こちら、日能研5年生第2回(2月27日実施)公開模試の出題内容を振り返るものです。
来年以降の後輩に向けて!
まとめてみたいと思います。
ちなみに桜子は、新5年生のスケジュールを回すのがいっぱいいっぱいな時期で、ノー対策で臨みました(;^ω^)
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日能研全国公開模試(5年生・2/27)概要
新5年生になって2回目の全国模試です。
第1回についてはこちら↓
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新5年生に入ってすぐでまだ授業がないタイミングで実施された第1回と違い、日々に追われ、まだ回っていないタイミングで実施された第2回。
我が家は対策とる時間が捻出できませんでした・・・。
実は2月は2回も公開模試があったのです。
そして、この第2回の前の週は5年生最初の育成テスト。
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そして、この第2回の翌週は2回目の育成テスト。
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そう、3週連続テストの真ん中が、この第2回公開模試だったのです。
なかなかね、対策まで手が回りませんよね。
国語、算数、理科、社会の4教科。
国語、算数は各50分、理科、社会は各30分の時間配分です。
平均点
4教科→291.1点
3教科→227.6点
2教科→172.8点
国語→91.6点
算数→80.6点
社会→62.8点
理科→53.9点
参考偏差値
70 458点
65 416点
60 375点
55 333点
50 292点
45 250点
40 209点
※桜子の偏差値から割り出したものです。
この時の桜子の得点は39★点で、偏差値63.★でした!
2教科は23★点で、偏差値63.★でした!
詳しくはこちらをどうぞ↓
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公開模試(5年生2回目)の出題内容
続いては、各教科の出題内容です。
国語
大問1~3が漢字と文法。大問4~5が読解。
★大問1:漢字10問
書き6問、読み4問。
正答率が最も低かった書き→消化「キカン」答え:器官
正答率が最も低かった読み→「昨今」答え:さっこん
これまた見事にどちらも間違えた桜子です。
★大問4:説明文
稲垣栄洋『都会の雑草、発見と楽しみ方』(朝日新聞出版)より出題。文章の長さ:4P程度。
選択問題が5問。
抜き出し問題が2問。
記述問題が1問(70字)
出題意図としては、
重要語句や中心文に着目するとともに、段落どうしのつながりをとらえながら読
めたかどうかを見ているようです。
★大問5:論説文
金田一秀穂『金田一秀穂のおとなの日本語』(海竜社)より出題。文章の長さ:2.5P
選択問題が4問。
抜き出し問題が1問。
記述問題が2問(50字・50字)
出題意図としては、
部分と全体の関係に目を向け、段落構成や要旨を意識しながら読
めたかどうかを見ているようです。
この論説文は一体何を読者に伝えたいのかという要旨が読みとれているかが大事です。
この読解文の要旨は
読書感想文を書かせることが、かえって読書ぎらいを生みだす要因になっているとしたら、とても残念なことだ。
というものでした。
子供にはなかなか難しい文章だったかもしれません。
算数
大問1が計算、大問2が1行題、大問3~7が文章題。
★大問1:計算問題
計算問題が6問構成です。
工夫して解く計算問題(9+99+999)
カッコのある四則混合算。
小数の四則混合算。
逆算。
単位付きの計算問題(単位換算)。
★大問2:一行問題
平均、約数、概数、角度、割合、和差算の6問でした。
★大問3:逆算
□のある式を自分で作成し、解くもの。
(2)では(1)で作成した式に条件が加わってくる。
★大問4:場合の数
5枚のカードに書かれた数字で3桁の数をつくる問題。
★大問5:面積
長方形が組み合わさった図形の面積や周りの長さ。
★大問6:速さ(ダイヤグラム)
2人の人物が競走した模様がダイヤグラムで描かれている。
その読み取りと速さの問題。
★大問7:文章題(規則性)
ハチの巣状に、六角形を敷き詰めていった際の個数や棒の数。
求め方の規則性が見つけられるかがポイント。
最後の2問は正答率一桁問題。
社会
大問2つ構成。
★大問1:日本の地理
Ⅰ~Ⅲの中問に分かれている。
Ⅰ:日本列島の周りにある海流について
Ⅱ:日本の島について
Ⅲ:領海・プレートについて
基本的に知識を問う問題です。
★大問2:北上川の流路
図やグラフの読み取り問題。
等高線や地図記号を問う問題も。
また、東日本大震災にまつわる常識問題も出題。
理科
大問5つ構成。
★大問1:植物のつくり
根、茎、葉、それぞれの部位の名前や働きなどの知識問題。
★大問2:実験の読み取り(鉄がさびる様子)
鉄がさびる様子を様々な条件で実験しており、それに関する問題。
知識は必要なく、複数ある条件による実験とその意図をいかに読み取れるかが問われています。
情報整理能力が問われますね。
★大問3:実験の読み取り(温度と空気の体積変化)
複数の実験それぞれの意図と、組み合わさった際に読み取れることを問う問題。
噴水人形を使った実験で、絵がかわいいですw
実験内容と図の読み取りも必要です。
★大問4:図とグラフの読み取り(開花日と紅葉日)
大人にとってはニュースの開花予想おなじみの、日本列島に記された開花日を読み取る問題(問題はサクラではなくアジサイ)。
こんな感じのやつ↑
それと対応した各地域の気温のグラフがあり、併せ見て読み取れることを問う問題。
知識は必要ないです。
★大問5:図と表の読み取り問題(フェーン現象)
フェーン現象を観測した図と表から読み取れることを問う問題。
表の高さと温度の関係の規則性が読み取れ、そしてそれを使って解けるかが問題。
なかなか難しい問題です。
最後の3問は正答率1桁でした。
少し5年生の範囲も登場!
第1回よりも平均点は上昇!
国語がぐんとアップしたのが原因でしょうか。
この回の国語は文章が短めだったため、最後まで行きつけないという人が減ったせいかもしれません。
この回から、すこーし5年生で習った範囲が出題されています。
主語述語、約数、領海、プレート、植物のつくり、などなど。
育成テストをきちんとこなしていくことで、もし今悪くても徐々に公開模試の成績は上向いていくはずです。
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