貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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『二月の勝者』8巻の感想&疑問

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皆さん書かれていますが、ちゅりぷ子も『二月の勝者』最新刊の感想を書きたいと思います!
Amazonで予約していて発売日翌日には無事に届きました。
感想書こう書こうと思いつつ、時間に追われていたもので。
ネタバレ含むので、未読の方は御注意を〜。
前巻に比べて格段に面白かった今巻です!

表紙の感想

表紙に出てこない人物を配するのは如何なものかと思いました。
髪の乱れたくろっきーが表紙なのも初めてなんじゃない?
タイトル色がゴールドなのは、祝テレビドラマ化!を表していたのかと思うと悲しいですね。
放映される日を首を長くして待ちたいです。

保護者面談の感想

保護者面談の様子はとても興味深かったです。
母たち(父も)いよいよ狂気が出てきましたね!
ここから本番まで色々あるんだろうと伺わせる感じでした。
先生の前で泣きじゃくるとか本当にあるんだろうかと4年生の親としては引いてしまいましたが。
こわい、中学受験。

しかし、相変わらず黒木先生はさすがです。
狂気を孕む親、取り乱す親、無謀な親、上手に収めていきますね。
前巻で、親と子供の志望校に対する足並みが揃っていない家は、やはりことごとく面談で黒木先生に諫められてましたねえ。
binbojuken2023.hatenablog.jp
ほとんどの家庭がうまく軌道修正しそうな気配ですが、りいさママ〜!
心配です。
りいさちゃんから変わってくれて、ママも改心する日がくるといいなと思いました。
島津家とは別のやばみを感じましたね。
ちょっと笑ってしまった「小宇宙」ww

上杉くんはどこを狙っているのかな?
兄弟揃って麻布?師匠と一緒で開成?
気になりますね。
しかし、スポーツも万能で、もし仮に御三家に受かってしまったら、上杉弟の立場が…。
でもいい子達だからきっと大喜びするでしょうね(まじ余計なお世話)。

志望校面談はまだまだ遠い話に感じてしまいましたが、早め早めに考え始めないと本当に直前でバタバタしてしまうんだろうなと感じました。
そして、みんな割と持ち偏差値より高いところを第一志望にするんだなあと思いました。
でも、いいことなのかも?
最後まで上を向いて頑張り続けるには憧れの第一志望がないと厳しいのかも。
10月で安全圏にいると慢心しちゃいそうです。

まあ、上を向くにも限度があるので、指摘された家庭はうまく見直せたらいいな。


島津事件

今回の目玉?ハイライト?
島津家の事件です。
ずーっと伏線張られていましたが、いよいよ弾けちゃった印象です。
悪の親玉、島津父。
彼は改心しないのかな?
島津くんが健気でかわいそうで、ますます応援したくなりました。
ママがいじめられるの許せないよね。
ああ、泣けます。

5年生までは偏差値70あって、最近下がってるのは完全にダメ親父のせいのはず。
きっと持ち直せるはずです。
ポテンシャルあるもの!
開成に行って欲しいよー!
がんだった親父がいなくなれば、きっと立て直せる!とちゅりぷ子は信じてます。

でも、離婚するのかな。
心配です。
だって受験に必要なのは「母親の狂気」と「父親の経済力」らしいですから(うちもないけど)。
次巻が待たれますね。

黒木先生の過去や裏の顔?

小出しにされ続けている黒木先生の過去というか裏の顔?今回もまた小出しにでましたね。
どうも引きこもりの子っぽいですね。
おばあちゃんと住んでる?
中学受験がらみでしょうから、受験に失敗して引きこもったのか、受かった学校が合わなくて引きこもってしまったとかなのかなあ?
黒木先生の元教え子とかなのでしょうか?
以前フェニの灰谷先生が言ってたお小遣い稼ぎで家庭教師しててた子とか??

黒木先生は島津父に対して珍しくちょっと感情的になっていたので、同じような形の家庭で育って、壊れてしまった子の末路なのかなあ?
昨今よく言われる「教育虐待」でしょうか?
キャバクラのお姉さんの子を集めている寺子屋?みたいなのとはまた別口なのかもなあ。

黒木先生の頭がズキズキする描写、思わず『進撃の巨人』のミカサを思いだしましたww
今までもよくズキズキしてるので、看板にぶつかった件とは別に何かあるんでしょうね。
黒木先生も教育虐待家庭で育った?

あと、気になるのが御茶ノ水校?にいた新人のあの東大卒のイケメンも手下に置いてましたよね?
一体どうつながってくるのか気になりすぎます!

今回は前巻に比べて、ストーリーに勢いがあった感じで非常に面白かったです!

名前の謎

桜花ゼミナールに通う子供たちの名前が、みんな戦国武将だとは気づいていましたが、今回新たに気付いたことが。
吉祥寺校の先生ってみんな木の名前なんですね!(え、みんな気付いてた??)
さくら、桂、橘、黒木、他にもいた気がしますが、みんな木の名前!
あれ、桜花ゼミナールの先生みんなかな?

でも佐倉先生と同期の東大卒イケメン黒木の手下は碧山だったような。
木じゃないですね。
でもこっちは、色シリーズかなと思ったり。
黒木、碧山、灰谷、さくら(ピンク)。
違うかな?ww

根がマンガ好きでオタクなちゅりぷ子はこういうどうでもいいことが気になって仕方ないですw

参考にしつつ展開も気になる!

中学受験、特にまだ4年生の我が家にとっては予習になる事柄がたくさん描かれている作品です。
それと同時に、中学受験をどういう存在として伝えたいのか、作者の意図も気になってきました。

とにかく、子供の方を向いていない受験はよくない、ということはとても伝わりました。
特に今巻。
また、子供のために塾の先生方は親のことも必死で支えてくれることも分かりました。

塾を信じ、子供の方を向いて受験に向かうのが、正解ってことなのかな?

今後の展開もひじょ〜に気になります!!
どうやら次巻は8月7日に出るようです!すぐですね!(わーい)

なんかこんな本も出ているのですね↓気になる。