貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

スポンサーリンク

 本サイトはプロモーションが含まれています

2021年入試状況。入試結果報告会に参加して②

スポンサーリンク


桜子、先日の公開模試の成績を受けての席順は2列目でした!
binbojuken2023.hatenablog.jp
よかった目標達成です。
あとはこれをキープ!
今週末の育成テスト、がんばって!

さて、先日、日能研の校舎での入試結果報告会に参加しました。
前回、桜子の校舎実績について書きました。
binbojuken2023.hatenablog.jp
今回は、今年の首都圏入試全体の話についての備忘録になります。

2021年首都圏入試の特徴

f:id:sakurako-tulipko:20210226101605j:plain
入試報告会で教えていただいた今年の首都圏入試の特徴です。
ちゅりぷ子は女子の回に参加したので、主に女子校と共学校の話になります。

入試問題の特徴

今年の入試問題の特徴には以下のようなものがあったそうです。

・問題の長文化
・グラフや表の読み取り問題にフォーカス
・SDGs問題多数出題

大学入学共通テストを意識してますます入試問題がそちらに沿って行っているそうです。
問題文はここ数年でますます長文化し、今年もその傾向は顕著だったとのこと。
国語に限らず長文を読み解く力が必要になりますね。

そして、桜子が苦手な表やグラフの読み取り問題も教科問わず出る傾向にあったそう。
これも共通テストが意識されていますね。

さらに、社会の時事問題としてだけでなく、より身近な問題にフォーカスした出題も教科問わず多くなされたとのこと。
SDGs系の問題が多かったようです。

こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本

こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本

  • 作者:バウンド
  • 発売日: 2020/07/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
桜子にこの辺の本を渡してみようかな。

2021年の受験傾向

2021年の入試の傾向として以下のようなものがあったそうです。

私学志望加熱

私学を志望する人が日能研の計算では10年ぶりに30%を越えたそうです。
コロナ禍における公立学校の対応に失望して、急遽受験を決めたような人も多かったのではということでした。
不況で私学なんか経済的に無理!とはならなかったんですね~、意外でした。

早期合格戦略

受験校数を減らし、自分の持ち偏差値よりも低めの学校を受ける傾向が特に女子に強かったそうです。
早期に、短期間に、合格を取りたいという意識が働いていたとのこと。

安全志向の学校選び

コロナであまり見学に行けなかったこともあり、学校選びにも特色が出たとのこと。
前段のようにレベルを下げた学校選びもそうですし、伝統校、有名校に人気が集中したそうです(特に女子校)。
大して見に行けなかったりするので、「名前を知っている」「伝統がある」ということでの学校選びが行われたんだとか。

共学校人気は継続

女子の共学人気は継続傾向にあったそう。
ただ、共学校の女子枠は少ないらしく、大激戦となったようです。
共学の学校は圧倒的に女子に人気なんだそうです。
へ~。
共学校は大きく3パターンに分かれ、「大学付属系」「勉強ゴリゴリ進学校系」「インターナショナル色強い系」があるそう。
ほ~。

大学付属人気は継続

共学の中でも大学付属の学校が女子には特に人気で、今年もその傾向は強かったみたい。
勉強ゴリゴリやらせる共学(難関大学を目指す!的な)は人気があまりないそうです。
女子に人気なのは大学付属系とインターナショナル色の強い共学だそう。
どちらも大激戦だったそうですね。

千葉県の学校の受験者数が減少

埼玉入試受験者数はやや減るもおおむね例年通りだったという今年。
一方で千葉入試はかなり受ける人が減少していたそうです。
東京入試に日程が近いということもあるそうですが、千葉にある学校には特徴があるそうで。
埼玉の学校はどこもオーソドックスな受験問題を出す傾向にあるそう(併願しやすい)。
一方の千葉は、割とその学校その学校の色を出した問題を出題するらしく、本命校と似ていないと対策が必要なんだとか。
それでますます敬遠されてしまったそうです。

人気と敬遠の明暗はっきり

都内入試の話では、人気の明暗がくっきり出たそう。
コロナ禍という特殊な状況が、志望校選びに偏りを与えてしまったのかもしれませんね。
そのおかげで通常なら激戦ではない学校が激戦となるなど、読めない状況も生まれたそうです。
第一志望組が高偏差値帯の併願組にやられがちだったそうな(あんまりだわ)。

やっぱり大変だった模様の2021年

やはり特殊な年だった模様ですね。
状況を予測するのが難しく、運不運で受験結果が左右される場面もあったのかもしれません。
2021年組の先輩方、大変でしたね。
お疲れ様でした。

そんなわけで、2022年のR4にもいろいろ影響が出てくるそうです。
そう、ちゅりぷ子あんまりよく知らなかったのですが、前年の受験状況って翌年にすごい影響するんですね!
今年参加して初めて知りました(え。常識なの?)!
そのうえ、ワクチン供給状況を見ても、2022年の入試はまだコロナの影響が少なからず出そうです。
桜子受験の2023年にはその反動なども加味されてくるかもしれず、まだまだ読めない年が続いちゃいそうですね・・・。

長くなってしまったので、人気だった学校、敬遠された学校、また2022年の人気校予想については、また次回まとめてみたいと思います。

うーん、中学受験って結構状況を読んでの戦略が必要なんですねえ・・・(及び腰)。