今日は桜子の読書の話。
夏休みのようにはガンガン読書を進められなくなっている桜子さん。
読了スピードは落ちてますが、そうはいっても読書好き。
隙間を見つけては欠かさず読書しております。
最近読んだ2冊を紹介します。
前回の桜子が読んだ本(5年生9月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp
最近読んだ2冊
桜子が最近読んだのは、この2冊です。
桜子大好きいとうみく先生のシリーズもの!
以前公開模試だったかな?出題されました。
binbojuken2023.hatenablog.jp
その時に読みたくなったみたいで、図書館で見つけて借りていました。
『車夫』/いとうみく
車夫はシリーズもので、現在3巻まで出ています。文庫化しているのは2巻まで。
3巻はまだ単行本しか出ていないのかな?桜子はとりあえず文庫化している2巻まで読んでいました。
Amazonのあらすじ(1巻)↓
家庭の事情で高校を中退した吉瀬走。生きるために夢中になった陸上も辞めざるを得なかった。そんな中、陸上部OBの前平が現れ、人力車のひき手をやらないかと誘われる。車夫の条件は走るのが好きなこととイケメンであること!?浅草の「力車屋」で車夫となった少年と同僚や客らとの交流を瑞々しく描く。
(2巻)↓
「車夫ってのはさ、人を笑顔にできる商売なんだ。それってすげーだろ」
浅草を舞台にした少年車夫の成長物語。高校を中退して浅草で人力車を引く吉瀬走。
黙って去って行った彼のもとへ陸上部のかつての仲間が会いに来たり、女性のストーカーにあったり、余命宣告を受けた妻の希望を叶えるためにという老夫婦を案内したり……。
そんな日々の中、行方不明になっていた母親が体調を崩しているという手紙が届く。
彼を見守る力車屋の面々。若き車夫、吉瀬の向かう先は――。大人の世界に足を踏み入れた少年車夫と同僚や客らとの交流を描く、期待の新鋭作家による青春小説の文庫化第2弾!
いとうみく先生の本ですので、爽やかなお話ながら、登場人物の家庭背景などは複雑です。
そのあたりが中学受験で扱うテーマとして最適なのかも。
桜子はずいぶん昔からいとうみく先生の本が大好き。
以前も記事にしました。
binbojuken2023.hatenablog.jp
先生の本は対象年齢がとても幅広いので、現在低学年であっても読める作品が必ずあります。
逆を言えばうっかりすると中高生向けで読むのが大変!というものもあるので吟味が必要です。
『車夫』は公開模試に出た作品なので高学年なら読めますが、1冊読み切るのにまあまあ時間がかかっていた印象です。
ページ数の割に文字が小さかったと桜子は言っています。
オムニバス形式で、少年車夫(これまた家庭事情が複雑)の主人公とさまざまなお客や同僚、かつての同級生などとの交流が描かれています。
立場が違う人間同士、世代が違う人間同士、家庭環境が違う人間同士の交流が描かれるため、心情理解を深めるのにもってこいな作品。
どうしてこういう心情にこの人物はなったのかな?
どうしてこういう行動に出たのだろう?
この発言の裏にある本当の気持ちとは?
こんなことを考えながら読めると良いですね。
桜子はおそらく何も考えずに読んでいましたが(;^ω^)
物語もいいんだけど論説文も読んでくれ~
最近ちょっと物語ばかり読んでいる桜子さん。
息抜きにはいいんですよね。
ただ、最近論説文の読解がふるわないので、そういう方面の本ももっと読んでほしい。
事実、日能研の先生にも「小説じゃないものを読みなさい」と個人的に言われたのだとか(;^ω^)
やっぱそうだよね。
公開模試などに出る筆者の作品を与えてみたいと思っています。
ただ、『二月の勝者』のノベライズ版が出たらしく、桜子はそれが読みたいと大騒ぎ・・・。
ちゅりぷ子もこれは気になるけどさ、読んで、ちくまプリマー新書とか(;´Д`)ドラマも始まりますし、コミックス13巻もいよいよ明日発売ですね!
届くのが楽しみです(*´▽`*)←これがダメか。親がお手本にならないとね・・・。