貧乏だけど中学受験〜しました2023〜

共働き子沢山家庭。長女・桜子を中学受験させるか悩みつつ、奮闘したブログです。3年生9月から日能研通塾し見事合格しました!

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最近の読書(4年生6月)。桜子の本棚

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桜子さん、相変わらず読書大好き。
家でも学校でもよく読みます。
最近彼女が読んだ本を記録しておきます。
休校中に読んだ本はこちら↓
binbojuken2023.hatenablog.jp

『夢へ翔けて 戦争孤児から世界的バレリーナへ』

こちらバレエ教室のママにちゅりぷ子が貸していただいた本です。
YAGPのドキュメンタリー映画『ファースト・ポジション』に出てくる、ミケーラ・デプリンスの自伝です。
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彼女はシエラレオネの紛争孤児。
劣悪な環境にあった孤児院からアメリカの養母にもらわれ、やがてバレリーナを目指すというもの。
現在はオランダ国立バレエ団で活躍されています。

ちゅりぷ子夢中になって一晩で読みました。
彼女の生い立ちは非常に過酷なもので、その分アメリカでの裕福で素敵な生活やバレエの世界へ入っていく描写はきらびやかで、そのコントラストがすごい作品です。
養母の優しさ、慈愛の深さに感嘆しました。

正直シエラレオネにいる間の話は、想像を絶する酷さで(幼い主人公の目の前で妊婦さんが殺されたり、劣悪な環境や飢餓に苦しむ描写など)、桜子には刺激が強すぎるのではと心配しましたが、どうしても読みたいというので、読ませてみました。

桜子も夢中になって二晩で読んでしまいました。
感想を聞いてみると「羨ましかった。お母さん、この子の言うことなんでも叶えてくれるんだよ!いいなあ!」と言うので、
「でも、本当のお父さんやお母さんは小さい頃に死んでしまったんだよ。それでも羨ましい?」と聞けば、しばらく考え込み、
「そうだね、アフリカでのこの子の暮らしはとてもかわいそうだった。だから、後半優しいお母さんや友達がそばにいて、バレエが上手になって良かった」
と言っていました。
まあ、小学4年生の感想としてはこんなものなのでしょうね。
この本は劣悪なアフリカと裕福なアメリカの対比だけの話ではなかったんだけどな。

この本には、アフリカでの紛争や貧困のことがこれでもかと描かれています。
また、女性の地位の低さも。
その対比として、裕福で安全なアメリカの暮らしが出てきます。
けれど、やはりそんなアメリカでも蔓延る人種差別、容姿差別。
彼女はアフリカ系黒人のバレリーナということで、後半ものすごい差別に直面します。
入れるバレエ団がない。
アメリカのあらゆるバレエ団のソリスト一覧から、自分と同じ黒人女性を探しますが、一人として見つからず呆然とするシーンが切なかったです。

世界の貧困、女性差別、容姿差別、人種差別。
そろそろこういった重いテーマの本も読んでいくべきですね。

次はマララかな。

『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』

こちらは偉人の実はダメな所、エピソードを集めた本。
イラストたっぷりのライトな作品です。

最近国語で、偉人がやたらと出てくるのでちょうど良かったです。
その偉人のことを知らずに失敗部分を読むのはどうかと思いましたが、興味の入り口になればいいかな。

これを読んで以来「失敗図鑑に出てきた人だ〜!」とよく言うようになりました。
偉人も形無しですな。

これ系なら次はこれかな〜?

あとはこれも気になる。どちらも予備知識なしで読むのはどうかなと思っていましたが、失敗図鑑を夢中で読む桜子を見て、これもありかもと思うようになりました。

『大どろぼうホッツェンプロッツ』シリーズ

ちゅりぷ子大大大好きな児童書です。
1年生になる頃から桜子にはオススメしていましたが、なかなか読んでくれず。

しかし、この度小学校のクラス文庫にホッツェンプロッツシリーズが置いてあったそう。
そこで桜子手にとってみたらまんまとハマったそうです。

でしょでしょ?おもしろいよね〜!!
夢中になって読みましたよ、ちゅりぷ子も!
ドキドキハラハラな1も2もいいですし、三たびあらわるでホッツェンプロッツのキャラが崩壊するのも楽しいです^^

親子で感想を語り合えるのはいいですね!
ちゅりぷ子も3年生ぐらいで読んだ気がするので、同じようなところでドキドキしましたね。

最近大人向けの小説や、ティーンズ文庫、ばかり読んでいた桜子。
まだまだ児童書もたくさん読んでほしいですね。

何より、児童書は安心して渡せる(変な描写がない)のがいいです。

物語、伝記、ノンフィクションもいいけど

桜子が読みたがるものに任せていると、やはり読書ジャンルが偏ってしまします。
ちょっとは理系っぽいものというか、論説文的なものにもトライしてほしいなあ。
おもしろいんだけどな。

桜子いわく「国語のテキストとテストで読むので十分!」とのことですが。
食わず嫌いせず読んでほしいなあ〜。