なぜイヤな記憶は消えないのか』が出題されました。

『「さみしさ」の力ー孤独と自立の心理学』は、昨年、栄東や市川中学で出題されたそうです。

他にも過去に何作品も出題されている、まさに頻出著者です。

この論説文対策シリーズで過去に読んだ、齋藤孝さんや稲垣栄洋さんの文章はとても読みやすく、小学生にもとてもわかりやすい文章であることが特徴だと思います。
binbojuken2023.hatenablog.jp
でもですね、榎本さんはそうではないのです。
難解とまではいきませんが、小学生にはなかなか難しい語彙をふんだんに使ってきます。
まさに、桜子が今身につけるべき力、語彙力が試されるタイプの作品が多いのです。

榎本博明さんの本を親子で読書

f:id:sakurako-tulipko:20211011092526j:plain
本当に読むかわからなかったので、図書館本にしました。
著作はたくさんあったのですが、タイトルにちゅりぷ子が惹かれてこちらをチョイス。
先にちゅりぷ子が読み、あとから桜子が読みました。

論説文対策とか抜きにして、大人が子供の読書を考えるうえでとても参考になる内容でした。
読書、やっぱり大事!

『読書をする子は○○がすごい』の概要

Amazonの紹介文↓

●問題文が読めない子どもたち
新井紀子教授の『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』によると、中学生の約5割が教科書の内容を読み取れないということだが、著者の周りでも困った学生が増えている。
まず、心理検査やアンケート調査が正確に行えない。質問文の意味がわからないのだ。「内向的って何ですか ? 」「引っ込み思案って何ですか ? 」という質問が普通に出てくる。学生たちと話すと、「そんな言葉は日常会話やSNSでは使わないから」ということだそうだ。
読書時間ゼロの学生がいまや50%を超えた。半分の学生は本当にまったく本を読まない。一方で、文科省はアクティブ・ラーニングの方向に舵を切り、プレゼン、対話型の授業を増やしている。ただ、対話と言ってもお互い何も話さずじっとしていたり、プレゼンも自分の持ち時間を使い切れずに終わるなど、悲しい事例がそこかしこにあるようだ。
人間は言葉でものを考えるわけだから、言葉を自分の中に取り込むきっかけとなる読書をしないのは、思考力を身につけるという点においては大きなハンディだ。脳科学の研究データからも、読書習慣は神経繊維の発達や言語性知能の向上と関係していることがわかっている。
本書は、伝えたいことがうまく伝えれない、その原因として、読書量の危機的な減少をあげ、子ども時代にしておくべきことについて語る。

●子どものトラブル増加も「通じない」にある
小学生の暴力件数が高校生のそれを超えたというのは『伸びる子どもは○○がすごい』にも書いたが、自分の状況がうまく言葉で伝えられない、また相手の言葉が理解できないというのであれば、お互いにイライラが生じ、トラブルが生じるのも当たり前だ。一方、読書によって相手の心を能動的に理解でき、心の落ち着きにも効果があるという研究もある。
プレゼンのようなアウトプットが求められる時代だが、それも豊かなインプットがあってこそ。読書環境を作るのは一朝一夕にできるものではない。所蔵する本が多い家は自然と本を読む子どもになるという。親自身の言語能力が子どもにとっての言語環境になる。親と子どもがそろって習慣を身につけることがいま求められる。

目次は次のようになっています。
【目次】
第1章 読解力の危機とは ?
第2章 言語能力はどうやって身につくのか ?
第3章 読書はほんとうに効果があるのか ?
第4章 なぜ読解力が身につかないのか ?
第5章 家庭の言語環境を整える

耳が痛い内容も多かったですが、読書がどんなに大事なことか、また家庭の格差が読書に、ひいては子どもたちの未来にどう影響を及ぼすかなどについても触れられており、興味深かったです。

ちゅりぷ子の感想

面白かったです。
読書をめぐる日本の今がよく理解できました。
先日感想を書いた『二月の勝者』でも描かれていた、経済格差は読書をめぐっても現れています。
binbojuken2023.hatenablog.jp
読書をするか否かは家庭の環境、育った環境が大きくものをいう、というのが著者の意見です。
もちろん持って生まれた資質もあるのでしょうが、育った環境の影響が計り知れないと。

高校の国語の教科書から文学作品が消えるかもしれない、という話は衝撃でした。
読解力が身に付いていない子のために、今後は国語は二極化し、一方の授業では実用文のみを扱うようになるかもしれないとのこと。
ただでさえ文学などに触れずに育った子が、今後は人生で一切触れることのないまま大人になるかもしれないと。
本当にそれでいいのか、と著者は問題提議しています。
確かに実用文を読めないと大人になって仕事をする上でも日常生活を送る上でも不便です。
でも、文学作品を全く読まずに大人になるとは…、学力格差、教養格差、極まれりという感じですね。

そんな教養格差の話も興味深かったですが、読書が人間にどんな影響を与えるか、子供の未来にいかに寄与するかについての話も勉強になりました。
なんとなく国語のためにとか、近視眼的に言えば「中受のために」なんて気持ちで子供に読書をさせることもあるかもしれませんが、読書をすることで得るものはそんなことではないですね。
本当に人生が豊かになりますし、学び続けようという人生に対する姿勢をも造成するようです。

第4章の「なぜ読解力が身につかないのか?」では、著者は若者の読書離れやSNS文化による語彙力の低下、インターネットの弊害での「浅い思考」などをことごとく嘆いています。
1968年の中学生と2017年の中学生の読書作品を比較したりして(1968年の一位は『坊ちゃん』、2017年の1位は『君の膵臓をたべたい』)、最近の若者はこんなもんばっか読んでるから、みたいな感じで嘆いてるんですよ。
まあわかるっちゃわかるんですけど、若者が読んだらイラっとするだろうなと言いますか、榎本さんの文章は時として「説教くさい」んですよね。

語彙も難しいし、説教くさいしで、子どもは読むのが大変かも、とここまで読んで感じました(^_^;)

子供を持つ親にとってはためになる話がたくさん書いてあるんですけど、小学生向けではなかったですね。
著者もこの本では主に子を持つ親をターゲットにして書いているのだと思います。

塾の国語の先生にも言われましたが、語彙力や読解力を高めるにはやはり、少しだけ難しい本を読むのが良いようです。
そのためこの本は桜子にちょうどいいかな〜?と思いましたが、ちょっと難しすぎたかもしれません。

親の立場では「子供に読書させなくては!」と強く思わせてくれること請け合いですw

桜子の感想

桜子もちゅりぷ子に続いて読み始めました。
最初の頃は順調に読み進めていましたが、第4章で挫折してしまいました。
「もう、読むのが辛い…」と。
やっぱり若者が読むと説教されてる気分になるよね〜(^_^;)

また、やっぱり難しい語彙も豊富なので、読むのが大変だったようです。
でもこういった本をもっと読んだほうがいいんですよね。
ただ、この本はちょっと大人向け(しかも子供のいる親世代向け)すぎてしまったかなと反省しました。
最初は筑摩プリマー新書とかにしておけば良かった…。

上段で書いた『「さみしさ」の力』か、『〈自分らしさ〉って何だろう?』を次は懲りずに与えてみようと思います。

プリマーなら若者世代に向けて書かれているはずですよね…。

読書が休憩の現状ではなかなかハードな論説文読書

今回は著作選びを失敗してしまいました。
反省です。
とはいえ、大人、中学受験生のいる親なら読んで損はなしな内容です。
とても勉強になりました。

こういう読むのが少し難しい本を読むことで語彙力、読解力が身につくとのことですが、読書時間は余暇時間な現状ではなかなか厳しいものがあります。
ついつい小説に流れてしまいがち。

次は桜子自身が興味ある分野の新書や、自分で読みたいと言った新書を親子で読んでみることにしたいと思います。
一緒に本屋か図書館へ行こっと。

科目別『受験新聞』今週は理科・コロナでした!

そんな桜子のくつろぎ読書タイム、小説以外ではもっぱら「読売KODOMO新聞」です!
f:id:sakurako-tulipko:20211015091252j:plain
先日、こちら↓で書きましたが、『読売KODOMO受験新聞』の科目別バージョンが先週から始まりました!
binbojuken2023.hatenablog.jp
今週第2弾は「理科・コロナ」です!
1面に新型コロナウイルスに関する予想問題が載っていて、中面で解説されています。
f:id:sakurako-tulipko:20211015091258j:plain
関連キーワードもまとまっているので便利です(^_^)

次回は「適性検査」が特集されるみたいですね。
公立一貫校受験も検討している我が家、楽しみです!