貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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桜子が最近読んだ本(5年生4月)

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今日は育成テストですね。
大して仕上がっていないっぽい…(特に算数)。
しーらない。

さて、本大好き桜子さん。
育成テストがあろうが、公開模試があろうが、算数がちっともわからなかろうが、読みます、読書します。
そんなわけで、最近(ここ2週間ぐらい?)桜子が読んだ本を紹介します。
小学校高学年で、何か読みたいな、読ませたいな、と考えている人の参考になれば。

今回は特に中学入試を意識したラインナップ

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読んでいたのはこちらの4冊。
どれも中学受験を意識したラインナップになっています。
それもそのはず、これを参考にしたから↓
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オン・ザ・ロード2021の資料としてもらった「中学入試に出題された作品と作者」。
これを見ながら、今回はほとんどチョイスしたものになります。
binbojuken2023.hatenablog.jp
↑この記事でも言及してますが、本当は物語外の本を読ませたかったんですが、桜子はやっぱり物語を読みたがりまして・・・。
なんとか物語以外のものも読ませたいな。
さて、1冊ずつ紹介します!

『十四歳日和』/水野瑠見

先ほど紹介した「中学入試に出題された作品と作者」に一番最初にでかでかと紹介されている作品です。
中学入試に良く出題された作品(2019~2021年入試)で、堂々第一位だった作品らしい。
首都圏では、海城、暁星、学習院女子、富士見、横浜共立、慶応藤沢、桐蔭、帝京、日大、などで出題されたそうな。
ふぇ~、すごい!
Amazonの紹介文↓

いけてるグループに入れた葉子だが、本当の自分の居場所はここではないって気づいている。でも、現実は甘くなくて(『ボーダレスガール』)。
たけるは、水泳クラブで小さなころからずっと芙美といっしょだった。でも芙美に好きな人ができてから、調子がおかしい!?(『夏色プール』)。
軽い気持ちで応募したオーディションの一次審査に通った律。その日から、世界が変わっていくのだけれど…(『十四歳エスケープ』)。
大地は、勉強を頑張っているし、人当たりだって悪くない。でもどれだけ努力しても成績は2位。謎の1位の正体は?(『星光る』)。講談社児童文学新人賞受賞作!

オムニバス式の短編集です。
男子も女子も登場するので、男女ともに読みやすいうえに異性の心情理解に役立ちそうです。
桜子はとにかく面白かったらしく、2日ぐらいで一気読み!
10歳に14歳の気持ちが理解できるものなのか不明ですが、いろいろと共感しながら読んでいたみたい。
爽やかな内容で、とってもおすすめだそうです。

『君が夏を走らせる』/瀬尾まいこ

2冊目はこちら。
こちらは、上述オンザロード資料内の「中学入試によく出題された作者とその主な作品」というページに掲載されていました。
表紙がかわいすぎ!
瀬尾まいこ先生は、よく出題された作者の4位として掲載されていました。
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小さな手。でたらめな歌。喜ぶ顔。増えていく言葉。まっしぐらに走ってくる姿。夏はまだ残っているというのに、それらをすべて手放さないといけないのだ。寂しい、悲しい。そういう言葉はピンとこないけど、体の、生活の、心の、ど真ん中にあったものを、するっと持っていかれるような心地。金髪ピアスの俺が1歳の女の子の面倒をみるなんて!?16歳の少年の思いがけない夏。青春小説の傑作が誕生!

主人公である不良少年がひょんなことで預かることになった1歳の女の子、鈴香。
その鈴香の描写がとにかくかわいいらしく、桜子がずーっとそのかわいらしさを語って聞かせてくれましたw

「とにかくかわいいの♡ママも読んでみてよ!」

と熱烈推薦。
そして、どうやらこの作品、何やら続きだったらしく・・・

「主人公、別の作品にも出てるらしい・・・」

と読み終わるなり桜子が言ってきました。
で、どうやら『あと少し、もう少し』という前作に登場しているんですね!

そんでもって、この作品、よく出題された作品ランキングで7位に載ってました!
なーんだ、こっち先に読めばよかったね。

というわけで、できたら『あと少し、もう少し』から読むのがよさそうです。
もし『あと少し、もう少し』をすでに読んでいたなら、この『君が夏を走らせる』は絶対絶対おすすめです!

『あしたのことば』/森絵都

こちらは、よく出題された作品の作者ランキングで常連、森絵都先生の作品。
上述資料でも12位にちらっと載ってました。
・・・でも、この作品を有名にしたのは、そう、女子の最難関・桜蔭中学の2021年入試に収録作品「あの子がにがて」が出題されたからです。
桜蔭中学を受験することはないでしょうが、どんなものか気になりまして、桜子に与えてみました。
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言葉は新しい未来へつながるー。直木賞作家・森絵都が〈言葉〉をテーマに綴った8つの物語。光村図書小学校教科書「国語6」掲載の「帰り道」も収録。作家生活30周年を迎えるにあたり、9人の人気イラストレーターとの豪華コラボレーションが実現!

「あの子がにがて」…赤/絵
同じクラスの真紀ちゃんが苦手な水穂。話しかけてもつんとした声で返事をしてきたり、男子の前では態度が違いすぎたり。塾仲間のミーヤンに真紀ちゃんとのことを相談してみると、思いがけない言葉を教えてくれて……。

『クラスメイツ』なんかが有名な作家さんです。
桜子もなんかしら読んだことがあったような。
この作品、実は人気イラストレーターさんとのコラボ作品となっていて、素敵な絵がふんだんに使われています。
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「あの子がにがて」の扉絵。
イラストが多く、余白も多いため、文字量は大したことないので、1冊すぐ読めます。
桜子も1日で読んでしまいました。
桜蔭出題の「あの子がにがて」は、すごーくよくわかる、馬が合わないクラスメートへの思いをつづったもの。
ああ、わかるなこの感情・・・。
少なくとも女子はみーんなわかる感情じゃないでしょうか。
主人公が飼い犬に愚痴っている設定の、独白状態の作品。
より小学5年生女子の感情がリアルに伝わります。
おすすめです!

『キャプテンマークと銭湯と』/佐藤いつ子

これまた、上述のオンザロード資料内に掲載されていた作品です。
よく出題された作品の7位。
『あと少し、もう少し』と同率順位です。
首都圏だと、鴎友学園女子、横浜共立学園、桜美林、成城学園、筑波大付属、なんかで出題されたそう。
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サッカークラブのキャプテンだった周斗はU‐14活動初日、コーチから入団したばかりの大地に、キャプテンを替えると告げられる。不安といら立ちの中、偶然記憶の中の懐かしい銭湯に再会したことで、周斗はたくましく成長していく。胸の奥が熱くなる、青春序章小説!

最近の桜子は、同世代、かつ女子が主人公の作品がお好みです。
それをちゅりぷ子はよくわかっていて、そんな作品ばかり近頃チョイスしてきました。
でも、やっぱり異性が主役の作品もたくさん読んでほしい。
桜子になじみのないサッカーのお話も読んでほしい。
てなわけで、こちらチョイス。
国語の物語文を解く様子を見ていても、どちらかというとやはり男子の心情理解のほうが難しいんだなと感じることは多いです。
同世代の主人公ものでこれですから、サラリーマンの悲哀とか読み解くのは大変でしょうね・・・。
食わず嫌いせず、どんなものでも読んでほしいなと思います。

とはいえ、こちらの作品は小学校高学年ならさらりと読めるはず。
まぶしい、青春ものです!
男の子におすすめですが、意外と女子校で出題されているんですよね~。
同じ作者の『駅伝ランナー』もよさそうです。

スポーツ青春もの、いいですよね。
桜子もハマってほしいものです。

そろそろ歴史漫画を読まなくては

5年生の秋から、社会ではいよいよ歴史が始まります。
桜子、そのことを意識していて、中断していた「まんが日本の歴史」を読まねばと焦り始めました。
自分でそーゆーの考えられるの偉いわ。
ちゅりぷ子はヤツの存在をすっかり忘れていて、部屋の隅で誇りかぶっていました・・・。
binbojuken2023.hatenablog.jp
本当は冬休みに読破予定でしたが、イマイチ乗らなかったようで。

そんなわけで、ちょくちょくこちらを読むそうです(たぶん、他のものと並行読み)。
義務感に追われず、エンタメとして読んでほしいんですが・・・。

ちょっと難しかったかなー?
とっつきやすい角川だったか!?とちょっとだけ後悔しております。ま、泣いても笑っても歴史はやってくるので、ちょっとでも勉強が楽になるよう頑張って読んでほしいと思います。