貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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桜子が最近読んだ本(5年生7月)

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セミが鳴いてます。
いよいよ夏が本格到来でしょうか?
今週末は久しぶりにテストがないのでのんびりできそうです。

今日は桜子が最近読んだ本、3冊を紹介します。
ジャンルはバラバラですがわりとライトだったのですぐに読んでしまいました。

前回の桜子が読んだ本(5年生6月②)はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

最近読んだ3冊

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こちらの3冊です。
見た目がライトでしょw
真ん中の小説だけ図書館本です。
・・・なんですが、その図書館本が大当たりでした!

『雲を紡ぐ』/伊吹有喜

大当たりだった小説。
桜子、読み始めから「かなりおもしろい!」と言い出し、忙しい中3日ぐらいで読んでしまいました。
途中途中も「面白すぎる!」とかぶつぶつ言ってw
なんでこの本を予約して図書館で借りたんだったかすっかり忘れていましたが(順番待ちが長かった)、日能研オンザロード資料『中学入試に出題された作品と作者』シリーズでしたね。
binbojuken2023.hatenablog.jp
『雲を紡ぐ』は、横浜雙葉や本郷中学で出題された作品のようです。
さらに、昨年のサピックスオープンや合不合なんかでも取り上げられた作品みたい。
なるほど、小学生高学年女子がハマるわけです。
そもそもこの作品、第163回の直木賞候補作でもあり、それは面白いはずです。

Amazonの紹介文↓

「分かり合えない母と娘」
壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるのか?

羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。

いじめが原因で学校に行けなくなった高校生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショールだった。
ところが、このショールをめぐって、母と口論になり、少女は岩手県盛岡市の祖父の元へ家出をしてしまう。

美緒は、ホームスパンの職人である祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。
一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。

実は、とてもみじかい「家族の時間」が終わろうとしていた――。

「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていくホームスパン。その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語る今作は、読む人の心を優しく綴んでくれる一冊になりました。

中学入試に出題されるのが分かる!というお話です。
いじめや不登校という問題もそうですし、「おじいさんとの暮らし」という世代の違う人との交流、「働く」ということに対する若者の気持ち、家族に対する複雑な心情・・・。
どこをとっても出題したくなるわ~。
心情の読み取り強化にはぴったりです。
物語苦手男子には高学年でも難しいかもしれません。

以前紹介した『水を縫う』も桜子に大ヒットでしたが、やっぱり中学受験に取り上げられる作品って、良作が多いのですね~。

大人がこの年頃の子どもに読ませたい!という気持ちわかるわ~。

『ねこねこ日本史でよくわかる!日本史大事件』/そにしけんじ

もう何度も書いてますけど、後期から日能研では歴史が始まります。
それに備えてずいぶん前に講談社の『まんが日本の歴史』を買いました。
・・・が、桜子が「つまんない・・・」と言い、読むのをやめてしまったのです(´;ω;`)
そこでちゅりぷ子が考えたのは踏み石作戦でした。
以前から歴史好きにしたくていろいろなエンタメを与えていましたが、とうとうあれを与えたのです。
『ねこねこ日本史』!数巻欠けてますが、ほぼ全巻買いそろえました。
こちらは大喜びで一瞬で読んだ桜子。
読売KODOMO新聞にも連載されているのが大きいかもw



・・・で、さらに歴史の知識を深めようと、踏み石を最近置きまくっております。
その一つがこちら。

新聞風のデザインで、歴史の流れが一目でわかる!
わかりやすい図解と、かわいいイラストがいっぱい!

縄文時代~平成までの歴史が一気に学べる
ねこねこ日本史シリーズ初の通史学習書です。

ねこねこ好きだけあってすぐに読み終えました。
ねこねこ日本史のまんがでは、人物にフォーカスがあてられているので、歴史人物の知識は深まるのですが、流れを理解するのはいまいち。
こちらは、その歴史人物が活躍したり起こした大事件が時系列に沿って一つずつ紹介されております。
縄文から平成まで、ざざざざっと主要エピソード&事件について学べる本。
まんが日本の歴史を読む前にぴったりです。
まんが日本の歴史はまだ早いかな?と思う低中学年に特におすすめです!

↑夏休みには全巻読んでもらうぞ~!!

『ヤバすぎるいきもの事典』/今泉忠明

スゴ技から猛毒、不死身、生物の変態、大群襲来まで、
行き過ぎた能力を持つ生き物がズラリ!

「テッポウエビはハサミから衝撃波を放って敵を威嚇」
「ベニクラゲは若返りをして5億年以上生きている!?」
「チョウチンアンコウのオスは子孫を残すためにメスと一体化して吸収される」

ウソみたいだけど、本当にスゴイ能力を持つ生き物はこんなにたくさんいた!
他にも霊長類唯一の毒の持ち主スローロリス、強すぎて無敵状態になれるクマムシ、目から血のビームを放つサバクツノトカゲ等々、
まさに「進化の暴走」を遂げた生き物たちの驚異の技や特殊能力、進化の秘密が明らかに!

完全に娯楽のために購入w
桜子、実はこの手の本が大好きなのです。
完全に動物大好きなちゅりぷ子の影響です。
『ざんねんないきもの事典』が流行ってからというもの、この手の本、いっぱい本屋に並んでますよね。
我が家が好きなシリーズが『わけあって絶滅しました』というシリーズ。
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このシリーズが大好きな桜子は、『ヤバすぎるいきもの事典』も一瞬で読んでしまいました。

わけあって絶滅しました、ほんと面白いです。
読書嫌いだけど生物好き!という子にもおすすめ。
小学校3年生ぐらいから読めると思います。

この手の脱力系の本?が昔から好きな桜子。
ほかにもいろいろ持ってます↓
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先週あった日能研の保護者会では「図鑑やラノベは読書ではない!」と言われたばかりなので、これらは読書には入らないかもしれませんが、読書がにがてだったり中学年の子にはちょうど良いのではないでしょうか。
桜子の読書としてはもうだめですね。
もう少し難しめの本を読ませないといけません。

論説文、随筆、近代小説、歴史まんが、を攻めたい夏

そろそろ夏休みの学習計画を詳細に立てねばいけません。
それと同時に、読書計画も立てなくては。
6年生は読書している時間はないはず。
5年生のうちに読めるだけ読まないとね!

とりあえず桜子さんには、論説文(理系寄り)、随筆、近代小説、歴史漫画を読んでもらいたいと思っています。
理系論説文が苦手な桜子さん。
前にも書いた稲垣栄洋さんなどのちくまプリマー新書系がいいかなと思ってます。

あとは随筆や近代小説で、幅広い語彙を身につけてほしいです。
夏期講習テキストの漢字の読み、試しに見てみたら結構わからなかった桜子(意外に難しいの並んでます)。
語彙力、磨かないとダメですね。
随筆や近代小説を読ませたいと思ってます。

あとは歴史漫画ね!
読み切ってくれ~。

そんな暇があるのでしょうか?
でもなんとか読んでほしいな~。